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パソコン、ワープロは「文明の皮肉」? [あんなこと、こんなこと]

P1030925b-3.jpg  あんなこと、こんなこと―49

パソコン、ワープロは「文明の皮肉」?
腱鞘炎40年…パソコン誕生のはざまで-②

P1120913.JPG
●仕事場のPC9801フル・ユニット 日向が明る過ぎて、チェシャ猫ミーちゃん
 左にちょっと見えるのは、160桁(B4 横80文字)プリンタ

前回からの続きです。

●最初のパソコンはワープロとしては使えなかった

 すでに慢性の腱鞘炎になっていた私の耳に、コンピュータを使った文書作成機ができたそうだという話が届いたのは1970年代の終わりでした。

 ちょうどその頃が日本の高度経済成長のピークだったのですが、増大する事務処理をコンピュータに任せるOA(オフィス・オートメーション)の花盛りでした。

 筆頭はIBM。国内企業では日本電気、富士通、日立、東芝などが大企業向けにオフ・コンと呼ぶ大型コンピュータでしのぎを削っていました。

 一方、水面下で進められていたのがHA(ホーム・オートメーション)を目指す家庭向け小型コンピュータの開発でした。その手始めが、最も日常的な利用を見込める文書作成に特化したコンピュータ、つまりワード・プロセッサー(ワープロ)だった訳です。この分野では東芝が先鞭をつけたのですが、他社もすぐに追随しました。

 たまたま私は、出入りしていた総合プロダクションJ社の関係で、N社の販促計画に加えてもらっていたのですが、1979年5月から1982年10月にかけて同社は、PC-8001PC-8801PC-9801という小型コンピュータ3機種を発売しました。

NEC PC9801-2.JPG
●NEC PC-9801 1982.10.13発売
 本体 298000円  ディスプレイ168000円  8inFDD 270000円 
 漢字プリンタ 234000円 〆て970000円

 日本で初めてホームユースの市場に投入するコンピュータということで、N社の広告代理店H社においてコンセプト会議が開かれました。
 そこでH社のリーダーK部長の「パーソナルユースのコンピュータだから<パソコン>で行こう」という発言に、一同異議なし、ということになりました。これが「パソコン」という呼び名の発祥なのですが、はじめはソフトメーカー自体が少なく、市販ソフトも乏しいため、
BASICと呼ぶプログラム言語を独習して、自分でプログラムを作らなければならないという状況でした。

P1120920.JPG P1120915.JPG
●NEC PC-8001mkⅡ 123000円 1983.2 ●富士通FM-8  218000円 1981.5 
 

 間もなく、いちばん身近な住所録と家計簿のプログラム、ゴルフなどの簡単なゲームが発売されました。また「ASCII」などのパソコン専門誌がすぐに誕生し、BASICによる新作ゲームプログラムを毎月公開。ユーザーは56ページにも及ぶ長大なプログラムを1文字も間違えずに自分でパソコンに入力して、初めてパソコンに仕事をしてもらえたのでした。
 そんな状態ですからワープロ機能などは論外で、パソコンは私の腱鞘炎をやわらげてくれるものではありませんでした。

P1120912.JPG
●BASICもこの程度、のおあそび画面
 直線、曲線、彩色の描画技法を駆使? 実は左目がウインクするのですが…
 写真左手前は5.25インチフロッピーディスクのダブルドライブ
 その奥は80桁(A4 横40文字)のドットインパクトプリンタ

N社もワープロを売り出す

 その年の暮れ。N社もワープロを売り出すことになりました。前述の流れで広告代理店H社の元で販促プロジェクトが組まれました。そこで「文豪」とネーミングされたそのワープロの使い方について補助教材を作るプランが生まれ、ライターとして制作チームに加わることになりました。マニュアルは当然付属しているのですが、当時のマニュアルはメーカーの専門家が書いたもので、一般にはなじみにくかったのです。

P1120923.JPG●NECワープロ「文豪」

 ワープロの外観は、本体とモニターが一体化されているとはいえキーボードは別になっていて、一見スタンドアローンのパソコンそのもの。記憶媒体である8インチ・フロッピーディスクのパッケージは20×20センチという仰々しさですが、記憶容量は1メガ1メガですよ。ギガでもテラでもありません)。この1枚のフロッピーに、新聞の朝刊記事の文面すべてを記録できると聞いて驚いたものでした。

P1120935-2.JPG●8インチフロッピーディスク 片面1メガ P1120930-2.JPG 
●記憶メディアの進化
 左から 8インチ~5.25
インチ~3.5インチ~そしてCDおよびHDDなどへへ

P1120916.JPG
●参考までに、8インチ1M、ダブルドライブFDDのスペックを。価格27万円。

 この「文豪」を初心者がすぐに使えるような指南書を書くには、まず自分が使ってみる必要があります。そこで10日間ほど自宅に借り出して、メーカーN社の技術者が書いたマニュアルと首っ引きで操作してみました。マニュアルを見ては打ち、打ってはマニュアルを見て…の繰り返しで、ワープロがどのような考え方で文章を組み立てていくのかをつかむと、コピー(文章)が書けるようになりました。当時テクニカルライターなどという職業はありませんでしたが、そのはしりかもしれません。
(私の仕事は大抵このような流れで進みます。自分でも知らなかったことを、一夜漬けの知識で、専門家のようなフリをして人に教えるマニュアルを書くのですから、考えてみたらバチあたりですね)

P1120922.JPG●「文豪」付属の副読本 表紙と中味
P1120926-2.JPGP1120924-2.JPG
P1120928.JPG
●「昭和59年9月1日」と入力するためのキー入力手順  白抜き文字はファンクションキーで、
 文字種が変わるたびに「漢字」「カナ/記号」を指定し、入力後はそのつど「変換」キーを押さな
 ければならなかった

 この作業でワープロというものがまだまだ腱鞘炎の救世主とはなりえないと悟ったのですが、N社の仕事をしている関係上、勉強を兼ねて、1983年4月2日に上位機種のPC-9801を導入しました。つまり、ワープロを買わずにパソコンにしたわけです。
 時代はOA(オフィス・オートメーション)からHA(ホーム・オートメーション)へ。

 運命の、じゃなく、文明の皮肉。それまでエンピツと消しゴムだけの経費で済んでいた私の仕事環境は、一挙に100万円近い設備投資となりました。その分を取り戻すためにも、腱鞘炎に良くない作業に拍車をかけなければならなくなったのです。
(ちなみに、東京ディズニーランドがオープンしたのは、この月の
15日です)つづく

P1120921.JPG●沖電気 if800 プリンタ一体型ワープロ
                            1980.5 109万円
P1100846-2.JPG●TDL OPEN 1983.4.15



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pace

コンピューターという最新の機器でありながら
そのスピードの速さから記事を懐かしく読ませて頂きました
我が仕事でのの最初のコンピューターは当然OSなんか無いし
買える金額でもなかったので、ソフト込みのリースでした
85年に購入したRUPOは50万円ほどでしたでしょうか
禁則処理とか原稿用紙のミリ合わせとかめんどくさかった〜(笑)
今の環境から考えると笑い話のようです
by pace (2010-01-24 00:54) 

くまら

文豪、17年前に前の職場に転職した時、
まだ現役でした。
入社した翌日から、失敗した・・・
と後悔した事思い出しました><;
by くまら (2010-01-24 01:12) 

yakko

お早うございます。
相方があたらしもの好きで、一般よりは割合早く東芝のワープロを
使っていたと思います。私はまるっきり触れませんでしたが・・・
キーを打つのと仕事の量から言えば腱鞘炎には良くなかったですね。
by yakko (2010-01-24 08:03) 

kurakichi

私のPCスタートは8001mkIIでした。
フロッピードライブなど買える訳はなく 外部記憶はカセットテープレコーダーでした。
苦労してBASICで組んだ住所録も30人分で処理能力をオーバーしせっかく入力したデーターが消えてしまったことを思い出しました。
その機械は今押入れのどこかに眠っているはずです。
by kurakichi (2010-01-24 08:27) 

YAOJIMA

5.25インチ時代でしたね、使い始めたのは。。ワープロ時代は、カセットテープの時もありましたね。
by YAOJIMA (2010-01-24 10:31) 

カメキチ

私はこのようなものがあったことも知りませんでした。私が手にしたワープロはカシオ製で今のPCのキーボードのようなものに、今打ち込んだ文字が一行10文字くらいが見える小窓が有るだけで、文章全体を見渡すことが出来ませんでした。カセットのインクリボンを使って印刷して初めて文章全体が見渡せるものでした。それでもこんな便利なものが出来たのかと感激したものです。今も家のどこかに転がっていると思います。
by カメキチ (2010-01-24 10:44) 

ChinchikoPapa

こんにちは。
すっごく懐かしいですね。ww わたしは、会社では98を使い、家ではPC-8801mkⅡを使っていました。88mkⅡと同時に発売された、Apple社のMacintoshに対抗するために開発された、PC-100(PC-9800の上をいくPC-10000の型名でした)を、その後、会社で導入してDOSアプリをマウスで操作する・・・という、いまのWindows環境に近いかたちで使用してました。
当時、PC-8001のポスターにモデル時代の賀来千賀子が出ていたり、PC-9801のモデルがアダルト雑誌に出てしまったりと、いろいろ話題含みの広告でしたね。^^
by ChinchikoPapa (2010-01-24 12:17) 

sig

上のChibchikoPapaさんから頂いたコメント第2弾です。

いまからは想像もできない、当時のまだるっこしいPCの世界ですが、それはそれで楽しい毎日だったような気がします。
雑誌に掲載された BASICの長大なプログラムを、ほんとうに飽きもせず、よく打ち込んで いたものだと、今さらながらビックリしてしまいますね。
今日的にいうなら、HTMLのソースをテキストで表示し、地道に修正を加えながら 表示を整えていく状態が、後年になると「信じられない」・・・と言われ るようになるのと一緒のような感じがします。

ChibchikoPapaさん、どうもありがとうございました。
by sig (2010-01-24 13:42) 

Ja-Kou66

父はずっとワープロ派でした。
富士通の「親指シフト」なる、独特の操作法でしたが
息は短かったですね(^ ^;
最近壊れましたが、すでに修理する術もないようで
せっかくパソコンがあるのだから、、と言ってみるのですが
何度教えても、いつまで経っても覚えられないようです(^ ^;
ミーちゃん、かわいいですね(^ ^)
by Ja-Kou66 (2010-01-24 14:08) 

abika

98シリーズ、昔~父が使っていた記憶があります。
あまり、使いこなせてなかったような気がします。
母は、ワープロ使ってましたね。 その頃~私と弟はファミコンか
スーファミで、遊んでたと思います。
by abika (2010-01-24 14:49) 

sig

paceさん、こんにちは。
東芝RUPOは、当時一番人気でしたね。そして高額でした。
禁則処理という言葉、思い出しました。
パソコンでも日本語ワープロは日本のソフトで、ということで「一太郎」あたりが健闘していましたが、どこか馴染めなかったんですよね。
by sig (2010-01-24 14:54) 

sig

くまらさん、こんにちは。
新しい職場にあった「文豪」は、多分慣れた人が大事に使っていたんでしょうね。どんな機械もそうだと思いますが、いくらいい機能を持っていても、使えなかったら意味は半減ですからね。

by sig (2010-01-24 15:10) 

sig

xml_xslさん
花火師さん
はっこうさん
          こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-24 15:11) 

sig

yakkoさん、こんにちは。
ワープロは東芝が人気がありましたね。
ご主人もやはり文字を書くお仕事でしょうか。
初期のパソコンもワープロも、キーが硬くて、やりすぎたら腱鞘炎の元になりそうな代物でした。
by sig (2010-01-24 15:14) 

sig

やまさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-24 15:14) 

sig

kurakichiさん、こんにちは。
私もはじめはカセットテープに記録してました。ゲームなんかもカセットを買っていました。最初のゲームは文字だけが表示されるものだったり、単なる線描きでしたね。
8001mkII、現物が今あるのは珍しいのではないでしょうか。
by sig (2010-01-24 15:19) 

sig

kakashisannpoさん
rebeccaさん
         こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-24 15:19) 

sig

YAOJIMAさん、こんにちは。
カセットテープの頃をご存知ですか。パソコン誌で公開される簡単なビジネスソフトやゲームをよく記録して使ったものでした。
一般ソフトの使い勝手がよくなったのは5インチフロッピーの時代になってからでしたね。
by sig (2010-01-24 15:22) 

sig

カメキチさん、こんにちは。
知ってます知ってます、そのマシン。確かに文章の前後が見えなくて、何を書いたか分からないものでした。あれにはプリンタが付いていたんですね。インクリボン、ありましたね。
あの当時のプリンタは、ドットインパクトプリンタといって、タイプライターと同じに細いワイヤーで文字の形を作り、それをインクリボンの上から打ち込んで文字を印字する仕組みだったんですよ。
by sig (2010-01-24 15:28) 

sig

ChinchikoPapaさん、こんにちは。
コメント2つも頂き、ありがとうございました。
PC-100の登場は画期的でしたね。なにかパソコンの新しい時代を予感させるようでした。
PC-8001やPC-9801の広告の裏話は知りませんでしたね。
コメントありがとうございました。
by sig (2010-01-24 15:33) 

sig

furukabaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-24 15:34) 

sig

Ja-Kou66さん、こんにちは。
あの頃人間工学という言葉がはやりで、富士通の「親指シフト」もその流れでしたね。
なんでも慣れてしまえばそれがいちばんいい訳で、「親指シフト」も優れた設計思想でしたが、一般的でなかったためでしょうか、あまり普及しなかったようですね。

このミーちゃんは置き去りにされていたのを家に連れて帰ってうちの子にしました。1年半くらい居ただけで、事故で・・・。やさしくて、自分を人間だと思っているほどに、とても利口な子でした。
by sig (2010-01-24 15:42) 

sig

りぼんさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-24 15:43) 

sig

abikaさん、こんにちは。
お父さんが98を・・・。当時は使いこなす以前に、ソフト自体がなかったんですよ、ほんとの話。W
お母さんもワープロ。サイバー一家なんですね。
abikaさんのブログが楽しいわけですね。
by sig (2010-01-24 15:47) 

sig

toshiroさん
市丸さん
fuzzyさん
甘党大王さん
八犬伝さん
路渡カッパさん
トメサン
cheeさん
OMOOMOさん
          こんばんは。ご来館ありがとうございます。

by sig (2010-01-24 22:51) 

OMOOMO

ワープロ、娘が使ってた時は、何のことかと思ったものでした。まさか、PCで文字打ち出来るようになるとは思いませんでした。
仕事柄腱鞘炎にはよくなりました。
by OMOOMO (2010-01-24 22:53) 

アヨアン・イゴカー

>「文豪」を初心者がすぐに使えるような指南書を書く
これは素晴らしい能力ですね!理解力が優れていること、記憶力がよいことだけでなく、再構成する力がなければ出来る仕事ではないと思います。作家として求められる能力そのものですね!
by アヨアン・イゴカー (2010-01-24 23:55) 

gyaro

PC9801、懐かしいです!
当時、父の勤めていた会社が見事に倒産したのですが、
父はそのドサクサに紛れて、PC一式持って帰ってきちゃった
のでした(笑)
8インチのディスクを何枚も入れ替えて、三国志をやって遊んでました^^;
全部で100万くらいという記憶はありましたが、
FDDの値段だけは、ちょっと驚きです。。。
ダントツで高い気がしました(笑)

あ、シャッターもソフトに押すようにしまっす♪
by gyaro (2010-01-25 03:55) 

mito_and_tanu

おはようございます。PC9801ですか。。。懐かしいですね。 ミーちゃんがくつろげるほど幅がある5インチFDDがこれまた、懐かしいです。 私はパソコンに慣れ親しんだのは大学の頃でその時は既にIntel80286プロセッサが出た頃でした。でも研究室のPCではまだ5インチFDが現役でした。
by mito_and_tanu (2010-01-25 07:29) 

kontenten

FM-8・・・私が始めて触れたPCです。
大学の卒業研究で使うため、3年生の2月くらいから、卒研の担当教授に
研究室内のFM-8を使ってBASICの勉強をする課題を与えられました。
 当時、記憶媒体はフロッピーでなく、Cカセットだったような・・・^^;Aアセアセ
それから、本格的に卒研が始まるとPC9801VM2を与えられました。
記録紙をデジタイジングしていたのを、AD変換器を通して行いたいと
教授に提案したのですが、流石・・・貧乏な私立大学・・・先生が埼玉県
まで上げて、やっと買ってもらった事を思い出します。
by kontenten (2010-01-25 09:54) 

Ariel

やっぱりsigさんとこも猫ちゃん、パソのそばに来てますね〜かわいい。
ワープロ文豪、もってます。2台。
ウィンドゥズ’98もMac0SX黒のもってます。
パソでは原稿は打ってないですね〜。Macだと写真重視です。
まったくの初心者ですよ。
だから、iMacみたいな家電っぽいので今は充分なんです〜。

by Ariel (2010-01-25 14:57) 

corrado

お久しぶりです。
8インチフロッピードライブが20万オーバーとは・・・
これ、以前勤めていた会社でホコリを被っているブツを捨てました。

パソコンは中学の頃に学校に導入されたときに初めて触りました。
ただ、使える先生が少なくあまり活用されていませんでしたね。
あ~懐かしい。
by corrado (2010-01-25 19:19) 

sig

OMOOMOさん、こんばんは。
OMOOMOさんもお嬢さんに負けずにがんばられたのですね
私の腱鞘炎は治りませんが、ワープロが無ければブログはやれなかったと思います。
by sig (2010-01-25 19:47) 

sig

kjislandさん
miyokoさん
マロンさん
         こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-25 19:48) 

sig

アヨアン・イゴカーさん、こんばんは。
ほめすぎですよ。がんばらなければ食えなかっただけです。W
どっち道私のような仕事は、おっしゃるように、目的にかなう情報の中から必要部分を抽出して組み合わせ、再構成するだけのものです。
そのために与えられている時間が極めて短いということ。そして、提出した原稿は落第点は取れないこと、ですね。
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-01-25 19:53) 

sig

gyaroさん、こんばんは。
おとうさんもgyaroさんも大変なことを経験されているんですね。
当時の98は、値引きなど無い時代ですから、フルセットでほぼ100万円ですね。
8インチディスクをご存知とは意外でしたよ。
98は16ビット機でしたが、ゲーム用にはちょうど良かったかも。W
あの当時はカラーで描画できるだけでも大したものだったのですから。
by sig (2010-01-25 19:59) 

sig

mito_and_tanuさん、こんばんは。
80286とか386とか言ってましたね。
そういう時代を経て今があると思うと、感慨深いですね。
HDDの出始めは20MB位からだったような記憶があります。50MB、100MBと聞くと目を丸くしていました。それが今ではテラですからね。
mito_and_tanuさんのプロフのネコちゃんもかわいいですね。
by sig (2010-01-25 20:06) 

sig

kontentenさん、こんばんは。
私のブログも、ようやくkontentenさんにも通じる時代に入ってきたようですね。W
FM-8も人気がありましたね。私も最初はHDDのお金が無くてCカセットからでした。デジタルとアナログが共存していた時代ですね。
PC9801VM2は98シリーズの中でもっとも優秀で長続きした機種だったと思います。そのあたりからHDDを使い始めたと思うのですが、50Mとか100MBだったんですよね。
by sig (2010-01-25 20:21) 

sig

Arielさん、こんばんは。
このミーちゃんは、自分も人間だと思っているようなとても利口な子でした。
「文豪」ご存知でしたか。それも2台とは。
Mac0SXは最近まで私もやってました。今はWindows6のままです。
Arielさんは難しいメカをほんとうに楽しんでいるって感じですね。
by sig (2010-01-25 20:26) 

sig

SILENTさん
お茶屋さん
キクさん 
          こんばんは。ご来館ありがとうございます。

by sig (2010-01-25 20:28) 

sig

むねきちさん、はじめまして。こんばんは。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-25 20:29) 

sig

釣られクマさん
shinさん
ぼんぼちぼちぼちさん
          こんばんは。ご来館ありがとうございます。

by sig (2010-01-25 20:30) 

sig

corradoさん、こんばんは。
ほこりをかぶっていたとしても、corradoさんが8インチFDDをご存知とは思いませんでした。
中学時代にパソコンが導入されたというのは、corradoさん世代がパソコン教育一期生でしょうか。
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-01-25 20:34) 

sig

yannさん
makiさん
           こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-25 22:00) 

SilverMac

ご訪問アリガトウございます。
パソコン進化の見届け人ですね。
by SilverMac (2010-01-25 22:26) 

プランツマーケット

パソコンの進化は早いですね。
値段にビックリです。
by プランツマーケット (2010-01-25 22:55) 

あら!みてたのね

こんばんは・・・
98シリーズ懐かしく読ませていただきました。
BASICなる言語の勉強を必死になって(笑)結局中途半端(笑)
ワープロの初心者向けマニュアルを執筆なさっていたのですね・・・凄い!
では、わたしもsig さんの恩恵に与っていたのかも。。。
by あら!みてたのね (2010-01-25 23:07) 

sig

SilverMacさん、こんにちは。
とんでもない。私は仕事で関与させていただいたNECしか知りません。
同社の機種を3機種ほど買い換えたあとは、ビデオ編集の都合でVAIOにしています。Apple社の仕事にも関係した時期にはMacも使っていました。
by sig (2010-01-26 10:08) 

sig

プランツマーケットさん、こんにちは。
ほんとに高価でしたね。果たして、仕事で元を取れたのかどうか・・・W

by sig (2010-01-26 10:09) 

sig

あら!みてたのねさん、こんにちは。
98シリーズ、ご存知でしたか。BASIC、私も一時必死になって、結局続きませんでしたね。W
マニュアル執筆はほんの一部で、書くことなら何でもやってきたと思います。どれもものになっていませんけれど。苦笑
by sig (2010-01-26 10:13) 

sig

sanaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-26 10:14) 

sig

flutistさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-27 01:12) 

sig

福にゃんさん、こんばんは。はじめまして。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-27 01:13) 

sig

ほりけんさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-27 17:52) 

sig

若頭さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-27 20:18) 

tomickey

初めて手に入れたパソコンが確か富士通のFMシリーズでした~
そのころはCPUも凄く遅かった気がします(^O^)
by tomickey (2010-01-27 22:19) 

sig

tomickeyさん、こんばんは。
その頃の16ビット機のCPUは、各社とも大体i8086で、スピードはスペックには書いてありませんが、使えるカラーは8色。縦400 横640ドットの画面にカラーで絵を書かせたら、1時間位待ったのではないでしょうか。とにかく1列ずつトロトロと書いていくのが分かるスピードでしたものね。W
最近はいよいよ64ビットの時代になったようですね。
次々回あたりに、TDL についてちょっと触れる予定です。
by sig (2010-01-28 00:18) 

Qoo

PC98の時からパソコンを使い始めましたが
(OSはMS-DOS3.1でした)
その頃からすると凄い進歩ですよね
始めて買ったHDDは5Mだったか50Mだったか
忘れてしまったけど、めっちゃ高かった記憶があります
by Qoo (2010-01-28 06:54) 

puripuri

当時のワープロは、少し前のデスク型・PCみたいですね。
入力も手間がかかりますね、画面を見て考え込んでしまいました(^_^)
それに比べると、今はなんと簡単便利になった事。
by puripuri (2010-01-28 22:06) 

sig

チョコシナモンさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-29 09:42) 

sig

Qooさん、こんにちは。
MS-DOSって言ってましたね。Microsoft Disk Operating System。
QooさんのHDDは50Mだったかもしれませんね。10万以上はしたかな。
ずいぶん始めの頃からパソコンを使っていたんですね。
by sig (2010-01-29 09:46) 

sig

yutakamiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-29 09:47) 

sig

puripuriさん、こんにちは。
この頃のワープロは日本語の漢字変換を実現するために、大変な研究が積まれたんです。
その処理を行うボードを入れたり、当時としてはCPUの強力なものを入れたりするだけで、本体がこんなに大きくなったんですね。今見ると、パソコンそのものに見えますよね。
入力のためのキー操作もいちいち細かくて、とても腱鞘炎を救ってくれるようなものではありませんでした。
by sig (2010-01-29 09:52) 

disneyworld

8801買いましたねえ。懐かしいです。
by disneyworld (2010-01-29 21:09) 

sig

disnewworldさん、こんばんは。
やっぱりそうでしたか。
あの頃のパソコンを知っていると、いかに科学の進展が目覚しいか。我々はどんなにその恩恵をこうむっているかが分かりますよね。
by sig (2010-01-29 21:48) 

響

フロッピーディスクもすっかり見なくなりましたね。
しかし「文豪」は懐かし過ぎです。

by (2010-01-29 22:42) 

sig

響さん、こんにちは。
えっ、響さんが「文豪」知ってるなんて! それは豊後水道じゃないの?
by sig (2010-01-30 17:48) 

sig

c_youkiさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-01-30 17:49) 

sig

みかっちさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-05 13:35) 

うさ

いや〜〜〜!! sigさんすごいですよぉ〜〜!!
何がすごいかって、こんな時代のPCの写真持っているなんて。しかもそこになんだか関わられていたようなニュアンス。私なぞは、ワープロに触り出すまでに誕生から10年も経過していたということになりそうです。父がタイプライターを使って文書を作成していたことを思い出しました。それは手動でいちいち文字を探しながら…と書いた方がよっぽど早そうな物でしたけれど…。あれはいつ頃のことだったのかしら…。
by うさ (2010-03-21 19:42) 

sig

うささん、こんばんは。
NECのオフコンやワープロのマニュアルなんかも書いていたんですよ。恐れ多いですね。もちろん、技術者さんが書いた資料を、自分で分かるレベルに噛み砕いて書いたというわけです。
タイプライター、ワープロが出る前にはとても欲しかったんです。イタリアのオリベッティ。かっこいい機種でしたよ。お父様のもきっとそれかも。今ならすてきなインテリアですよね。
by sig (2010-03-22 00:52) 

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