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ロタ島のエコ生活が忘れられない [あんなこと、こんなこと]

P1030925b-3.jpg あんなこと、こんなこと―44

ロタ島のエコ生活が忘れられない

「仕事が遊び」「遊びが仕事」という会社-③

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●ロタ島東港より望むウェディングケーキ・マウンテン 1976

 1976S51)年9月。グアム1泊、サイパンで1泊した私たちは、3日目の午後、コンチネンタル航空の小型ジェット機で15分ほど南下。ロタ島に向かいました。着陸したところは滑走路の脇に休憩所のような小屋が1棟あるだけの空港。そこはまさに、兄のお下がりで愛読していた講談社「少年倶楽部」の人気者、島田敬三描く南国の少年王の世界でした。これはあくまでも33年前のお話。現在の話ではありませんのでお間違いなく。
 

■「冒険ダン吉」の島、ロタ

●王冠に腰ミノ姿の日本男児、それが冒険ダン吉

 島田敬三の「冒険ダン吉」は、戦前・戦中の男の子なら誰でも知っている、「超」が付くほどのアイドルです。私の田舎の家にも単行本にまとめられた分厚い本がありました。南海の島に漂流した少年が、知恵ねずみのカリ公を友だちに、島の王様となって平和な島国を建設するという内容です。今思うと日本の帝国主義、植民地主義におもねるものだったのかもしれません。

IMGP7576b.JPG冒険ダン吉-2.JPG
●戦前の少年たちの人気者は「のらくろ」と「冒険ダン吉」1938(S13)

けれども、当時の時代の空気の中で書かれた物語であることを引き算すれば、見たこともないヤシの木の茂る南国で、ゾウ、キリン、シマウマなどの動物を引き連れて大活躍するダン吉の姿は子供心を躍らせ、いつか南の島に行って見たいという憧れと好奇心を掻き立てるものでした。

作者の島田敬三は、当時「南洋」と呼ばれていた南の島々にもアフリカにも行ったことがなく、すべて空想の産物とのことなのですが、とにかく面白くて楽しい漫画でした。

私はロタ島で、子供の頃に憧れていた「冒険ダン吉」そっくりの体験をすることになります。むしろロタ島は猛獣毒蛇も居なくてかえって安全。その上、島の人たちもとても日本びいきの明るい島でした。

●小さい時からヤシの木の島にあこがれていた
 ロタ島では、空港からTOYOTAのピックアップで、現地の桜さんというガイドに案内してもらって、まず島を一巡りしてみました。ロタ島はとても小さな島で、ソンソン村という(「そんそんそん」とは言わない)集落が島の西、岬のくびれの部分にひとつあるだけ。島民の数は約2,000名(現在は3,200名程)。

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●ソンソン村メインストリートの昼下がり  暑いので歩いている人はいない
 向かいの山はサバナ高原

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●ソンソン村の村はずれ うしろはタイピンゴット山

 そこからは島の最西端が近く、そこは太平洋にせり出した大きな岬で、その形が三段重ねのケーキのように見えるところからウェディングケーキ・マウンテンとロマンティックな名前で呼ばれています。
けれども本当はタイピンゴット山とい
う名で、土地が険しく人が入り込まないため、オオトカゲや野生のシカが生息する原始的な山だそうです。

ロタ島地図-1-2.JPG

島を車で一周できる道路はなく、太い道路は島の北と西側に限られています。島のほとんどはジャングルですが、アマゾンのようなうっそうとした森林ではなく、ほとんどがタガンタガンと呼ぶマメ科の植物とヤシの木。ですから頭上には青空が見えます。ところどころに開けたところがあるとそこは畑で、トウモロコシやサツマイモなどを作っている家があったりします。

シーケンス 09.jpg●タガンタガン

●村はずれには、昔の栄華がしのばれる情景も

 ロタ島は戦前は日本が統治し、南洋興発が製糖工場を建て「砂糖の島」として知られていたようです。またリン鉱石の開発なども行われていたとのことで、港も整備されていたのですが、たまたま私たちが訪ねた前年にマリアナは猛烈なハリケーンに襲われ、埠頭の岸壁が大きく崩れていました。
 近くの広場には、砂糖王と呼ばれた松井春次の銅像や、砂糖キビを運んだかわいらしい機関車の残骸が置かれています。

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●上/ロタ西港 ベトナム戦争で使った舟艇が運搬船として利用されていた
 下/南洋興発の製糖工場跡
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私たちが訪ねた頃のロタは産業らしきものが見受けられず、魚は必要に応じて海から。食肉はトリ、ブタ、ウシなどの家畜から。主食の米以外は自給自足のように見受けられました。米はフィリピンや米国から入るのでしょうか、長くて粘り気の少ないタイプです。

 
ジャングルの足元は地面が露出していてとても歩き安く、樹木の間にバナナやグァバ、オレンジやシャカトウ(釈迦頭)、マンゴーといった南国の果物が実をつけていたりします。ヤシの枯葉、といっても3メートルもあるのですが、落ちていたので持ち上げようとしたら、まるで丸太ほどの重さがあったのにはびっくりしました。

●ここでは、はじめからエコ生活

昔、ロタでは娘が誕生すると、お祝いに5本のココヤシを植えたそうです。娘が成長し、結婚する頃にはヤシも成木となり、たくさんの実をつけます。
 実はココナツジュースやゼリー状の果肉として毎日の食卓を飾り、絞れば油が採れますからそのまま灯火として利用するほか、加工して人造バター、石鹸などに使えます。葉は丈夫で家の屋根や壁を葺くことが出来、枯れた葉や茎はたきぎとして使えます
(巨大なココヤシを5本も育てられるほどの庭がほしい。W)


IMGP7539.JPG●ロタ島には背の高いココヤシが多い

飲料水やシャワー(お風呂はありません)の水は天水です。どの家にも雨水を貯めるドラム缶が置いてあります。飲料水はろ過して使用します。

よくしたもので、ロタのスコールは季節にもよるのでしょうが、私たちが滞在した3日間、毎日1回訪れました。土砂降りといえる猛烈な降り方で、肌寒くなるほどです。みんなこのスコールを待っていて、裸の身体に石鹸を撫で付けて豪雨の中に飛び出して大はしゃぎです。

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●左/当時の一般的な民家       右/ガソリンスタンド

 スコールは
10分ほどすると通り過ぎていきますが、そのあとは暑さまで洗い流されて、風も涼しく快適そのもの。着ている物はびしょ濡れですが誰も気にしません。何事もなかったように照り付けている太陽の下をそのまま歩いているうちに乾いてしまうのです。このようにロタの人たちは、昔からエコ生活が当たり前で過ごしてきたのでした。

●夜は浜辺で、海の幸とれたてバーベキュー

夕方、ソンソン村に戻り、宿泊はソンソンホテルです。ホテルもクーラーなし、バスなしは当たり前。シャワーだけです。

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●私たちが宿泊した「ロタ・ソンソンホテル」

夜、みんなでタルーガビーチへ車でイセエビを取りに行くことになりました。ヤシ畑の真ん中の道をとばしていくと、バン、バン、と大きな音がします。車を止めて前方を確かめると、何と、おびただしい数の大型ヤドカリが路上を大行進中だったのでした。
 
ビーチの岩場に着き、車のライトを照明代わりにヤスを片手にイセエビを探したのですが、よく見えず、大型のカニと原色の魚を数匹捕まえることが出来ただけでした。ホテル裏の砂浜で丸焼きにしてみんなでむしゃぶりついているうちに、冒険ダン吉度はかなりUPしてきました。   つづく

★写真はすべて1976年に撮影したものです。

KODAK Ektachrome Transparency フィルムは、33年経過しても、ほとんど変色・退色していません。


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コメント 71

sig

c_yuhkiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 08:57) 

sig

父ちゃん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 08:58) 

カメキチ

冒険ダン吉 当時夢中になって読んだものです。本当に南の島は憧れでした。中学のとき疎開をしました。その時転校したのが農業学校でした。学校には一般農業の他に拓殖科と言う科があり、南方の島国の原住民に日本式農業を教えると言うのが目的の学科でした。ダン吉愛読者としては迷わず拓殖科に入りました。これで憧れの南方の島に行ける・・・学科は当時禁止されていた英語があり、中国語、マレー語(マレーシア語)の3科目が必修科目でした。終戦帰京その夢は儚く消えました。
by カメキチ (2009-06-28 09:52) 

Yuki

飲料水が雨水のろ過っていうのは、さすがに今はして
いないでしょうね・・・?!
でも、グアムのゴルフ場にいく途中には、こういうのどかな
景色が見れて、今でも同じような感じですね。^^
by Yuki (2009-06-28 10:15) 

いっぷく

冒険ダン吉は想像の産物だったんですね、でも昔の南洋の島にはそれを
想像させるだけの手つかずの自然も残る島も多かったでしょう。
私が三十数年前に行ったバリ島もそうでした。
現在高速道路や一大リゾートホテル群があるヌサドゥワというところは
高台から見ると建造物のないすべて原始のヤシの樹林帯でした。
ロタ島の大型ヤドカリの大群が今でも大行進が見られるといいのですが。
by いっぷく (2009-06-28 11:57) 

アヨアン・イゴカー

昔の物語には事実に基づかないものが結構あるようですね。南洋に麒麟やシマウマとは、確かにめちゃくちゃです。
『冒険ダン吉』や『ノラクロ』の話は、子供の頃皆が必死になって読んでいたと、母が教えてくれました。

>ヤシ畑の真ん中の道をとばしていくと、バン、バン、と大きな音がします。
このヤドカリの行進、随分轢かれて死んでしまったのですね?
by アヨアン・イゴカー (2009-06-28 12:49) 

U3

プチサバイバルムードですね。
by U3 (2009-06-28 19:05) 

sig

わかって建築家さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 19:46) 

sig

カメキチさん、こんばんは。
私は兄が単行本を持っていたので、夢中で読みました。
カメキチさんも南方雄飛の夢を抱いて励んでいたのですね。
マレー語はともかく、当時敵国語の英語、中国語を教わっていたとは驚きです。日本の民間人も向こうにはたくさん出向いていた訳ですから、自国民の食糧確保のためにも、農業振興は不可欠だったのでしょうね。
いずれにしても南の国に行かなくて良かったですね。
by sig (2009-06-28 19:55) 

sig

Yukiさん、こんばんは。
雨水を飲むことはどうでしょう・・・まだやっているかも。降りたての水なら、東南アジアあたりの水道水より大丈夫なのではないでしょうか。
ロタにもひとつゴルフ場が出来たという話です。ロタも近代化したと思いますが、風景はグアムと比べたらずっとワイルドです。リーフ(サンゴ礁)の中でのサメ狩りは今もやっているのかな。安全なところではスキューバダイビングも出来るようですが、サメがこわい。
by sig (2009-06-28 20:03) 

sig

いっぷくさん、こんばんは。
30数年前のバリ島は、多分サイパンより自然そのものだったのではないでしょうか。今更ながら、日本の南進の範囲の広さに驚きますね。
大型ヤドカリは、ひところ銀座の街頭などでバケツに入れて1匹500円くらいで売られていたことがありましたね。殻の大きさが5センチもあるやつです。あれは私たちがマリアナを訪ねたあと、間もなくでした。ヤドカリ君大行進は今も続いているのでしょうか、どうでしょうか。
by sig (2009-06-28 20:18) 

sig

yannさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 20:18) 

sig

アヨアン・イゴカーさん、こんばんは。
戦前の少年雑誌は、国の方針に基づいて国民に愛国心を植え付ける役割を担っていたのです。子供たちは楽しみながら少しずつ「お国のために役に立つ人間になろう」という意識を高めていったのです。
そう考えると、今の少年・少女雑誌・・・に限らず、大人が読んでいる漫画誌などは、どんな方向に国民を導こうとしているのでしょうね。

ヤドカリの大行進。こころが痛みましたが、それを避けては前に進めなかったので、かなり潰してしまったでしょうね。現在、ロタの夜道で大ヤドカリの数が減っていたとしたら、私たちの罪ですね。
by sig (2009-06-28 20:30) 

sig

サチさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 20:31) 

sig

漢さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 20:31) 

sig

とらさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 20:32) 

sig

U3、こんばんは。
子供の頃から土ぼこりにまみれてのサバイバルごっこは大好きでした。
ロタは全く安全な島なのでプチサバイバルにさえ及ばないのですが、その真似事はほんとに楽しいものでした。
次回に続きます。
by sig (2009-06-28 20:35) 

sig

チビさん、はじめまして。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-28 23:59) 

sig

レナさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 01:36) 

sig

ごんちゃん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 08:40) 

sig

shinさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 10:03) 

kontenten

スコール・・・去年の11月に行ったタイ、プーケットでも午後になると
突然の大雨が降りました。
 例の国際空港閉鎖のため、急遽行ったゴルフ場にての16番ホール
残り2ホールを残してのスコール
我々日本人は・・・寒いだの冷たいなどと喚いておりましたが
現地のキャディーさんは『サバイ・サバイ(気持ちよい・気持ちよい)』と
言って喜んでおりました。
はやり、モノは考えようですよね(^^)。
by kontenten (2009-06-29 11:44) 

furukaba

33年前のフィルムを劣化させない保管管理には敬服致します。
鮮やかな色合いですね。
by furukaba (2009-06-29 11:56) 

sig

kontentenさん、こんにちは。
プーケットもロタも同じでしょうね。ゴルフはスコールが晴れた後も続けられたのでしょうね。スコールが去った後の快適さはすばらしいものですよね。
真昼は昼寝、雨に濡れたら裸で過ごす・・・自然のままが何より、ということを教えられますね。だから、都会派のオシャレさんが行くところではないかもですね。
by sig (2009-06-29 13:02) 

sig

furukabaさん、こんにちは。
この写真、厳密に言うとマゼンタが薄れていますね。
富士フィルム製で厚さ7センチ、A4を一回り大きくしたスライドをしまう箱がありますが、それに入れておいただけです。ただ、冷暗所という条件は守りましたけれど。
当時のフジで撮っていたら、こうはいかないと思いました。
by sig (2009-06-29 13:10) 

sig

ChinchikoPapaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 14:34) 

gyaro

>「そんそんそん」(笑)

「冒険ダン吉」を、きちんだけんぼう?と読んでしまいました^^;
昔は逆からだったんですね~♪


by gyaro (2009-06-29 15:08) 

ちゃこちゃん

楽しそうですね♪
美しい景色の中、自然に逆らわない生活、憧れます。
ヤシの枯葉ってそんなに重いんですか!びっくりです!
33年前の景色が鮮明に見れてちょっと感動的です。
by ちゃこちゃん (2009-06-29 19:07) 

sig

gyaroさん、はんばんこ、、、おっと、こんばんは。
戦前は逆に読んでましたねえ。私は戦後の新制第一期ですから、はじめから今の読み方です。「冒険ダン吉」は私の一世代前の先輩たちのアイドルです。ただ、兄の影響で知っているし、読んでもいたんですね。
by sig (2009-06-29 19:17) 

sig

甘党大王さん、こんばん。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 19:18) 

sig

うにさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 19:18) 

sig

ちゃこちゃん、こんばんは。
このお話自体古いものですが、日本も昔、自然の中で、自然のままに生活していた、こういう時代があったんですよね。
そんなこんなを考えると、どこか懐かしい感じがするんです。
ヤシの枯枝1本は、ちゃこちゃん・・・わんちゃんでなくて人間の・・・の半分くらいの重さがあるんじゃないかな。ちゃこちゃんの重さが分からないから、いい加減だけど。W
by sig (2009-06-29 19:25) 

sig

Disneyworldさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 22:12) 

sig

yuki999さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 23:08) 

sig

たねさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-29 23:08) 

ばん

残念ながらs13年はまだ親父の仕込みがなかったので覚えていませんが海の幸は最高ですね。
by ばん (2009-06-30 00:22) 

sig

ばんさん、こんにちは。
私もS13年にはまだ生まれていないのですが、「冒険ダン吉」は兄が読んでいたお下がりで見て知っているのです。
ロタの海の幸、その他については次回に書きますね。

by sig (2009-06-30 17:49) 

sig

ヨタ8さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-30 17:49) 

sig

プリンさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-30 17:50) 

sig

キクさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-30 17:50) 

sig

チョコシナモンさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-30 17:51) 

うさ

す、す、すみません(大汗)。携帯から読ませていただいた時、「エコ生活」が「エロ生活」に見えてしまって大汗をかいていた私です。sigさんがそんなこと書くわけないじゃないですかねぇ〜。大変失礼いたしました(笑)。

ところで、毎回本当に貴重なお写真と文章、惜しげもなくアップしてくださり、ほうほうと頷きながら拝見しております。

ヤシの枯葉ってそんなに大きくなるんですか?! ちょっと驚きでした。
「冒険ダン吉」は右から文字が始まっているので、本当に時代を感じてしまいますね。
by うさ (2009-06-30 20:10) 

sig

うささん、こんばんは。
大笑いしました。それこそ、うささんがこんなくだけたことを書かれるお方とは思いませんでした。笑 
ケータイでこの記事をご覧になると、写真のキャプションが本文に混じっておかしなところに現れてしまうかもしれませんね。

こちらこそ、昨日もそちらに寄せていただいて、うささんの音楽に対する造詣の深さに感服するばかり。あまりにもすばらしくて、コメントすることも出来ませんでした。

ヤシの枯葉の軸の元は腕くらいの太さがあって、がっちりしたプラスチックのように滑らかで、チョコレート色でつやがあってとてもきれいなものですよ。
私が本文中に「冒険ダン吉」と書いておかなければ、みなさん逆に読んでしまわれたかもしれませんね。(^_^;)
コメントありがとうございました。
by sig (2009-06-30 20:47) 

yakko

こんばんは。
あれ〜 sigさんっておいくつなんですか?
「冒険ダン吉」を読まれていたとしたら・・・?
でもお兄さんのお下がりで「少年倶楽部」愛読しておられたのだから
そんなお年ではないですよね。ちなみに私はS19年です。
ロタ島に行かれた時期はのんびりした時代だったんですね。
自然がいっぱいで楽しい思い出ばかりでしょう ! 素敵ですね(^。^)
by yakko (2009-06-30 20:59) 

sig

yakkoさん、こんばんは。
「少年倶楽部」も「冒険ダン吉」も7歳以上うえの兄たちの本です。私はS16生まれですが、そのためにかなりの部分、戦中の教育のことは聞き及んでおりました。家内はS18ですが、片や長女、片やどこの馬の骨とも知れぬ四男だったこともあって、ものの見方・考え方は大きく違っています。このブログは自分史ですので、「あんなこと・こんなこと」カテゴリーには、生まれた時のことから書いてあります。yakkoさんにもしお読みいただければ、家内より更に1年遅れのyakkoさんとの時代のズレがお分かりいただけるかも・・・。
この当時のロタは、日本国民がまだ仲良く近所づきあいをしている当時を思い出させてくれたものでした。
コメントありがとうございました。
by sig (2009-06-30 23:24) 

sig

mitsuさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-30 23:25) 

sig

sazanさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-30 23:25) 

sig

八犬伝さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-06-30 23:56) 

父ちゃん

ありがとうございます(^○^)
by 父ちゃん (2009-07-01 04:59) 

sig

父ちゃん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-01 10:19) 

sig

majoramuさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-01 10:21) 

sig

へ音さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-01 10:22) 

吉之輔

お早うさんです。楽しい思い出話、それも写真付きで
楽しく拝見できました。私など行けないところですから
居ながらにして見聞出来るありがたさを感じます。
ご訪問有り難う御座います。今後も宜しく。先ずはお礼まで。
by 吉之輔 (2009-07-01 10:56) 

pace

70年代の海外を思い出しました!
by pace (2009-07-01 12:07) 

やまがたん

島になると色々と物を大切にする
傾向にありますよね^^
エコとは、かくあるべきかと思います^^
御訪問ありがとうございます☆
by やまがたん (2009-07-01 22:51) 

sig

吉之輔さん、こんばんは。
大昔の話を聞いてくださって、ありがとうございます。
次回もロタの記事ですが、私たちが戦後に経験したような暮らしが、とても明るく健全な環境の下に営まれていることに親近感と懐かしさを覚えたものでした。コメントありがとうございました。
by sig (2009-07-01 23:04) 

sig

paceさん、こんばんは。
70年代はまだまだ海外は憧れの地でしたね。
paceさんはいろいろなところに行かれているのでしょうね。
by sig (2009-07-01 23:05) 

sig

kakashisannpoさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-01 23:06) 

sig

gunsandsmithさん、はじめまして。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-01 23:07) 

sig

やまがたんさん、こんばんは。
なければあるものを工夫して役に立てる・・・物が豊富になると、この考え方が消滅してしまいますね。
考えてみれば日本の高度成長は、新しい製品を生み出すことによって飢餓感を煽り、まだ使えるものまで捨てさせて、新商品を買わせることによって成し遂げられてきたのでした。
by sig (2009-07-01 23:13) 

sig

みかっちさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-03 00:07) 

sig

PieWieさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-03 17:46) 

sig

Yubarimeronさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-03 17:47) 

sig

BlackTigerさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-04 14:58) 

sig

くまらさん、こんにちは。早速ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-05 14:10) 

Ja-Kou66

まさに今と対象的な非現実的生活!ステキですね!
(これが一生、となると別でしょうが…^^;)
「きちンダけんぼう」…と読んでしまいました(^ ^;
画像(写真)も、きれいに残されていますね。
by Ja-Kou66 (2009-07-05 23:27) 

sig

Ja-Kou66さん、こんばんは。
あはは・・・やっぱり読み方を逆に・・・。説明しとけばよかったですね。
と言っても、私だって小学校入学時から左から読む時代になっていました。
確かに一生こういう生活では、文化生活を体験した後では続かないと思いますが、昔はこういう条件の中で知恵を絞って暮らして居たんだと思うことは必要ですよね。
写真は多少退色・変色しています。それよりもスライドをそのまま接写したため反射がフレアとなって見にくくなっていまです。お許しの程。
by sig (2009-07-06 00:01) 

sig

kimikoさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-06 14:42) 

sig

maicatさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-06 23:32) 

sig

お茶屋さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-07-18 01:06) 

sig

IsPhotoさん、わざわざご来館、ありがとうございました。
by sig (2009-07-18 18:52) 

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