「せえのー…それっ!」じゃ、時代遅れジャン。 [小型映画ミニミニ博物館]
小型映画ミニミニ博物館-14
「せえのー…それっ!」じゃ、時代遅れジャン。
1970年代、8ミリ映画にもトーキー時代到来
ELMO ST-600 2-track
みなさんのビデオカメラは、構えてシャッターを押せば画像といっしょに音声が記録されます。当たり前のことですね。この当たり前が、当たり前でなかった時代があったのでした。8ミリ映画がサウンドを持つようになったのは、1970年代でした。
●「完全同時録音」のシステムをどう組むか
1970年代、8ミリ映画界はそれまでの「レギュラー8」を完全に過去のものとし、カメラメーカーも映写機メーカーも、「スーパー8/シングル8」のサウンド化へ向けていっせいに進路を取りました。映画の歴史をたどるように、アマチュア映画界がサイレントからトーキーへ進化しようとした時、その前に立ちはだかったのは、撮影と同時に音声も記録する「完全同時録音」のシステムをどう組むか、という大きな壁でした。
●8ミリマニアのニーズは厳しかった
映画の同時録音は、プロの世界ではカメラ(撮影機)とテレコ(録音機)をパルスで同調させる方式ですが、アマチュアが一人で一度に操作できるものではありません。
●プロ御用達・超高級録音機 スイス製「ナグラ」
それまでは例えば、前に紹介した富士フイルムの「フジカZ800」のようにパルスシンク方式の高級カメラがありました。けれどもそれ以外は手動で「せえのー…」とカメラと小型テレコのスイッチを同時に入れて立ち上げる「スタート同時録音」しか方法がありません。これだと当然のことながら、時間が経つにつれて画面と音声がどんどんずれていってしまいます。
マニアは、本物の映画のように、話をしている人の口元と言葉がぴったりと合う完全同調の「リップシンクロ」を願っていたのです。どんな世界もそうでしょうが、こうした熱心なハイエンドユーザーの願望や要求が、高度な製品開発を促すのでしょうね。
●カメラとテレコをパルス信号で完全同調させた「フジカz800」1970(S45).12
●撮影も録音も、言ってみればテープじゃないか
メーカー側もユーザーに催促されるまでも無く、当然「完全リップシンクロ」を目指して開発を急いでおりました。そこで考えられたのが、画面と音声をいっしょに撮るのなら、フィルムと録音テープをいっしょにしちゃえ、というアイディアでした。つまりどっちもテープじゃないか、という訳です。フィルムの両サイドに細い磁気録音帯を塗れば、フィルムも録音テープとして使えるというすばらしい発想です。
するとカメラの中にテレコの機構を組み込まなければなりません。カメラには音声を採るためのマイクも必要です。全体的に大きく重くなります。でも、背に腹は代えられません。リップシンクロの魅力はそれを補って余りあるだろうとの自信がメーカー側にはあったと思います。フィルムに磁気録音する方式は、当時としては商業映画の35ミリや70ミリなどに先駆けた画期的なシステムだったのです。
●左/磁気録音帯を塗布した磁気サウンドフィルム 上はその塗布機
●サウンドフィルムの登場で、音声付き8ミリ映画時代に
こうして、カメラの上にものものしくマイクをかざし、内部にテレコを仕込み、磁気録音帯を塗ったフィルムに画面と音声を同時に記録するサウンドカメラが雨後の竹の子のように登場。互いに人気を競うことになります。
●8ミリサウンドカメラの例 1977-1978頃
ただ、8ミリユーザーはそれまでにサイレントの作品をたくさん作っている訳ですから、まずそれに音楽を入れようか、という人たちも多く、はじめはサウンドカメラの販売よりもサウンド映写機の需要の方が先行したように思います。
音声を入れるためにはフィルムに磁気録音帯を塗らなければなりません。そのために編集済みのフィルムをメーカーに送って塗ってもらわなければなりませんでした。また、専用の塗布機を買えば自分で塗布することもできました。
●録音帯は2トラックだけれど、ステレオにあらず
ここにご紹介するサウンド映写機は、1977(S52)年に発売された「ELMO ST-600」です。この機種は高度な録音テクニックが比較的簡単に操作できるということで人気のあった中級機です。
「スーパー8」と「シングル8」はマガジン形式は異なりますがサウンドフィルムの仕様は共通で、フィルムの両サイドに太めと細めの2本の磁気録音帯が塗布してあります。カメラで撮影すると太めのトラック1に同時録音されます。
●上2枚内部写真 レンズ位置は左で、左側にフィルム送り装置が密集
●左/レンズを右にしてシャッター部を見たところ
中/映写機背部にあるヒューズなど
左/本体内裏ぶたのスピーカー(モノラル) 右/別売スピーカー(モノラル)
一方、映写機にも録音装置が組み込んであって、2本のトラックに別々に録音できるようになっています。そこで、編集済みのフィルムを映写機に掛けて、細めのトラック2に音楽を録音します。これを上映する時に、両方のトラックの音声をミックスしてスピーカーから出せば、現場音にBGMが付いた映画になるという寸法です。
音楽とナレーションを入れたいというマニアは、別にテープレコーダーとミキサーを用意して本格的なレコーディングを行うことになります。映写機を使った録音では、音声の微妙な調整は無理に等しく、あくまでも簡易な音付けに利用したいというニーズに応えるものでした。
●ふたを開けたところ フィルムは右上から左の巻取りリールまで自動装填
中央の光源はハロゲンランプ レンズの下が磁気録音・再生ヘッド
●右/録音・再生ヘッド部 右のランプは光学トーキー再生時に点灯させる
●左上・赤いバーの下は、M(磁気)とO(光学)の切替えスイッチ
真ん中はサイレント
右上は磁気録音の場合の2本のサウンドトラックの切替えスイッチ
センターに合わせると2トラックがミキシングされて出力される
●市販ソフトが楽しめる「光学録音」対応
特筆すべきは、上記の磁気録音の他に、光学録音されたフィルム…いわゆる劇場公開された本物のトーキー映画を楽しめることができるようになったことです。自分の作品を光学録音にすることはできませんが、市販ソフトを上映して楽しめるのです。現在、映画はDVDやブルーレイディスクで楽しめますが、そのはしりでしょうね。ただフィルムはとても高価な上、1本の作品を丸ごと見ることはできなかったのです。そのあたりのことはまた、回を改めてお話しすることにしましょう。
こうして、曲がりなりにも8ミリ映画は音声を備えました。8ミリ愛好家はわれもわれもと、こぞってサウンド映画の作品づくりへと突入していくことになります。
●左/市販のトーキーフィルム(フィルム右側の縦線がサウンドトラック)
右/市販・光学トーキー映画の広告 1978
例えば「鉄道員」を15分にダイジェストして23.000円 Oh My God!!
■2トラックサウンド映写機の一例
名 称 ELMO ST-600
メーカー エルモ
発売年度 1977(S52)
形 式 スーパー8、シングル8共用
サイレント、磁気・光学式サウンド切替え
磁気録音の場合、アフレコおよび 2トラックミキシング再生可能
レンズ 1:1.3 f=15~25mmズームレンズ
映写スピード 16コマ/sec、24コマ/sec 逆転映写可能(音声なし)
電 源 100V 200W
映写ランプ コールドミラー付きハロゲンランプ 12V 100W
モーター 直流マグネットモーター
最大リール 180m(600ft) フィルム自動装填
重 量 3.5kg
価 格 112000円
スピーカー 別売
音が入ってるのがあたりまえじゃない時代も、あったのですね。
今のコンパクト化からは想像できない、試行錯誤があったのですね。
by OMOOMO (2009-05-14 00:25)
OMOOMOさん、こんばんは。
ありがとうございます。そういったご感想を伺うと、このブログの意味があるようで、とてもうれしくなります。
平成は昭和の上に成り立っている、その昭和を語り継いで行こうと思っております。コメントありがとうございます。
by sig (2009-05-14 00:43)
xml_xslさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 00:44)
おはようございます。
毎回楽しく拝見しています。音声をテレコと同期させていた時代があったのですね。静止画スライドの世界にもありましたね。
しかし、映写機に録音機能が付いたものがあったことは知りませんでした。サウンド映画の過度期には色々と考えられていたのですね。
by カメキチ (2009-05-14 10:27)
こんにちは
そうですね、当初の8ミリカメラには音が無かったですね。
何か、当時が甦ってきます。
by とらさん (2009-05-14 12:02)
カメキチさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
8ミリに音を付けるといってもせいぜいBGM程度ですから特に同期させる必要もなく、たいていは映写しながらその脇でレコードを掛けるとか、カセットからの音楽をスピーカーから流せばよかったのです。
それがサウンドカメラ、サウンドフィルムの登場で、フィルムそのものに音を録音できるようになったわけですから、その点はうれしかったですね。
8ミリサウンド映写機は、どのメーカーも磁気録音機構を備えていました。
ただ、記事に書いたように2トラックですから、BGMとナレーションを入れるにはこの2つをミックスしたものをトラック2に録音するということになり、ミキサーが必要でした。
by sig (2009-05-14 13:05)
いぬさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 13:05)
わかって建築家さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 13:06)
shinさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 13:06)
お茶屋さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 13:07)
とらさん、こんにちは。
昔を思い出していただけましたか。ありがとうございます。
このブログは映画馬鹿の自分史なんですよ。
とらさんのミニチュアを使って、ビデオで何かできそうじゃないですか。
by sig (2009-05-14 13:10)
ChinchikoPapaさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 14:40)
keysunさん、はじめまして。
ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 14:41)
Yukiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 16:40)
ごんちゃん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 16:41)
多くの発明を要求したユーザーと、それに応えてきた開発者。
見ている夢が一緒だから実現できたんだろうねぇ。
いや、まだ夢の途上かw
by Kimukuta (2009-05-14 17:04)
自分の撮ったものだけを映写するのはやはり飽きてしまうものでした。
sigさんのように自作をする技量もほとんどなくて、
結局市販の8ミリを購入して映写をするわけですが、そう何度も観るわけでもなくて沢山集めるわけにもいきませんでした。
by いっぷく (2009-05-14 18:42)
Kimukutaさん、こんばんは。
いい言葉ですねえ。ユーザーとメーカーが同じ夢を見る。
製品開発はそうこなくちゃ、ね。
いや、まじで、技術の発展はまさにそういうことだと思いますよ。
映画はひとの願望の実現に向けて成長してきたし、今後も成長していく・・・。
このブログで映画技術史を書いていて感じたのはそういうことです。
映画技術史はまだ映画前史の半ばですが。
by sig (2009-05-14 20:17)
いっぷくさん、こんばんは。
いっぷくさんは旅行やカメラもおやりになるクリエイティブな方ですから、
8ミリも結構作られたのでは?
市販の8ミリについては次々回に書く予定ですが、とにかく高価でしたね。
現在は旅行にビデオはお持ちにならないのでしょうか。
by sig (2009-05-14 20:22)
takemoviesさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 20:23)
あいさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 20:23)
yannさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 20:24)
leoさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 20:25)
とても解りやすかったです!
それにしても、一般庶民には手の出る代物ではないですよね?
それまでに撮ったフィルムに、磁気録音帯を塗ってもらうなんて....
想像もつきませんでしたっ☆
by みかっち (2009-05-14 22:15)
うささん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-14 23:12)
みかっちさん、こんばんは。
なぜかタイトルが関西弁になまってしまいました。W
解ったと言っていただくとうれしいな。映写機で行う録音手順なんかいちいち書いたら収拾がつかなくなるので、それは全部省略です。ビデオ以前にこんなことがあったということが伝わればいいのです。
当時8ミリ映画は、それで何かを作ろうという目的のある人しか関心を持たなかったような気がします。お金よりも操作が大変だったのですね。
by sig (2009-05-14 23:22)
音声がついたというのはすごい進歩ですね。
現在だと当たり前に思えることが
先人たちの知恵と努力で培われてきたんだと思うと
ありがたみがわかる気がします。
by ちゃこちゃん (2009-05-14 23:36)
ちゃこちゃん、こんばんは。
ほんとにね。なんでもそうだと思いますが、今あるものが当たり前じゃないんですよね。平成は昭和の上に成り立っているのですよ。あはっ、我田引水でした。
それにしても今のビデオは便利ですね。8ミリの苦労を知っているからなおさら感じます。
by sig (2009-05-14 23:56)
チョコシナモンさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 00:11)
アヨアン・イゴカーさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 00:12)
なるほど・・・ソフトの量産化は磁気よりトーキー方式でって
さすが、アイデアですね。
あと、中学生の頃から気になっております、映画の撮影で使うカチンコ
私は勝手に、映像と音声をシンクロさせる装置と思っておりますが
如何なものでしょうか?
ホント、子供の頃からの謎が少しずつ解けていきます。
いつもながら、勉強させて頂きましたm(__)m
by kontenten (2009-05-15 10:09)
凄い… ガラス管ヒューズがマウントされてるぅ。(^m^)
…って、こんなトコロで喜んでいるワタシ。。(笑)
電気部品の技術の進歩も、機器の機能充実に大きく貢献しているんですよねー。。
変なコメントで失礼しましたぁ。。(^^)ゞ
by うに (2009-05-15 10:29)
tomickeyさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 11:29)
c_yuhkiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 11:29)
やまがたんさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 11:30)
amiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 11:31)
ヨタ8さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 11:31)
kontentenさん、こんにちは。
こちらからそちらのブログヘなかなか入れなくてごめんなさいね。
市販の8ミリ映画は、自分のほしいものがあまり発売されませんでした。
kontentenさんもかなり映画に興味がおありだったんですね。
この「昭和館」もイメージコンセプトとしてカチンコを使っていますが、仰るとおりカチンコは、編集段階で画像と音をあわせるきっかけに使うものです。
監督の「用意!」の掛け声でまずカメラのスイッチが入り、その2秒後くらい、モーターの回転が一定になったときに、レンズから1mほど離して助監督がカチンコをたたきます。
フィルムに写ったカチンコの上下が合わさったコマと、録音テープのカチンコの音を合わせれば、そのあとの台詞などの音声がぴったり合うというわけですね。
by sig (2009-05-15 11:55)
うにさん、こんにちは。
私はかえって機械的なところは分からないんですよ。
この時代、まだ電子部品はほとんどなく、電気系統の配線がこんな感じでしたということです。
ただ、磁気録音・再生ということは小型テレコが搭載されているわけで、そのあたりの技術はすごいと思いました。
by sig (2009-05-15 12:01)
漢さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 12:02)
路渡カッパさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 12:03)
maicatさん、はじめまして。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 12:04)
paceさん、はじめまして。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-15 15:45)
こんにちわ。
音声を拾うマイクなんでしょうね!
びよーんと伸びて、プロ機材のようです。^^
by Yuki (2009-05-15 16:47)
懐かしい! こんな映写機家にもありました^^
アナログも古きよき時代の産物ですよね^^
ご訪問ありがとうございます
本日は時間が無いためポチポチっと
応援☆のみですみません><
by やまがたん (2009-05-15 18:32)
Yukiさん、こんばんは。
そうですね。このタイプはすぐに、その下の2枚の写真のようにカメラにじか付けタイプに替わりました。
今のビデオのマイクはカメラ本体へ埋込み型に変化していますね。
趣味の映像機材はこのように進化しています。
by sig (2009-05-15 18:58)
やまがたんさん、こんばんは。
このような映写機があればフィルムはどのように保管されているのでしょうか。
時々映写機に掛けて空気に当ててやることも大事なんです。
by sig (2009-05-15 19:00)
八犬伝さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-16 00:36)
furukabaさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-16 00:37)
レナさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-16 00:37)
たぶん、倉庫かどこかにあると思います
昔は全て8ミリだったですよね・・・・・
でも、手入れをしていないのでだめになってしまったかも><
ご訪問ありがとうございます
ポチポチポチっと応援☆
by やまがたん (2009-05-16 08:35)
やまがたんさん、再度ありがとうございます。
昔(戦中・戦後)は9.5ミリ、16ミリ、8ミリの3種ありましたが、この写真のような形状の映写機とすれば多分8ミリでしょう。
ただし、同時期の16ミリ映写機もデザイン的にはこんな形をしていて、8ミリよりも一回り大きいものです。あくまでもフィルムの幅を確かめないと分かりませんね。
この形式の時代のものは、8ミリでも16ミリでも十分に調整・修理が可能ですから、ぜひ一度確認されたらよいと思います。
by sig (2009-05-16 10:16)
花火師さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-16 10:22)
mitsuさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-16 10:23)
「アクション!」「カット!」の時にビシっ!と音を出す板も、
音をあわせる為に使っていると聞いたことがあります。
録音の技術はやはり奥が深くて面白いです☆
by gyaro (2009-05-16 14:04)
gyaroさん、こんにちは。
そのカチンコについては仰るとおりです。上のkontentenさんへの返事に書いておきましたのでご覧ください。
映画、TVではご存知のように音声は「音効さん(音響・効果係)」の役割ですが、現在のコンピュータによるデジタル編集以前は、音声の編集はフィルムのベースに磁気を塗ったサウンドテープと呼ぶものを使って切った貼ったをやっていたのです。これはフィルム編集の場合はいまも同じです。
それにしても優れた「音効さん」は、街頭シーンの車や人声まで、せりふの邪魔にならないように全部別の音源を当ててくれた、つまり現場音を差し替えるようなことまでしてくれものです。録音の世界はまたすごい世界ですね。
by sig (2009-05-16 16:22)
こんばんは、知らない事ばかりです。祖ごく勉強に毎回
なって感謝です。
ご訪問&ナイス有り難う御座いました。
by 吉之輔 (2009-05-16 18:42)
ねこじゃらんさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-16 20:33)
吉之輔さん、こんばんは。
とにかく現在のビデオの使いやすさに比べたら、8ミリ映画は化石のようでした。W コメントありがとうございました。
by sig (2009-05-16 20:35)
いやあ素晴らしい
大学時代専攻が 映画で 週に一度
昔の日本映画を鑑賞する時間がありました
一般には公開されていないような古いフィルムの
映像を思い出してました
by keysun (2009-05-17 22:49)
keysunさん、こんにちは。
映画専攻でしたか。それはそれは。
このブログでは自分史としての映像とのかかわり方と、
一方では映画技術史をまとめようという大それた考えで進めております。
これからもどうぞよろしくお願いします。
by sig (2009-05-18 12:52)
Ja-Kou66さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-18 12:53)
サチさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-18 12:54)
kemmさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-18 21:00)
Nyandamさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-19 15:15)
Qooさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-05-21 16:36)