時計仕掛けの「昭和館」フロアガイド-② [「昭和館」フロアガイド]
時計仕掛けの「昭和館」フロアガイド-②
はい、お待たせ致しました。えー、前回は当館の1階をご覧頂きましたので、今回は2階をご案内申し上げます。
●時計仕掛けの「昭和館」2階フロア概念図
2階はどちらかといいますと、全体で私自身の現在進行形をご覧頂くフロアと致しました。まずこちらが「時には平成」のコーナー。昭和という過去ではなく、「映像」という切り口から今日只今のアップトゥデートな話題を採り上げております。
もうひとつは「映像なかま」のコーナー。ここでは私自身が生涯学習の一環として日頃お付き合い頂いております映像関係の組織やビデオサークルのみなさん、そうした方々との交流や映像による創造活動の様子をご覧頂いております。
さて、ここまではすでに何回かのブログでみなさんにご披露してまいりましたが、実は2階の中心は「小型映画ミニミニ博物館」「映像技術おもしろ発達史」「ディズニー長編アニメ再発見」、この3つのコーナーなんです。ところが現在はまだこの3つとも工事中、つまり準備中で大変ご迷惑をおかけしております。そこで、簡単に構想を申し上げておきましょう。
まず「小型映画ミニミニ博物館」。
現在、趣味のビデオもハイビジョン時代を迎えておりますが、その昔はフィルムを使う8ミリ映画という時代がございました。それから今日に至るまでの道のりを振り返ってみるのも意義のあることと思いますので、当館に保管してございます古い機材などを展示・解説させて頂きたいと思っております。ビデオを趣味とするみなさんにとっては、いわば「ビデオ前史」という内容になります。
次に「映像技術おもしろ発達史」。
このコーナーでは、私たちが楽しんでいる映画を中心に、特にその誕生から今日に至るまでの技術的な進化、そしてその裏にある開発者たちのアイディアと苦労の足跡、そういったものを辿ってみたいと思います。趣味のビデオにもつながる「動画」の発達史です。
★このカテゴリーは一部加筆修正の上、2015年1月より
「映画誕生…タイムマシン創世記」とタイトルを変えて、下記の新ブログに再掲載させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
http://moviechronicle.blog.so-net.ne.jp/
そして「ディズニー長編アニメ再発見」。
これは館長が生まれてこの方大好きなディズニー長編アニメを、大人になった今もう一度見直して、みなさんといっしょに童心に返ろうというねらいです。今更ディズニーでもないよ、などと言わないで付き合ってください。ご子息のお嫁さんやお孫さんとの共通の話題ができますよ。
●「映像ソフト・アーカイブ」
奥の棚のテープは奥行き3段重ね、手前の棚は2段重ねです。
この他にLDとDVDがあります。DVD以外はすべてオールドメディアになってしまいました。
このように構想致しますと、当館のテーマが「映像」であるだけに、どうしても映画そのものを観られる場所が欲しくなります。実は当館には20年がかりで集めた劇映画やドキュメンタリー映画がたくさんありまして、そのほとんどはVHSテープ。あとはレーザーディスクなど、いわゆるオールド・メディアなのですが、それは「映像ソフト・アーカイブ」(所蔵庫)に収めてあるんです。
最初はβ(ベータ)のテープでコレクションしていたのですが、映画が2000本程たまったところで時代がVHSに変わってしまいました。仕方なくVHSで同じ映画を録画し直し。そのうちに今度は衛星放送が一般的になって、それまでに録画したものより数段きれいに録れるということで、また録画のし直し。そして今度はハイビジョンでしょう。とてもついて行けずに、かといっていい画面といい音響で見たいですからね、とうとう昨年、ハイビジョン放送を録画できるブルーレイ・ディスク搭載のパソコンを買ってしまったんですよ。ですから、その映画を見るための「ハイビジョン・シアター」も設けてあるんです。
本当は映画に関しては、このブログ上で動画を使って説明できたらいちばんいいのですが、著作権とかいろいろ難しい決まりがあるようで、みなさんに(ブログ上で)映画をご覧いただけないのがとても残念です。(「映像技術」や「ディズニー」のコーナーこそ、動画やスチルでご覧頂きたいのですが、実際は文字の多いものになりそうです)
ともかくこのシアターでは、映像なかまのみなさんと作品を発表しあったり、場合によっては隣近所の人たちといっしょに名画の鑑賞会などもいいのではないかと思っているんです。
●120インチ、5.1チャンネルサラウンド「ハイビジョン・シアター」
さて最後に、当館ブログのデザイン上の問題点についてひとこと。まず、文字が大きいですね。まっとうなデザイナーが付いていたら真っ先に反対されるでしょう、「格好悪いですよ」と。それから「レイアウトが垢抜けない」って。そういったデザイナーの感情を更に逆なでしそうなのが、記事下にガチャガチャ並んでいる広告。はいはい、十分に承知しております。文字が大きいのは館長とほぼ同世代であると思われる読者層に対する思いやりです。レイアウトがダサいのは「戦後昭和」の雰囲気を出しているつもりなんです。
ところでこの広告ですが、掲載に当たってはその企業に申請して審査を受けるんです。ですから、いい広告が載っているブログはいいブログなんだと思って間違いありません。で、当館ではこの広告を「スーベニール」として位置づけてるんです。ほら、美術館や博物館に行くと入口か出口付近にあるじゃないですか、記念のお土産を買う場所。私もよく買って帰るんですが、ご覧ください、当館のスーベニールはデパートから専門店まで揃った一大ショッピングセンターになっているんですよ、すごいでしょう。お帰りの際にはどうぞそちらでショッピングをお楽しみください。ただし、実際にお買い物をしていただかないとダメですよ。でないと、当館の入場料が発生いたしませんので……。(*^o^*)
いや、大変失礼いたしました。以上で当館のご案内を終了させて頂きます。そのうち、2階の工事中のコーナーも順次オープンさせて頂きますので、これからもどうぞご支援のほど、よろしくお願い致します。
プリンさん、Chinchiko Papaさん、kontentenさん、八犬伝さん、
ご来館ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
by sig (2008-05-29 22:11)
えええ~?
120インチのハイビジョンシアターもバーチャルですか?(笑)
いきなりこの記事を読んだので騙されました~ ^^;
でも映画は沢山見てらっしゃるんですよね。
フォトが落ち着いたらブログの記事もゆっくり読ませていただき、
sigさんと映画(といってもWOWOWかDVD)の話がしたいです ^^
by 銀猫 (2008-06-04 06:54)
銀猫さん、早速ご来館ありがとうございます。
「昭和館」はバーチャルですが、映像関係の館内設備は本物ですから、ご安心ください。
銀猫さんも映画がお好きなようですから、いろいろとお話を聞かせてください。
by sig (2008-06-04 13:40)
プリンさん
ChinchikoPapaさん
kontentenさん
八犬伝さん
OMOOMOさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-01-15 10:29)
machaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-06-28 10:53)
春uraraさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-09-13 05:13)
ともちんさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-10-25 19:31)
どうしても住宅に目が行くのですが、
素敵なおうちですね。
by ami (2010-10-26 21:19)
amiさん、こんにちは。
玄関は南向きで、家の中はどの部屋も明るく、風が通り抜けるように南と北に窓を設定しています。とかく暗くなりがちな階段、廊下、トイレも、陽光さんさんなんですよ。
by sig (2010-10-28 15:25)
般若坊さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2011-02-05 00:01)