ビデオよ、おまえもか。 8ミリ映画からビデオへ [「動画」の自分史]
動画の自分史-28
ビデオよ、おまえもか。
1980年前後。8ミリ映画からビデオの時代へ
●一式90万円もするパソコンで、こんなことしかやってなかったのです。、
1980年代は8ミリ映画からビデオへの過渡期。次第に両者の形勢が逆転し8ミリ映画の終焉が明白となってくる中で、わが「アート・プロ」(遊びで付けたプロダクション名)が選んだ道は、即ビデオへの転換ではありませんでした。
●歴史に学ばなかったビデオ
この「動画の自分史」カテゴリーの始めの方で述べた通り、私が8ミリ映画を始めたのは1961年(S36)。それ以来、長短約50本の作品を作りました。それは映画の技術史をなぞるように、最初はモノクロ(白黒)、スタンダード(標準画面=縦横比3:4)、サイレント(無音)からカラーに変わり、ようやく音楽を付け、小型テレコで録音した現場音をアフレコで入れ込むサウンドの時代にまで進化してきたところでした。
ビデオという声を初めて聞いたのは1975年。私が8ミリ映画を始めてから14年後のことでした。ソニーの家庭向け据え置き型ビデオデッキ、ベータマックスの登場です。そしてその翌年には日本ビクターがVHS方式のビデオデッキを発売しました。この時点で両メーカーは、8ミリ映画の場合と同じ間違いを犯していました。
●ソニー製 家庭用ビデオデッキ 1975
8ミリ映画は「スーパー8」「シングル8」の2方式でユーザーを分断するというあやまちを犯しましたが、それはカメラ側の問題で、映写機は共通仕様でした。ところがビデオの2方式は全く互換性を持たず、8ミリ映画よりももっと悪い状況でその過ちが繰り返されることになるのです。家電メーカー(ビデオ)は写真メーカー(8ミリ映画)の過ちを他人事と捉え、なんら学ぼうとはしなかったのです。
●ベータ、VHSのビデオカメラは全部パス
こうしてビデオは、ソニーのベータマックス陣営と日本ビクターのVHS陣営に分かれて覇権を競い合うことになります。ただ最初は両タイプともカメラではなく、テレビ番組を録画するためのビデオデッキだけでした。ですから、家庭向けニューメディア/ビデオ登場といっても、直接8ミリ映画の領域を侵すものではなかったのですが、8ミリ映画とビデオの逆転を決定付けたのは、ポータブルタイプのビデオの出現によってでした。
●AKAIのポータブルビデオ 1978
ビデオカメラを手に、ビデオデッキを肩から提げたセパレート型ポータブルビデオシステムは1983年あたりから登場し始めました。ベータもVHSも、8ミリ映画との最大の差別化ポイントである完全同時録音を大きくアピールしていましたが、当然のこととはいえ、初期の機種の画面はモノクロだけ。また録画だけで再生はできませんでした。
●FUNAIのポータブルビデオ 1978
●ビクターのポータブルビデオ 2機種とも 1978
私はこのビデオの登場を、どちらかというと冷ややかに眺めていました。肉眼で画面を確かめることができるフィルムに愛着があったからです。当然、始まったばかりのベータとVHSの成り行きを見定めてからでも遅くはないと思いました。そして何よりも、音質はともかく録画の画質が問題でした。
8ミリ映画の編集はフィルムをテープでつなぎました。ビデオの編集では、撮影したオリジナルの画像と音声を、編集順に別のテープにコピーしながら仕上げていくという方法をとります。
撮影してそれをそのまま見るだけなら、ビデオの画質は普通のテレビ画面と同じ(走査線525本/水平解像度350本。ちなみに現在のハイビジョンは1125本/1080i)ですから支障は無いのですが、当時のアナログ方式の編集では、1回コピーしただけで画質がヨレヨレになってしまうのでした。映像はやっぱり画面の鮮明さが第一。その点、当初のビデオは編集に耐えうる画質とは到底言えるものではなかったのです。
●ソニーのポータブルビデオ 1983
これはポータブルビデオがカラーになってからも解消されなかった問題でした。ただ撮るだけではなく最初から編集を前提に考えている私には、ベータもVHSもポータブルビデオは無用のものでした。編集に耐えられなければ無意味。それが私の結論でした。
●ビデオは時期尚早。では何を
かといって、8ミリカメラを持つ人の姿を見かけなくなってくると、それを持って街を歩くのは気が引けてきます。私は1980年の渡米には8ミリカメラを持っていったのですが、その後8ミリカメラをほとんど使っていません。
●時代背景 上/「HOT DOG」の広告
下/「POPEYE」の広告 両方とも1983
●「POPEYE」では、松田氏も忌野氏も別の広告出演でご健在でした。1983
ビデオカメラは当分持たないと決めた。では何をやっていたか。
私はビデオではソニーのベータマックスを選びました。そのビデオデッキを買って、せっせとテレビ放映される洋画を録画していました。「大好きな映画の歴史について、映画そのもので綴られた映画史が無い。では、自分の手で」。ビデオによる私家版世界映画史の構想は、この時生まれました。
もう一つは8ミリ映画の最後に捧げる「アート・プロ」としての鎮魂歌。つまり最後の作品づくりです。それはなんと、恐れ多くも時代の最先端を行くコンピュータ・グラフィクス(CG)による動画の試作でした。1983年に。もちろんお遊びですが。
●「アート・プロ」22年の変遷
●1983年9月末、「アート・プロ」、CGをもって終焉
エレクトロニクスの波は家庭にも押し寄せていました。ワープロ、パソコンをはじめとして、テレビ、ステレオ、ラジカセなどは真っ先に、洗濯機などにまでいつの間にか電子のチップが埋め込まれているような時代に変わっていました。テレビのドキュメンタリーや科学番組などでワイヤーフレームによるCG画面が使われるようになりました。
●ウォルト・ディズニー作品「トロン」1981
1981年にウォルト・ディズニー・プロダクションズは世界初と銘打って、全編にCGを使った「トロン」を発表。実際にはワイヤーフレームのCGに、80人もの台湾のアニメーターが彩色を施して仕上げたものだそうですが、これからの映画づくりにコンピュータが関わるという方向性を示したものでした。
我が「アート・プロ」では、1983年4月に国産初の16ビットパソコン、NEC PC-9801を導入していました。仕事でパソコンを使うのはワープロだけ。その他の時間が「アート・プロ」最後のCGづくりに費やされました。
もちろん自分ではできっこありません。「ASCII」をはじめとするパソコン誌に載っているCGのBASICプログラムをせっせと打ち込みました。図形のX、Y、Z座標に数値を入れると画像が書き換わるので、そのつど1コマ撮影を繰り返してアニメーションにしました。その成果が下の動画です。
●左のNEC PC-9801で作成した静止画像を右のフジカ シングル8 Z800 でコマ撮り
まず土星の画像。これは静止画で、書き上がったものをそのまま撮影しただけですが、書き上がるまでの時間が大変でした。640×400ドットの画面の上部から1列ずつおずおずと書き進むスピードでは、400列描きあがるまでに何時間もかかったものでした。今なら瞬時に現れる画面にそれほどの時間がかかったのでした。
それにしても、不毛とも思える手作業を(腱鞘炎を押して)我ながらよく続けたものだと思います。再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
●「アート・プロ」最後のテストフィルム CG 2分5秒
●何時間も掛けて書きあがった土星 ●自分でプロットして描いたアメリカ
●1コマずつ数値を入力したアニメ ●当時人気の「スター・トレック」もどき
●いちばん手間取った地形のアニメーション
トロンには未来を感じなかったのですが
あの内容的意味は未だに今のアニメが抜けられない命題ですね
ベータに裏切られ、Cカセットにも裏切られ、8mmビデオで落ち着くかと思ったら、デジタル・・・・・・・・
技術は過去を裏切るモノだとは知っていたつもりでも
倅達を撮した映像を見るのには、今やそれなりの所に頼まなければなりません。
実家でシングル8の映写機が見つかりました(トーキー以前)
まだ使えそうなアナログ・・・・・・
by pace (2010-02-17 01:55)
私はコンピュータでスーパーインポーズが
したいからと言ってシャープのX1を買った
のが最初でした。そしてやっとX1ターボ
になってベーシックで漢字が使えるように
なった。あれは何年のことだったのでしょ
うね?
by kjisland (2010-02-17 08:06)
いよいよビデオの時代に入ってきましたね。私も最初のビデオデッキをベータかVHSか迷いましたが、3倍速とかで一本のテープで6時間の録画が出来るというのが魅力で、VHSを購入しました。しかしその頃PCを使いCGをテストとは言え制作されていたのはすごいですね。その頃PCなるものの存在すら知りませんでした。これからの展開が楽しみです。
by カメキチ (2010-02-17 10:17)
こんにちは。
98無印のCGが、すごいです。気が遠くなるような入力作業をされたと思うのですが、根性なしのわたしには、とても真似ができません。当時のCGが表現される、描画速度の感覚が甦ってきました。それでも、「さすが16ビットは速い」・・・と言われていた時代でしたね。現在のグラフィックボードを使い慣れた子供たちには、おそらく想像もできない世界です。初期の8ビットや16ビットのパソコンが、「原始時代」と呼ばれる所以でしょうか。
当時の本格的なCGは、いまだミニコンと呼ばれた高性能サーバ(独自OS)か、UNIXマシンを使って制作されていたと思いますが、それでも現在のPCレベルのCGと比べても、かなり見劣りがしてしまいます。
by ChinchikoPapa (2010-02-17 12:27)
こんにちは。
メカ好きの相方は8ミリには手を出さなかったので、アルバムは山ほどありますが、動画はありません・・・(◎-◎;)
by yakko (2010-02-17 12:43)
xml_xslさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 15:09)
子供の頃、友人の家に有ったような記憶が・・・
by くまら (2010-02-17 15:09)
paceさん、こんにちは。
「トロン」はそれなりに面白かったですね。ただ、ディズニーとは名ばかりで、他の会社が作ったものですから、その違和感はありました。
映像機器の裏切りは次回あたりにも少し触れるつもりです。
8ミリ映写機が見つかった。朗報です。
いちばん劣化しやすいのはモーターの回転を伝えるベルトなんですが、大丈夫でしょうか。ランプも使わないで置くと数回の点灯で切れてしまうことがあります。
フィルムの画像はぜひ、ビデオで撮るとかしてデジタル化しておきたいですね。
by sig (2010-02-17 15:18)
c_yuhkiさん
はっこうさん
こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 15:19)
うはぁ!ベータマックス~
外観も今ではないお色ですね。。。
我が家のベータ先日引き取られて行きました。。。^^;
残った大量のテープどーしよ
by mitsu (2010-02-17 15:22)
kjislandさん、こんにちは。
シャープX1というのは、真っ赤な色をしたとってもスタイリッシュなパソコンのことではないでしょうか。そうだとしたら私も欲しかったんです。ただ、仕事でNEC関係をやったりしていたものでしたからPC-9801にしたのでした。いずれにしても漢字が使えるようになるのは1982-3年だと思います。
by sig (2010-02-17 15:24)
カメキチさん、こんにちは。
ほんとにバカなことをやっていたものですね。ただ、これからはデジタルの時代ということは確信できましたから、少しでも知ってなじんでおきたいという強迫観念のようなものがあったかもしれません。でもまあ、遊びながらの話ですから、あくまでも気楽に、です。
ビデオの初期については次回にもう少し書きたいと思います。
これは自分史ですから一般論ではなく、あくまでも自分の創作活動を通して感じたことを書いています。
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 15:33)
kontentenさん
くらきちさん
とらさん
takemoviesさん
お茶屋さん
漢さん
トメサン
こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 15:35)
ChinchikoPapaさん、ありがとお~~!! よくぞ私のバカな作業を評価してくださいました。W
いつの頃だったか、ビデオにアニメを入れる時に、簡単な動きの2Dなのですが1秒1万円でした。その機械が1式1000万円とのこと。
ところが翌年、その機械は300万円になり、アニメを扱うなら買ったほうが安く上がりますよ、といわれました。
そしたらそのまた翌年、ついにその機械は消滅してしまいました。つまり、そのレベルの動画はパソコンでできるようになったのでした。
あれよあれよというスピードの進化でしたね。
by sig (2010-02-17 15:43)
釣られクマさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 15:45)
yakkoさん、こんにちは。
8ミリには手を出さないのが正解でしたよ。
機材とフィルムで、どれほどお金がかかったことか。W
そのあたりが写真とちがうところでしょうか。もちろん表現法が違いますが。
いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 15:47)
fuzzyさん
Alielさん
shinさん
こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 15:48)
くまらさん、こんにちは。
このブログも、ようやく少しずつくまらさんの記憶に近づいてきたようですね。W
by sig (2010-02-17 15:50)
mitsuさん、こんにちは。
ベータ、処分されたんですか。
そのあたりのこと、次回に書きますね。
by sig (2010-02-17 15:51)
ビデオの先駆者ですね。尊敬します。ビデオデッキはベータ派でした。
by SilverMac (2010-02-17 18:04)
YAOJIMAさん
ほりけんさん
タケルさん
こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 20:46)
SilverMacさん、こんばんは。
とんでもない。私がビデオを始めるのは1989年末からなんです。それまでは様子見で、カメラの購入は控えていました。その分映画の録画に精を出していたのです。デッキは私も迷わずベータでした。そのあたりの話、次回になります。いつもコメント、ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 20:50)
ビデオデッキはとても大きかったのを思い出しました~(^_^)
それにしても昔のパソコンってキーボードがとてもカラフルだったんですよね!!
by tomickey (2010-02-17 21:25)
ritton2さん、こんばんは。はじめまして。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 21:34)
tomickeyさん、こんばんは。
tomickeyさんのデッキはベータでしたか、VHSでしたか?
パソコンのキーボード、ファンクションキーがグレイですね。
でも、スプリングが強くてとても硬かったんですよ。
by sig (2010-02-17 21:37)
mitokoさん
makiさん
こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-17 21:38)
CG、すごい!
線1本動かすだけでも大変な労力だったんでしょうね。
今、ソフトがあれば何でもできる時代になってヨカッタ・・(^^;
by 市丸 (2010-02-17 22:46)
yannさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-18 00:00)
市丸さん、こんばんは。
ほんとにこんな不毛な作業を良くやったものだと思います。
でも、家庭でこんなことができる、そんな時代が来たんだな、という気持ちは熱かったですね。1983年のことですから、これから27年もかかって今日があるわけですね。
コメントありがとうございました。殿によろしくお伝えください。
by sig (2010-02-18 00:15)
m6324さん
abikaさん
八犬伝さん
こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-18 00:17)
ポータブルビデオ懐かしいです!
大昔の私の運動会お父さん達セパレータ型良く持っていた
記憶があります^^
by PAPA (2010-02-18 06:36)
まさに写真のSONYポータブルビデオを買いましたよ。
当時、世界最小・最軽量がウリでした。フルセットで40万くらいしたかな。
その頃はモトクロスをしていたので、私にとっては貴重なレース記録がベータのテープで残ってます。
・・・もう再生は出来ませんが(-。-;)
by 路渡カッパ (2010-02-18 12:05)
はじめまして
子供のころ 運動会で 父が 家庭用ビデオカメラが 出たばっかりの頃、大きな カメラを かついで 撮ってくれて クラスのみんなが ものめずらしく 集まっていたの なつかしく 思い出しました。
ありがとう!
これからも どうぞ よろしく!
by masayo (2010-02-18 12:55)
yuuri37さん、こんにちは。はじめまして。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-18 14:30)
PAPAさん、こんにちは。
PAPAさんはお父さんにビデオを撮ってもらっていたのですね。
ぜひ、そのテープをデジタル化して、大事に保存しておかれますように。
by sig (2010-02-18 14:36)
のぶりんさん、こんにちは、はじめまして。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-18 14:37)
路渡カッパさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-18 14:38)
masayoさん、はじめまして。こんにちは。
お父さんはかわいい盛りのmasayoさんの姿を、いつまでも残してあげたいと思って撮影されたはず。うれしいですね。
テープが残っていたら、カビが付かないような場所に保管するか、できればパソコンと動画ソフトを使ってデジタル化して、DVDなどに保存しなおされるといいですね。
by sig (2010-02-18 14:44)
sanaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-18 14:44)
ベータとVHSの戦、懐かしいです。
その前に8mmとの戦もあったのですね?
やはり編集での劣化がネックでしたか。
シーンを目で見れないのがビデオだと面倒みたいに感じます。
最後はCGですか?
かなり時代の先端を行ってたようで凄いです。
by 響 (2010-02-18 21:05)
サチさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-18 23:52)
響さん、こんばんは。
ビデオの編集ではモニター(テレビ)に映し出した画面をコマ送りしたりして、つなぐ箇所を決めることになります。編集機材一式は大変な物量と金額になります。テレビの編集スタジオと同じ機能が必要なわけですからね。多分、響秘密結社設立と同じ程度の投資が必要でした。
「スター・トレック」や「トロン」と同じ頃からCGに着手していたアート・プロも、響秘密結社に負けずに世界の平和のためにがんばっていたのです。
by sig (2010-02-19 00:00)
kakashisannpoさん
キクさん
disneyworldさん
Ja-kou66さん
こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-19 00:02)
NHK教育テレビでしょうか、CG画像を初めて見た時、随分感動したものです。
sigさんの作成されたCGも、クレイアニメーションのような作業を続けられたのですね。作られた時の感動が伝わってきます。
by アヨアン・イゴカー (2010-02-19 00:37)
sigさんは凄い技術をお持ちなんですね
パソコン始めた頃真っ黒い画面にカラーの神戸の夜景の
スクリーンセーバーが感動的だったけど
それと同じように感動してしまいました
僕もやってみたいと思ったけど、打ち込む作業がやっかいだし
理屈を覚えられそうにないので断念しました(>_<)
by Qoo (2010-02-19 04:20)
アヨアン・イゴカーさん、こんにちは。
当時のCGはこのようなワイヤーフレームで、この上に面を描いていくにはコンピュータに膨大な処理能力を必要としたわけですね。
この動画はアニメですから、1画面書かせては1コマずつ撮影したものです。基本図形を描かせておけば、あとはXYZ座標に数値を入れ替えるだけですから、動かしてみたくなりますよね。
初めてパソコンを買った人たちの多くは、こんな遊びやゲームを楽しんだのではないでしょうか。
by sig (2010-02-19 10:30)
Qooさん、こんにちは。
すごい技術なんかじゃないんですよ。ただ、プログラムを1文字も間違えずに打ち込む作業と、書かせた画面を1枚ずつ撮影するというばかげた作業をつづける根気だけなんです。
初めからパソコンに作曲プログラムなどがついていたら、Qooさんはきっと夢中でプログラムを打ち込んだのではないでしょうか。W
by sig (2010-02-19 10:35)
artfuldodgerさん、はじめまして。こんにちは。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-19 10:37)
新しもの好きのパパさんが絶対にこれはイイヽ(^o^)丿って飛びついたベータ・・・何処かでそっと(^^ゞ眠っています。。。
by 甘党大王 (2010-02-19 11:16)
甘党大王さん、こんにちは。
ご主人もベータ派でしたか。私もです。
ところでディズニーのビデオはどうなりましたか。
次回、そのあたりのことに触れたいと思います。
by sig (2010-02-19 13:36)
めえさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-19 13:37)
いつも、ありがとうございます。
先日は、出張先からで…コメントが入れれなくてすみませんでした。
この辺の機械のことは、よくわからないのですが…CGの入力作業は、
大変だったでしょうね^^;;
by abika (2010-02-19 20:09)
sigさんが今までこなしてこられた作業は、
もうとっくに想像を絶するものばかりなので、いまさら驚きませんが(笑)
当時は身近で見ることなんかできなかった最新CG!
実写と見間違うほどのものになるまで、少ししか経ってないですねー☆
by みかっち (2010-02-19 20:37)
be-sunさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-19 23:42)
suzuranさん、はじめまして。こんばんは。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-19 23:42)
みかっちさん、こんばんは。
あははは・・。なんか、お会いしてお話してる感じ。
いえいえ、ただ型にはめられるのがいやで、がむしゃらにやってきて、どれもこれも中途半端で、一つも実ったものが無いんですよ。これはそんなズッコケ自分史なんです。
CGはこのころ業界でもまだ生まれたばかり。それから30年経って完璧な3Dの登場で、見事な完成を見ましたね。
by sig (2010-02-19 23:51)
hi-ragiさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-19 23:51)
しまどっちさん
frutistさん
こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-20 11:56)
こうしたことを考慮すれば、GDPの数字はかなり問題だということがわかりますね。
by toshiro (2010-02-20 13:23)
toshiroさん、こんにちは。
詳しくは分かりませんが、資本主義経済では次から次へと新しいものを生み出すことで、それ以前のものを無価値にしてしまおうとする。
つまり、完成度の高いものを満を持して発売するということでないものですから、ユーザーは常に中途半端な商品を買わされていることになるのですね。
仰るとおりGDPは高くても、生活者の充足感が高いとはいえないかもしれませんね。
by sig (2010-02-20 14:03)
ゆずさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-20 23:23)
NO14Ruggermanさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-21 13:17)
あら!みてたのねさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-21 19:33)
>ビデオぐらいうちにもあるさ、と言ってしまったんだ。。
このフレーズ、インパクトありますね^^
動画で見ていて、ミッキーがせまってくるところとか
アメリカの地図がピコンピコーンって感じで出てくるところとか
すごく面白かったです☆
VHSとベータの覇権争いをはじめて知ったのは、
小学校のときに読んだ「こち亀」でした^^;
by gyaro (2010-02-21 21:31)
gyaroさん、こんにちは。
「ビデオぐらいうちにもあるさ」ということは、世間にはまだビデオが行き渡っていないということですね。
自分でプログラミングしたミッキーの動画は、実際に書かせた速さなんです。当時、16ビット最初のパソコンの処理能力はこんな程度だったんですよ。アメリカの地図も同様です。こんなことをして遊んでいたんです。
カメラは統一規格の元に作られていましたから、ビデオのようなことは今でもありませんね。機械類は絶対に業界で規格統一してから、その上で技術の競争をやるべきだと思いますね。
by sig (2010-02-22 10:10)
チョコシナモンさん
yutakamiさん
こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-22 19:36)
maicatさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-23 09:54)
ぼんぼちぼちぼちさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-24 00:12)
furukabaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2010-02-25 16:23)
sigさん!!!!!!!
すごいです〜〜〜〜!
いや〜〜言葉にならないくらい、ちょっと涙ぐみたくなるくらい感動しちゃいました。それは自分で最近少し動画をいじっていることもあるかもしれませんし、sigさんの映画史でその制作していく過程の大変さを教わったからかもしれませんし。
本当に「映像」がお好きだったんだな〜ということも伝わってきました♪
by うさ (2010-04-16 14:08)
うささん、こんばんは。
こんなところまで来てくれたんですか。感激です。
そう。映像大好き人間が映画史に向かう必然を読み取っていただけるなんて、こちらこそ感動です。ほんと、うれしいです。
ほんとに映像が好きだから。いつも映像で遊んでいたいんです。それだけなんです。
うささんが最近、動画を載せてくださるので、とてもうれしいです。
無理をしないですこしずつ、いつでも覗きにきてください。それから、音楽のことも教えてくださいね。
by sig (2010-04-16 20:27)