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8年遅かった、ワープロの誕生 [あんなこと、こんなこと]

P1030925b-3.jpg  あんなこと、こんなこと―48

8年遅かった、ワープロの誕生

腱鞘炎40年…パソコン誕生のはざまで-①


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●原稿用紙は支給されるので、必要なのは筆記用具だけ。
 パソコン、ワープロで文字を扱うようになる前は、これだけで一家を支えることができたのに……

●無くて七病
 「健康第一」という言葉がひとしお身に染みる年齢になりました。頭から足の先まで五体満足でいられることのありがたさ。おっと、昨日は近くの歯医者さんに虫歯の治療に行ってきたのですが……まあその程度ですから。早くも4年を経過した心臓弁膜症の手術は、当時先端の弁形成法(人工弁を入れない外科手術)で行われ、以後順調に推移しています。

 このような話は私の周りでもよく耳にします。肩が痛い、腰が痛む、胃が重い、息切れがする……。いろいろと体調の振るわない様子を聞くと、みんな持病のようなものをお持ちのようです。「無くて七癖」ということわざがあるなら、「無くて七病」という言葉ができそう。そう考えると、ありました私にも、大変な持病が。普段は意識することもないくらいに日常的になっている慢性の業病が自分にもしっかりあるのです。 

 それは腱鞘炎。明らかに職業病と言えるものです。

●発症のきっかけはボールペンの楷書

 腱鞘炎の自覚は、私が最初の転職をした1970年でした。デパートからデザインスタジオへ。接客や仕入れなどの活動的な仕事から、一転、腕と手の平だけを使う企画のデスクワークへ。作成した企画書は当然コピーを必要とする訳ですが、当時はまだ現在のようなコピー機はなく、リコーが1社でほぼ市場を完全制覇していた「リコピー」という湿式のコピー機があるだけでした。これは、原稿と感光紙を重ねて光源の下をくぐらせた後、現像液の中を通すと紫色に発色し、それを乾燥させるという方式でした。

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●湿式複写機「リコピー」によるコピー
 右の製図は正確を期さなければならなかったが、
 左の原稿の下書き文字は腕が痛かったのでかなり荒れている


 こんなやり方ですから、原稿が薄いと明瞭にコピーできないのです。また、カーボン紙を挟んで提出用の企画書を書いたこともあります。どちらもボールペンを使ってキッカリとした楷書で書かなければならないので、どうしても右利きの腕に力が入りました。

 ある日、企画書を書いていて、右手の人差し指に突然、ピリッ、とした痛みを感じました。これがその後40年にも及ぶ腱鞘炎との付き合いの始まりでした。その痛みは間もなく、右手の親指にも感じるようになりました。

 それからの4~5年は、かなり気をつけながら文字を書いていましたが、右腕に痛みを感じるようになりました。痛くなるたびに整形外科に行きましたが、処方してもらえたのはひんやりする「湿布薬」だけでした。


※ちなみに湿式のコピー機「リコピー」は、その後乾式の「ゼロックス」に取って代わられたあと、パソコン時代を迎えて現在のコピー方式となります。


●ひじから腕へ、腕から背中へ

 フリーになった1975年からしばらくは、軌道に乗るまでは暇だったのですが、仕事が回り出すとまた手書き作業が始まりました。はじめは薄利多売ですから、実績を上げるためには何でも引き受けて書き続けなければなりません。この年、休みをとったのは27日だけ。

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●テレビドラマの手書き企画書
  

 連日の作業で腕の痛みは、ちょうど右腕とバランスをとるように左腕にも感じるようになりました。忙しければ病院に行く時間も取れません。両腕がいつもだるく感じ、食事の時の茶碗が重くて、お行儀が悪いのを承知で食卓にひじを着いて茶碗を支えなければならなくなりました。

 整形外科へは、仕事の都合で行ったり行かなかったり。そのうち人に勧められて毎週「鍼灸」に通うことにしました。その直後は楽になるのですが、治癒する訳ではありません。 

 また、ゼラチン質の食べ物がいいと聞いて、氷頭(ひず…鮭の鼻先の軟骨)を食べたりしました。今で言う「コラーゲン」でしょうか。(サメのエキスとか、ふかひれの姿煮がいちばんいいんだろうけど、無理)。
 どれも効なく、そのうち仕事を始めて
1時間もしないうちに、両腕、両背中が痛くなるほどになりました。

●求めたものは、冷たくて柔らかいもの

 1879年から1986年にかけては、仕事も軌道に乗り、休みは年間平均90日くらいに増えました。けれども腱鞘炎の悪化は進みました。仕事は手書きですから1時間もすると右腕が熱をもってきます。洗面器に水を張り、冷蔵庫から取り出した氷をガラガラ入れた冷水で、手の平から肩先までを冷やしては書き続けました。

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●PRイベントの手書き企画書

 一方で筆記用具を吟味する必要に迫られました。できるだけボールペンを避け、鉛筆書きにしました。企画書用は三菱UNI2B。太い文字でもかまわないシナリオの場合はステッドラーで、替え芯はいちばん柔らかい6Bを使うことに決めました。とにかく柔らかいものを、筆圧を掛けないように使うように気をつけました。

●溺れるものはワラをも掴む

 腱鞘炎は一進一退を繰り返しました。我慢できない時は通院しましたが、この間にもいろいろな治療法を試みました。

 当時大人気の「ピップエレキバン」は効果なし。「せんねん灸」は今でもあとが残っているほど毎日続けました。灸の上に火を点けるのでは熱さが物足りず、腕をねじってわざわざ火力が皮膚を焼くようにして、あえて火ぶくれをつくりました。リンパ液が抜けるととても楽になるのです。

 この他、運動選手が疲労回復のために使っているという唐辛子チンキを配合した1200グラムもある「ネオパスタノーゲン」(軟膏)を、北海道のメーカーから1ダース単位で箱ごと取り寄せては、1日に何度もたっぷりと刷り込みました。赤い色の基材が乾くとカサカサになって飛び散り、吸い込んだりしたら大変。また目や口を触ったりしたらとんでもないこと。何しろトウガラシですから。風呂に入るともちろん塗ったあとがビリビリするのですが、さぞ血行がよくなるだろうと思えばそれが快感につながるという、自虐的な毎日でした。

 そのうち、ある整形外科でもらったチューブ入りの軟膏(多分インドメタシン製剤)がよく効くことが分かりました。けれども仕事が忙しくて通院を続けられません、ところがある日、新宿西口の小さい薬局にその薬が置いてあることが分かって、1ダースずつまとめ買いを続けました。これはもしかして処方箋がないと売らない薬だったのかもしれませんが、この薬には救われました。

 「磁気サポーター」も効果はなく、それまでで一番効果があったのは「静電治療器」でした。単三電池4本、たった6ボルトなのに、水を浸したパッドを握ってもう一方の針の先端を患部に当てるとまさに感電状態。ビリビリと突き刺さるような刺激とともに、まるで自分の腕ではないようにビックリするほどバンバン跳ね上がるのです。それを続けるのがまた快感。ダイヤルを最強・高速にセットして、飛び跳ねる両腕ダンスを楽しんでいました。

 しかし、それとても腱鞘炎が治るわけではありません。治療は無理。対症療法しかないのか、とあきらめました。

  その頃、1978年にようやくワープロと呼ぶ新しい記録マシンが東芝から発売されるのですが、私にとっては8年遅かったのでした。 つづく

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コメント 82

お茶屋

手、手書き!!
これは確かに腱鞘炎になってしまうような・・・><;
本当に大変だったんですね。
by お茶屋 (2010-01-21 10:16) 

pace

大きなものの複写は青焼きでしたね
一般コピーは小西六を使ってました
もちろんゼロックスが存在してた頃のことですけど(笑)
東芝ルポも含めて5年遅れで対追体験させて頂いております
by pace (2010-01-21 10:56) 

カメキチ

おはようございます。腱鞘炎とのお付き合い長いのですね。生身の手が商売道具とあっては捨てるわけにも行かず、ご苦労なさったことでしょう。
私も同じような経験があります。重い撮影機材を担いで毎日の取材、肩こりと、右手で重いカメラを支えながらシャッターを切る操作、手首と人差し指が痛くなるのです。これはリタイヤするまで続きました。今でも後遺症と言うか三日にあげず肩こりに悩まされています。健康には注意してください。
by カメキチ (2010-01-21 10:59) 

puripuri

ワープロが発売されるまでの長い事、、大変な苦労をされましたね。その様子が文面から伝わって来ます。
今ではカラーコピーまで、、それにスキャナがあるので小物なら自分でコピー出来て便利になりましたね。
紫色にコピーされた楽譜を持っていますが(社内有志マンドリンクラブ)、今ではすっかり色あせています。
by puripuri (2010-01-21 11:53) 

ねこじゃらん

ご訪問ありがとうございます。
腱鞘炎、大変でしたね。。
本当は休ませるしかありませんものね。
でもそうもいかず、だったんですね。
そういえば、今の仕事(事務)に就いたとき、
ありとあらゆる判子を押しまくらねばならず、
いっとき腱鞘炎になりました。^_^;
(今はのんびりやっているので大丈夫です(笑))
by ねこじゃらん (2010-01-21 13:27) 

abika

腱鞘炎、大変でしたね。
休ませることのできない職業病は、辛いですよね^^;
(※シナリオセンターの提出課題は、原稿用紙とボールペンでした。
  それも続かなかった理由のひとつです → 根性なしですね^^;;)
by abika (2010-01-21 14:04) 

sig

miyikoさん
xml_xslさん
はっこうさん
りぼんさん
takemoviesさん
          こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-21 14:14) 

sig

おちゃやさん、ははは、ビックリさせてごめんなさい。
こういう時代が、この間(30年前)まであったんです。
なんでもそうですが、今、当たり前のことが、実はそうではないんですね。
そんな観点から映画技術史を書いています。いつもご来館有難うございます。
by sig (2010-01-21 14:18) 

sig

paceさん、こんにちは。
paseさんの世代は私の話を理解してもらえる年代なんですね。
この時はリコピーしかありませんでしたね。
事務用書類はみんなカーボンペーパーを挟んで作成していましたからね。このあとからですね、PCBがどうとかこうとかいわれ始めるんですよ。
by sig (2010-01-21 14:22) 

sig

キクさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-21 14:22) 

sig

puripuriさん、こんにちは。
それはそれは壮絶な毎日でした。書かなければ食えませんからね。
腕が痛くて仕事を断らなければならないような時は、本当に腱鞘炎をのろいました。
今も、腕をだましながらブログを書いています。
by sig (2010-01-21 14:26) 

sig

漢さん
kurakichiさん
         こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-21 14:27) 

sig

カメキチさん、こんにちは。
カメキチさんもプロ用カメラは大型だし、三脚も大きいし、結構力仕事のところがありましたよね。やはり腱鞘炎になる寸前まで行ったようですね。
ビデオのカメラマンはもっと腱鞘炎になりそうですね。
by sig (2010-01-21 14:38) 

sig

ねこじゃらんさん、こんにちは。
そう。腱鞘炎だからと言って休んでいたら、家計が成り立ちませんので、
やるっきゃなかったですね。
ねこじゃらんさんのように、手首を使う同じ仕事を続けていたら、なっちゃうんですよね。でも、治ってよかったですね。
by sig (2010-01-21 14:42) 

sig

abikaさん、こんにちは。
シナリオセンターではまだボールペンなんですか。
ワープロじゃだめと言うなら、やわらかい万年筆を使わせるべきですね。
シナリオなんて習えば書けるわけじゃないですよ。
abikaさんのブログは十分にシナリオ風です。
by sig (2010-01-21 14:46) 

YAOJIMA

今思うと考えられないですね、私も毎月、原稿用紙に何十枚と書きこんでいた時代がありました。いち早くワープロ打ちを始めましたが、いまじゃ手書きじゃ読んでくれません、というよりも読めない字になってしまったのですが、、。
by YAOJIMA (2010-01-21 15:08) 

sig

市丸さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-21 16:00) 

sig

YAOJIMAさん、こんにちは。
隔世の感があるでしょうね。
そうしたことを伝えておきたいのが、このブログの趣旨でもあるのですが。
ワープロが無い時代は、これが当たり前だったんですね。
で、私の場合はこの時期にもう慢性腱鞘炎になっていましたから、そのあとでパソコンを使うようになっても、もう治ることはないのです。
このブログのワープロ打ちも、実は長く続けられない作業なんです。
by sig (2010-01-21 16:06) 

Ariel

sigさんってシナリオライターだったんですね〜。

な〜るほど。これからの記事も楽しみです♡
by Ariel (2010-01-21 17:40) 

sig

yannさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-21 19:09) 

sig

Arielさん、こんばんは。
ある時はシナリオライター、ある時はイベントプランナー、ある時はマーケティングプランナー、またある時は映像ディレクター・・・。
しかしてその実態は・・・? 自分でも何者か分からない謎の男です。W
by sig (2010-01-21 19:15) 

sig

ヨタ8さん
ぼんぼちぼちぼちさん
トメサンさん
          こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-21 19:16) 

toshiro

機器のこともさることながら、整理がお見事ですね。

私など昨日の資料も見つからないような状態でして・・・
お恥ずかしいかぎりです。
by toshiro (2010-01-21 19:55) 

tomickey

ウインドウズやマックの進化で完全にワープロは衰退していきましたよね!
凄い時代の変化です~(^o^)
by tomickey (2010-01-21 20:32) 

sig

toshiroさん、こんばんは。
ありがとうございます。
家人にとってはゴミの山の中から引っ張り出した私のささやかな遺産を、恥ずかしながら写真にしております。
前向きに今を生きていらっしゃるみなさんには、現在と未来がテーマです。
私のブログの主眼は、どんな過去の元に現在があるかを書いておきたいのです。
コメント、ありがとうございます。

by sig (2010-01-22 00:10) 

sig

eternityさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。

by sig (2010-01-22 00:11) 

sig

tomickeyさん、こんばんは。
手書きなんて、想像を絶するでしょう。
でも、ワープロ以前は手書きだったんですよ。
ワープロのことは次回に書きますね。
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 00:13) 

sig

furukabaさん
若頭さん
やまさん
          こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 00:14) 

sig

mid24さん
トロッコさん
       こんばんは。はじめまして。
       ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 00:15) 

sig

fuzzyさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 00:16) 

Qoo

腱鞘炎辛いでしょうね
職業病と言うことなのでしょうね
労災認定して欲しいですね
だからといって仕事を続けない訳にはいかないですから
辛いところですね
by Qoo (2010-01-22 09:01) 

kontenten

リコピー・・・通称:青焼きですよね。
私が修業時代(約20年前)も、図面は手書きで第二原図を起こし
青焼きしていました。
ただ、アンモニア臭がすごかったのを思い出します。
そして、手書きがCADに替わり、複写機を使わず直接プリントした方が
安上がりになりました。
 私の師匠(1950年生まれの会社の部長)も、右手が痛いようです。
やはり、若い頃にした文字の書き過ぎが原因ですかね^^;Aアセアセ
by kontenten (2010-01-22 09:54) 

sig

Qooさん、こんにちは。
ありがとうございます。
当時は労災などということに思い至りませんでしたね。
幸か不幸か、バブル崩壊後(もう20年にもなるんですね)、仕事がなくなったきり、リタイア状態です。それが効を奏したか、腱鞘炎はだいぶ楽になっていたのですが、ブログを始めてから元に戻ってしまいました。ここだけの話です。W
by sig (2010-01-22 10:12) 

sig

kontentenさん、こんにちは。
リコピー、ご存知ですか。コピーするのに時間もかかりましたよね。
設計図面ならなおさらだったでしょう。
CAD以前から手書き図面制作も。CADの登場は画期的でしたよね。
腱鞘炎の話はまだ続きますが、部長さんの発症原因もやはり文字の書きすぎでしょうね、きっと。
次回はワープロとパソコンについて書きますね。読んでください。
by sig (2010-01-22 10:17) 

sig

釣られクマさん
ChinchikoPapaさん
         こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 12:22) 

sig

タケルさん、こんにちは。はじめまして。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 12:23) 

Ariel

1970年代後半、わたし、リコーのサービスの方パーツセンターにいました。
そうそう、青いのというのはジアゾとかいうのではないでしたか?今いっぱんにあるのはPPCと記憶しています。
 クリエーターなのは間違いないのですね〜。さすが〜。
by Ariel (2010-01-22 12:56) 

sig

Alielさん、再度ありがとうございます。
そうですか、世の中は狭いですね。その節はお世話になりました。
ジアゾコピーって言いましたね。思い出しました。
そのあとが一般紙にコピーするPPCですね。

その後、リコーさんのOA関係のお仕事もさせていただきましたよ。当時晴海で行われていたビジネスショーでのリコー・ブースにおけるステージイベントだったと思います。
コメント、ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 15:06) 

くまら

綺麗な字だし、図も見やすく書いて有りますね。
私は字が汚いので、必死でワープロ覚えました(笑)
by くまら (2010-01-22 16:03) 

プリン

こんにちは♪
私も、仕事をしていたときに左手首が
腱鞘炎になったのを思いだしました。
あの時は、若かったのに(笑)鍼に通って治したのでした。
( *´艸`)クスクス
by プリン (2010-01-22 16:16) 

Ariel

再々度、おじゃましてすみません。返コメ見るのが楽しみになりました。
キャッチボールしてるようで.....。余計なことですが、従弟がリコーに勤めております。


by Ariel (2010-01-22 16:32) 

yakko

こんにちは。
大変な病気をいくつも持って(?_?)おられるんですね〜
ビックリしました。腱鞘炎って辛そうですね〜 お大事に !!
by yakko (2010-01-22 17:40) 

響

こんなに痛くなるほど書いた事がないですが
なんとsigさんて脚本家なの?
リコピーは懐かしいです。
昔電子部品工場で作業標準書を作成するときに暗い部屋に
入ってやっていました。


by (2010-01-22 18:30) 

sig

m6324さん
八犬伝さん
shinさん
          こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 21:22) 

sig

くまらさん、こんばんは。
文字は決してきれいではないのですが、きれいに並べているのです。
作図は好きなほうなので、手を抜きませんで゜した。
次回に書きますが、私はワープロが世に出る前にすでに重症の腱鞘炎でしたから、ワープロは手書きより少しはマシ、という感じでした。
by sig (2010-01-22 21:26) 

sig

プリンさん、こんばんは。
腱鞘炎が治ってよかったですね。
同じ゜ことを続けていなければ、やはり治るものなんですね。
鍼は気持ちよかったのですが、料金がかかるので、やっぱり続かないのです。W
by sig (2010-01-22 21:29) 

sig

Arielさん、こんばんは。
やはりお利口さんのご一族だったんですね。W
あ、WOWOWに入ってますか?
ポール・ニューマンの「ハスラー」(1961)、2/15日にやります。私は20歳でした。
ジュディ・デービス、1955生まれ。
親子くらい違うのかな。W
by sig (2010-01-22 21:46) 

sig

yakkoさん、こんばんは。
ご心配、ありがとうございます。
心臓は大丈夫なんですが、私の腱鞘炎はなおりません。
本当はブログどころではないのですが、書くだけ書いたら止めるつもりでおります。それまで、どうぞお付き合いくださいませませませ。

by sig (2010-01-22 21:50) 

sig

響さん、こんばんは。
私も多少秘密結社的要素を持っておりまして、
ある時はプランナー、ある時はライター、またある時は映像演出・・・というように変幻自在なんです。
ということは裏を返せばみんな中途半端ということ。
とにかく、広く浅く生きることが好きな人間なんです。
あ、正体明かしちゃ、まずいよなあ。ここだけの話にしといて、ね。
ところで雑魚部屋、しばらく見ないので気になってるんだけど。
by sig (2010-01-22 21:58) 

sig

ゆずさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-22 21:58) 

路渡カッパ

腱鞘炎も辛いでしょうね、私も同じ時期にフリーになりましたが
当時は頑張りすぎて、何度も倒れたような・・・(^_^ゞ
今はカレンダー通り休めるので楽ですが、それでも1日10時間以上椅子に座ってるので、慢性の腰痛、肩凝り・・・
1日の歩行数が500歩前後ではダメですね〜
by 路渡カッパ (2010-01-23 01:01) 

gyaro

まさに身を削って書き続けてこられたんだなぁと思いました。
茶碗が重いとはよほどのことですよね。。。
筆圧のことや鉛筆の軟らかさなどについては、耳にしていましたが
これほどまでとは思っておりませんでした。

>さぞ血行がよくなるだろうと思えばそれが快感につながる
経験したことはありませんが、仰ろうとしている事が
すごく伝わってきました。。

シメの言葉が見つからないほど衝撃を受けました。。。
by gyaro (2010-01-23 05:16) 

sig

路渡カッパさん、こんにちは。
カッパさんは身体を壊してしまったんですね。その方が大変ですよね。
私は胃潰瘍を1回。薬だけで治してもらいました。私もうちにいることが多いですが、幸い腰痛はありません。1回経験したことがあり、その辛さは知っています。私もうちにいる日は1にち1000歩ですよ。反省。
by sig (2010-01-23 08:58) 

sig

gyaroさん、こんにちは。
やはり、一家をしょってるってことになりますとね。W
ほんとに腕1本、エンピツ1本でしたからね。
ワープロがその頃あれば、ここまでは困らなかったでしょうね。
gyaroさんも、シャッター押すときはあくまでもソフトにね。
by sig (2010-01-23 09:02) 

sig

麻里圭子さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-23 09:02) 

sig

makiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-23 09:03) 

yutakami

戦っておられた日々のこと、先人のご労苦が分かるような気が致しました。
by yutakami (2010-01-23 15:37) 

sig

マロンさん
チョコシナモンさん
           こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-23 15:58) 

sig

yutakamiさん、こんにちは。
yutakamiさんのブログはとても興味深く見せていただいております。
お仕事の内容が、どこかでつながっているような感じがしております。
これからもよろしくお願いいたします。
by sig (2010-01-23 16:02) 

YAOJIMA

シナリオライターさんか、なにかコラボできそうな気がしますね。人気風呂がーが教える~とかみたいな。
by YAOJIMA (2010-01-23 17:05) 

あら!みてたのね

こんにちは・・・
職業病でご苦労なさっていたのですね!
わたしは、ワープロなるものが出始めの頃からお世話になっていますが、その動機が不純きわまりない(笑)
ただ字がへたくそだからっていう動機(笑)
クリエトなお仕事のsig さんのご苦労に敬意を申し上げます(^_^)v
by あら!みてたのね (2010-01-23 17:12) 

みかっち

sigさんの職業病的腱鞘炎に比べたら、
私の小豆粒ほどのガングリオンなんてーーーー(笑)
本当に大変な時代の大切な書類を右手一本で支えていらしたんですね!

by みかっち (2010-01-23 20:07) 

うに

リコピーの用紙、懐かしいです!
あの匂いを、思い出します。。
身を削るようなお仕事振り… 凄いです…。
by うに (2010-01-23 20:38) 

sig

YAOJIMAさん、こんばんは。
YAOJIMAさんとも私は近い分野かもしれませんね。もっとも私はもうリタイアですから、ブログなどやっていられるのですが。
でも、腱鞘炎のことを考えたら、ブログやってちゃダメだと思っています。
by sig (2010-01-23 20:57) 

sig

あら!みてたのねさん、こんばんは。
ワープロが間に合ってよかったですね。
でも、最初のワープロはとてもとても・・・
そのあたりのお話は次回に。よろしかったらぜひ。
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-01-23 21:00) 

sig

丸! さん、こんばんは。はじめまして。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-23 21:01) 

sig

みかっちさん、こんばんは。
こういうことなんですよ。
この話は単に自分の腱鞘炎闘病記ではなく、この当時の時代背景を絡めて書いていますので、あと2回続きますが、よろしかったら読んでいただけるとうれしいです。
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-01-23 21:06) 

sig

うにさん、こんばんは。
トレスコープといい、リコピーといい、話が通じてうれしいです。
次回はパソコンの登場と初期のワープロについて。
よろしかったらまた見てくださいね。
by sig (2010-01-23 21:10) 

sig

sanaさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-23 21:11) 

sig

Ja-Kou66さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-24 15:50) 

アヨアン・イゴカー

>「リコピー」という湿式のコピー機
この機械は見たことはありませんが、青み掛かったコピーはよく知っています。父親の会社は印刷機を製作していましたが、設計図にはコピーは欠かせないものでしたから。
腱鞘炎、随分ご苦労されたのですね。
by アヨアン・イゴカー (2010-01-24 23:45) 

corrado

綺麗な字ですね。
私はワープロ世代なので、
字は恐ろしくヘタクソです。
以前の仕事もCADだったので、文字を書く必要は無いし。
30代にして、漢字が書けないボケ老人になっていますw
by corrado (2010-01-25 19:24) 

sig

kjislandさん、はじめまして。こんばんは。
ご来館有難うございます。
by sig (2010-01-25 19:33) 

sig

アヨアン・イゴカーさん、こんばんは。
設計図は「青焼き」とよんでいましたね。
ただ、「リコピー」は厳密には青焼きとはちがったと思います。色はどちらかというと紫でしたね。
腱鞘炎は慢性ですから、治らないのですよ。このブログを書くのも、実はつらい作業だったりして・・・
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-01-25 19:38) 

sig

SILENTさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-25 19:38) 

sig

corradoさん、こんばんは。
腱鞘炎になってからは、まともな字は書けません。その意味ではワープロはありがたいですね。
昔は「十年ひと昔」。今は「3年ひと昔」ですから、私のようなものがついこの間のことを書き残しておかないと、少し昔のことはみんな忘れられてしまうのでしょうね。W
corradoさんの記事と写真は大変緻密で、ほんとに見事なものだと感心しています。
by sig (2010-01-25 19:43) 

SilverMac

私はパソコンの置き場所が悪く、頸椎症になりました。(;。;)
by SilverMac (2010-01-25 22:29) 

sig

SilverMacさん、こんにちは。はじめまして。
頚椎症、よく知りませんが首から肩に掛けて辛そうな病気ですね。
今はもう大丈夫ですか。
どうぞお大事に。
by sig (2010-01-26 09:55) 

sig

プランツマーケットさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-27 01:15) 

sig

c_yohkiさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-30 17:54) 

うさ

腱鞘炎になるほど文字を書く生活…。想像がつきません。。。ピアノをへたくそに弾く人は腱鞘炎になると言われていたので(力が変なところに入っている証拠になるため)、腱鞘炎になってもひた隠しにしている人とかいましたけれど(笑)。私は腱鞘炎になりそうになると(怪しい気配を察知して)、サボるという日々だったので、sigさんのような大変さは味わうことはありませんでしたが…。それはそれはきっと苛酷な生活だったことだとお察しいたします。今の世の中パソコンが主流ですが、ドライアイと肩凝りに私は悩まされ続けています。涙率0%はさすがに辛い(苦笑)。けれど、こうして仕事以外でもPCやってしまうんですから、しょうがないですね(笑)。
by うさ (2010-03-21 19:31) 

sig

うささん、こんばんは。
多忙な中で長文のコメントたくさん、うれしいです。でも、済まないような・・・。
そうなんです、うささん、ピアノで腱鞘炎大丈夫なのかな、と思ってました。
こちらはとにかく生活がかかっていますから、何とかしのぎながら書くしかありませんでした。腱鞘炎になってしまってからのパソコンは意味があまりありません。それは今でも。
うささんのドライアイは困りますね。気をつけてください。
肩凝りは私もありますけれども。
by sig (2010-03-22 00:42) 

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