明日(あした)の風は、何を約束してくれたか [あんなこと、こんなこと]
明日(あした)の風は、何を約束してくれたか
「明日は明日の風が吹く」かも知れない。けれどもそれは順風とは限らない。貯えも底をついた状態で、走り出す準備もないままデザインスタジオを飛び出した私が、すぐに仕事にありつける訳はありません。完全に仕切り直し。これを転職といえるかどうか。高校を出て15年、33歳、家族5人、上は中3、末は小学6年生。そして自分は実体を伴わない名前だけのフリーランサー(はっきり言えば失業者)。それが二度目のスタートでした。
●求人情報の乏しい中で
1975(S50)年正月明けから、私は早速職探しを始めました。職安(職業安定所、現在のハローワーク)を訪ねたのは1回だけ。そこでは私が探す広告と映像の仕事は見つからないことが分かりました。もっぱら探すのは新聞広告です。
私はデザインスタジオで制作したカタログやそれまでに書きだめたシナリオの習作を携えてプロダクション回りをしました。デザイナー、イラストレーター、フォトグラファーなら、作品のポートフォリオを見てもらえばその場で自分をPRすることが出来るのですが、私の場合は長文のシナリオですからいったん預けるということになります。「1週間後にまた来ます」という効率の悪い動きです。私はプランナーですライターです映像のディレクターですと言ったところで通用しない。覚悟はしていたものの、小さくても会社がバックにあってこそその立場が存在した訳で、身一つでは通用しないということを思い知らされました。
●時代背景 30年にわたるベトナム戦争終結に沸くサイゴン 1975(S50)4.30
講談社「20世紀全記録」より
●スライドから出直した映像の仕事
あてどのない私に助け舟を出してくれたのは、デザインスタジオでいっしょにやっていたデザイナーのIさんでした。Iさんは自分がイラストを書いている銀座の大手スライドプロダクション・A社を紹介してくれました。当時ビデオはまだなく、自治体や企業がPR活動に映像を使う場合、映画より格段に安く上がる「オートスライド」で作ることが多かったのです。
オートスライドはソニーの前身・東通工が開発したもので、スライド映写機とテープレコーダーを連動させたものです。スライドとは幻灯の発展形くらいにしか思っていなかった私自身びっくりしたのですが、とんでもない。オートスライドは画面こそ動きませんが、作品によってはドラマ仕立てもあり、シナリオを元に演出家が俳優を動かし、映画と同じカット割で専属カメラマンが撮影。その後録音スタジオでナレーションや台詞、音楽や効果音をミックスしたカセットテープを作り、画面の変わり目を信号で同調させて上映するのです。出来上がりはまったくトーキー映画そのもの。これは面白いと思いました。けれども演出はすべて社員で構成されていたので、私はシナリオだけの受注でした。
●この写真はスライドプロジェクターの単体で、上部のカローセルに80枚の単駒スライドが入る。これを6ミリのオープンリールを使用するテープレコーダーとつないで、画面転換と音響を同期させたものが初期のオートスライド(下の写真)
●経費がかからないから、何とかやれた
仕事が平均してある訳ではないのが一匹狼の最大のデメリットです。スライドのシナリオだけで食えるはずはありません。仕事の隙間を埋めるためには間口を広げる必要がありました。大きな仕事がもらえないので小さな仕事をたくさんこなさなければならないのです。有名ブランドなら1点売れば済むところを三流はその10倍の数を売らなければならない。それと同じです。では忙しいかというと、まだ忙しいほど仕事はもらえません。
薄利多売という言葉がありますが、幸い私の場合、原価は交通費と鉛筆(のちにシャープペンシル)、それと消しゴムだけ。原稿用紙は発注先の名入れのものが支給されます。交際費はかけません(かけられません)。だからギャラは安くてもほとんど手元に残る。収益率は100%に近い。
これがフリーのデザイナーだとこうは行きません。まず必須の設備が文字、写真、イラストなどを拡大縮小できる高額な「トレスコープ」。デザインのための器材や絵の具、用紙類などの消耗品類。場合によっては人に発注しなければならないこともある。デザインオフィスはそれ自体会社と同じ機能を必要とするのです。私にはそうした煩雑さが一切ない。これだけがメリットでした。(この状態が後にワープロ、パソコンの時代を迎えると一変するのですが)
●時代背景 「ジョーズ」公開 1975(S50)
翌1976年はロッキード事件で終始した
●コントなんてお手のもの、のつもりだった
スライドのシナリオを書きながらのある日、名古屋のPR会社が「宣伝会議」誌でコント作家を募集しているのを知り、応募しました。採用され、新幹線の切符代金を出すからということで会社に呼ばれました。社長さん以下5名くらいのとても家庭的な雰囲気の会社で、社内報を自社で作れない全国の中小企業に代わって、それを代行する会社でした。
4コマ漫画などもあって、これはなかなか、と思いました。ところが、紙面レイアウトは違っているのにどこの会社の社内報にも同じ4コマ漫画が載っているのです。コント欄も同様。つまり、レイアウトと体裁は会社ごとに異なり、社内報のタイトル、トップ記事、社内の動向欄などはそれぞれの会社の記事なのですが、漫画とコント欄だけは全国共通で、50社ほどの仕事をしているのだということでした。さすが名古屋(何がさすが?)。面白い商売を考えたものだなあ、と感心しました。
●5000円札1枚の教訓
仕事の無い日が続いたある時、私は打ち合わせに出かける振りをして家を出ました。家計はスッカラカンですから何とかしなければなりません。とりあえず風に吹かれながらコントでも考えよう、と足は程よい散歩コースの多摩川に向かいました。真夏の昼下がり。人の姿はありません。
●多摩川べりに続くニセアカシアの小道 5月上旬は花盛り
川岸の小道をふらふらと歩いていると、何かが落ちています。それは小さく畳まれたお札のようです。ラッキー!。1000円か、5000円か、もしかして10000円。拾い上げて開いてみると5000円札でした。私は思わずキョロキョロとあたりを見回しました。人が見ているかどうかではなく、もっと他に落ちていないかと探したのです(爆)。他にはないと知ると私は迷わずそれをポケットに。浅ましいという気持ちがよぎりましたが、ああこれで2~3日分のおかずが買える、ありがたい、と感謝しました。
その時ふと頭をよぎったこと。それは戦後食糧難の時代に、闇米を取り締まる側の判事が、いかに飢えたりといえどもそれを口にすることは出来ないとして断固買わずに衰弱死した事件のことでした。
その行いを崇高と認めながら、「オレはそんなに高尚な人間じゃないよ」とうそぶくずるさ、それを自分の中に感じました。
同時に「そうかぁ、これか゛喜劇なんだ。このネタ、コントで使えるぞ」という醒めた自分がありました。
★罪滅ぼしとして後年ユニセフへ寄金しました。それでご勘弁を。
いろんな話題でいいですね。
by yuki999 (2009-06-08 02:52)
sigさん おはようございます
5000円ラッキーでしたね 僕も きっとポケットにです
余裕ができたら寄付に
転職大変でしょうね
今の仕事が もしダメになったらと思うと
働ける場所があるのか?したい仕事は?仕事選べないだろうな?
と不安ばかりになりそうです
by いぬ (2009-06-08 05:21)
苦しい時の5000円。拾って届けるべきか、懐にしまうべきか、これは自分の良心を試される問題です。一般的には衣食足りて礼節を知る、のですから、難しい問題です。自分だったらどうしていたろうか、考えると悩みます。
まず、生きて、出世払いをするのも一つの方法です。
闇米を買わずになくなった判事のことは、両親から聞いたことがあります。
by アヨアン・イゴカー (2009-06-08 08:48)
sigさんおはようございます。
オートスライドの仕事をした時代が懐かしく思い出されました。あの時代私は結構忙しく、自分の会社の仕事、日本カメラ社の季刊誌の原稿、カメラ年鑑のスライド映写機の解説原稿作り、全国カメラ店の月間サービス冊子の原稿、某スライドプロダクションのスライド撮影等寝る暇も無いくらいでした。
同じ時代sigさんは大変な毎日だったようですね。でもそんなことがあって現在のsigさんがあるのですね。
by カメキチ (2009-06-08 10:07)
私も……新宿の交差点で……お金を拾った記憶が……。
by 漢 (2009-06-08 11:40)
こんにちわ!
5000円は神様の贈り物だったような気がします。^^
by Yuki (2009-06-08 16:09)
外でお金を拾ったことは無いなぁ。
家の中でお金を拾ったことはあるけどね~
親にしこたま殴られたけどw
色々と随分波乱万丈な人生をお過ごしのようで。
困難に陥った時に救いの手を差し伸べてくれる知人がいるってのは幸せなこと。
やっぱり人の繋がりって大切なんだなぁ。
人間関係に悩むこともあるけど、人間関係の構築は大事だよね。
見返りだけを求めるのはどうかとも思うけど、人情に厚い人間関係を作りたいモンです。
by Kimukuta (2009-06-08 18:45)
クリエイティブなお仕事は
会社に属していないと仕事を取るのが難しいのですね。
でも自分の好きな事を仕事に出来るのはとても幸せだと思います。
5000円は私も同じことをしてしまうと思います(笑
by ちゃこちゃん (2009-06-08 19:13)
xml_xslさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 19:43)
yuki999さん、こんばんは。
普通、自分史にこんなことまで書くでしょうか。へんな自分史ですね。
by sig (2009-06-08 19:44)
いぬさん、こんばんは。
コメント読んでハッとしました。最近の就職事情に、ある側面では似ているようでもありますね。もし、やりたい仕事を選べないとしたら辛いことになりますね。この自分史はそれを探し回っていた記録でもあるのですから。
by sig (2009-06-08 19:49)
アヨアン・イゴカーさん、こんばんは。
いいことだけで構成できる半生なら、自分史もすばらしいものになると思うのですが、元々成功した人間の自伝ではないわけなので、こんなエピソードばかりになってしまいます。
そんな内容を読んで頂いて、ありがたく思っております。
by sig (2009-06-08 20:01)
c_yuhkiさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:02)
カメキチさん、こんばんは。
カメキチサンは超多忙でバリバリお仕事、こちらは正反対の状況だったのですね。歴史の皮肉ですね(大げさな 笑)。
あの頃はシナリオだけで、演出をやっていないので、カメラマンの方と組むことがなかったのですが、どこかでお会いしていたかもしれませんね。
コメントとプロジェクターの写真、ありがとうございました。
by sig (2009-06-08 20:08)
お茶屋さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:08)
takemoviesさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:09)
shinさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:09)
わかって建築家さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:10)
漢さん、こんばんは。
漢さんも私と同じ正直者なんですねー。W
……のところの微妙なニュアンス。分かります、分かります。W
by sig (2009-06-08 20:14)
ChinchikoPapaさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:15)
Yukiさん、こんばんは。
私にはYukiさんがやさしい女神様に見えてきました。W
by sig (2009-06-08 20:18)
チョコシナモンさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:19)
Kimukutaさん、こんばんは。
うちの中で拾って怒られたんですか。ハイッてお父さんに差し出せばイイコイイコしてもらえたものを。世の中もそういうものです。W
波乱万丈は大げさとしても、好きなことをやろうということ自体、勝手なことですから、一筋縄ではいかないことは覚悟の上でした。ただ、それがどの程度のものかは、ぶち当たってみないと分からないのですね。
人間関係については次回に触れる予定です。
ここで私のいちばんの秘密を知ってしまったのですから、あなたはもう逃れることは出来ません。また読んでください。あはっ
by sig (2009-06-08 20:30)
yannさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:31)
こんばんは
そんな人生を今送っています。
破産してもばかばかしいと思い、風任せでやっていますよ。
今、思う事は、人生で何かを残して終わりたいですね。
そう、新しい世界を創造してみたいですね。
by とらさん (2009-06-08 20:36)
ちゃこちゃん、こんばんは。
ちゃこちゃんも「オネスト・クラブ」のなかまですね。
でも、時と場合によっては嘘も使いようですからね。
お利口さんはみんなそうしているようですよ。
このブログ自分史は、自分のわがまま(やりたいことをやるということ)をどうすれば通せるか、それを探し回っていた軌跡です。そして、わがままを通すことは周り(特に家族)に苦労をかけることを知りました。
でも、クリエイティブな仕事は楽しいですね。音楽が楽しいように。
by sig (2009-06-08 20:41)
調布のおじさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:42)
とらさん、こんばんは。
重いです、そのお言葉。響きました。せつないです。
その通りだと思います。
でも、とらさんには新しい道が開けてきそうではありませんか。
by sig (2009-06-08 20:50)
うにさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 20:51)
わたしは1万円を2度拾いました。
by U3 (2009-06-08 21:22)
こんばんは。大変な時代を踏破されて来たのですね。
私の1956年~58年頃をふと思い出しました。
sigさんの大きさを図り知る記事に共感と感動を覚えます。
by furukaba (2009-06-08 21:53)
U3、こんばんは。
それはラッキー! 二度あることは三度ある。
by sig (2009-06-08 22:20)
furukabaさん、こんばんは。
過大評価です。でも、ありがとうございます。
私は結局シナリオは中途半端で終わりました。
私にはfurukabaさんが絵筆を折られた心境がよく分かるのです。
by sig (2009-06-08 22:27)
挫折のない人間よりかよっぽど、深く人生を生きたのですね
読む者に訴えてくる内容です。鉛筆一本でここまで来られるとは
クリエーターは凄いですね。
by OMOOMO (2009-06-08 22:27)
disneyworldさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-08 22:30)
OMOOMOさん、こんばんは。
こんな自分史に、このようなコメントをいただけるとは・・・。
もう昔のことなのに・・・今になって涙がこぼれています。うれしいです。
by sig (2009-06-08 22:34)
八犬伝さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-09 10:57)
m6324さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-09 10:57)
命の5000円札ですね。
何か吹っ切れた瞬間から何かが変わった?
難しい業界で生き抜くって大変だ。
by 響 (2009-06-09 14:12)
トレスコープ。。。ありましたね~~
ソネブロでそのワードが聞けるとは。。。^^
暗いとこで作業したなぁ。。。
by mitsu (2009-06-09 15:18)
響さん、こんにちは。
響さんのブログはほんとに文句なしに楽しい。
あのように天真爛漫には生きてられなかったなあ。
by sig (2009-06-09 17:03)
mitsuさん、こにちは。
トレスコープ、私自身これを書くまで全く忘れていたワードなんですよ。
知らない人に是非写真を見せたい、と思ってネットを調べても、百科事典を見ても載ってませんでした。トレスコープって特定メーカーの固有名詞だと思うのですが。
あれは暗くしないと使えないものですものね。今ではパソコン使って、卓上で自由自在ですものね。
by sig (2009-06-09 17:09)
何度かお金を拾ったけど、届けた試しがない
しかし! お財布は届けますよ(^^)
親の財布からお金抜き取ってぶっ飛ばされました(^O^)
転職、よく思い切りましたよね
それを支えた奥様も素晴らしいです
by Qoo (2009-06-09 21:11)
maicatさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-09 21:12)
Qooさん、こんばんは。
Qooさんも「オネストクラブ」の会員として認定します。W
転職なんて決してほめられたものではありません。
追い詰められなければ考える必要もないことなのです。
家内は何も言いませんでしたね。
その分、今になっていろいろと言われてますけど。W
by sig (2009-06-09 21:17)
cheeさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-09 23:06)
善行も悪行も帰ってくる^^;アセアセ
これは、亡くなった親父の言葉でした。
少年の頃、家の前を通る自転車の音がうるさく、
腹癒せに釘を撒いたそうです。
そして、小僧に出て、戦争から帰って、社会人になった或る日
東上線大山駅から出社する途次の自転車、釘でパンクしたそうです。
世の人に悪い事をすれば戻って来る・・・私を戒める一言です。
by kontenten (2009-06-09 23:28)
ごんちゃん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-10 00:32)
kontentenさん、こんばんは。
親として子供たちに教えるべき大事な事柄ですね。
親が子供のお手本どころか、その逆ということが増えたような気がするのは私だけでしょうか。
「反面教師」としての効果があるのかもしれませんが。w
by sig (2009-06-10 00:36)
こんばんは~
今回も楽しんで読ませていただきました^^
話を読んでいると子供の頃にスキー場で財布をなくしたことを思い出しました
子供だったので財布の中は数千円って感じだったと思います
その時、父親は僕に財布を捜すように言いました
雪で寒い中、かなりの時間探した記憶があります
結局見つからなかったのですが今では良い思い出
お金の大切さを学ぶ良い機会だったと思います
あ、変なところでケチなのはこのときのせいなのかも(^_^;
by walz (2009-06-10 01:18)
綺麗な青空の写真からとても貴重な歴史を感じさせる写真まで、時の流れを感じます。
by うさ (2009-06-10 08:57)
キクさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-10 13:30)
walzさん、こんにちは。
お金って不思議ですね。
無くしたことも、拾ったことも忘れない。
何十年経っても、いつまでも覚えているものですね。
ケチといえば私などその典型。
自分にとって意味のないところには使いたくありませんものね。
by sig (2009-06-10 13:35)
ヨタ8さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-10 13:35)
うささん、こんにちは。
時は流れても、自分はちっとも進歩していないことを感じるのですね。
by sig (2009-06-10 13:37)
shiroyagiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-10 13:38)
これまでの後ろ盾が何もなくなり身一つで社会に立ち向かうのは相当な苦労とお見受けします。
社内報向けのコント作家。。そういう職業もあるのですね。
私も面白いことを考えるのは好きですが、それを仕事にするとなると、ネタはすぐに尽きてそう簡単に面白いことなど出てこなくなりそうです。
お笑い芸人はどんなこともネタにしますが、そうでなければプロにはなれないのでしょうね。
by BlackTiger (2009-06-10 14:36)
BlackTigerさん、こんにちは。
BlackTigerさんの頓知やお笑いはなかなかのものとお見受けしますよ。W
いつも大笑いさせていただいてます。
社内報代行業、ちょっと思いつきませんよね。
お笑いもドラマも人間観察に尽きるでしょうね。電車の中で、目はつむっていても、隣の話はしっかり聞いている・・・これがシナリオライター修業の心得でした。W
by sig (2009-06-10 21:09)
昭和の時のながれを感じさせます。何か淋しい気がします。
今はどんなに自分で頑張っても社会が受け入れないという
風潮があります。
辛抱にも限界がありますね・・・。
by ばん (2009-06-10 22:18)
Ja-Kouさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-11 00:32)
ばんさん、こんばんは。
「いいことは 人のせい。悪いことは 自分のせい」
と考えるようにしてきました。
そうすると人を頼ったり、うらんだりする度合いが、少し減ったような気がします。
コメントありがとうございました。
by sig (2009-06-11 00:40)
場面こそは違っていても大なり小なり似たような経験をしているんだなあと共感してます。
by いっぷく (2009-06-11 09:14)
「は~い、いっぷくさんも オネスト・クラブ へごあんな~い!!」W
by sig (2009-06-11 10:56)
sanaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-13 16:50)
>さすが名古屋(何がさすが?)
には笑ってしまいました。
シナリオの受注のお話など興味深く読ませていただきました^^
コントやコメディって、「困らせる」ことが笑いを生むなんて事を
聞いた事があります。
5000円のお話は、まさにそんな気がいたしました☆
by gyaro (2009-06-13 17:20)
gyaroさん、こんばんは。
私の場合は何の取っ掛かりもないところから始めていますから、無駄が多かったと思います。
コメディは他人が困っているのが笑いを呼ぶことは確かだと思います。
本人は死ぬほど困って、あたふたしているほど、平穏な自分を感じて「ざまあみろ」ってことになるんでしょうね。
だから、困ってみることはとても大事なことだと思うんですよ。人の痛みも分かりますしね。
by sig (2009-06-13 20:10)
kemmさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-14 17:21)