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東京・多摩発 第3回ビデオムービーの祭典開催 [「映像」なかま]

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東京・多摩発 第3回ビデオムービーの祭典開催
「2008多摩アマチュアビデオコンテスト」 

 去る12月7日午後1時より、東京都八王子市「子安市民センター」において「2008多摩アマチュアビデオコンテスト」の受賞作品発表会と表彰式が開催されました。このコンテストは(財)東京市町村自治調査会の助成の元、多摩地域を対象に毎年夏に公募され10月末に締め切られるもので、今年は3回目を迎えて多摩全域からたくさんの応募がありました。

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●最優秀賞。鎌倉をテーマに「道草つれづれ」を共同制作したみなさん

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●左 実行委員会事務局長 佐藤寛さん(八王子ビデオクラブ会長)
●中 司会・田代さん(八王子ビデオクラブ)
●右 協賛企業代表挨拶・八王子テレメディア(株)田中さん


 このコンテストの第一次審査会は11月中旬、多摩地域の代表的なビデオクラブで編成された実行委員会において行われ、そこで選出された10作品が11月26日の二次審査会にまわされました。
 
第二次審査会では佐藤寛事務局長のジャッジの元、浜谷修三(朝日カルチャー講師)、浅尾義明(ビデオ講師)、遠藤友昭(協賛CATV局代表)、島倉繁夫(映像演出)の諸氏による協議で、下記の入賞作品が決定しました。

P1070318-2-a59f8.JPG●審査風景 中央・浜谷修三先生

 作品はデジタル・高画質時代を反映して、どの作品も撮影技術はすばらしいものがありました。また、内容的にも年々深い味わいを持つ作品が増えている、ということが審査員共通の感想でした。当日は浜谷修三先生が秋田でお仕事のため、私・島倉が個々の入賞作品に対する審査経過を述べさせて頂きました。

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●受賞者のみなさん

P1080133-3.JPG●審査員講評
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●CATV局の取材 まずは八王子テレメディアで授賞式の様子が放映されています。 

 なお当日の様子は、当コンテストを協賛する下記CATVにて放送される予定です。放送日、時間等についてはもよりの各局にお問い合わせください。
(マイテレビ、日野ケーブルテレビ、多摩テレビ、多摩ケーブルネットワーク、八王子テレメディア) 

■入賞作品(敬称略)
■最優秀賞 「道草つれづれ」     武蔵村山市 佐藤淑子
■優秀賞  「里山の体験 その感動」 八王子市  菅原富雄
■優秀賞  「白神山地のブナの森」  小平市   堀江成子
■入賞   「百万貫の岩は語る」   小平市   鷹取 健
      
「光と影」        八王子市  古川誠一郎
      
「僕の名前は佐助」    国分寺市  石原恙逸
      
「八王子まつり保存会」  八王子市 まつり保存会
     
 「羅漢」         府中市   大熊 昇
      
「高尾山での撮影会」   日野市   佐藤好子
      
「夏の思い出」      立川市   大森繁子
      
「小僧の改心」      青梅市   荻野信夫
○特別賞  「鳩と野良猫の子育て」  青梅市   岩沢初男
○特別賞  「極楽寺の一里塚」    小金井市  土田寅男 

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11月26日に行われた審査会の状況は浜谷先生のブログに詳しいので、どうぞ併せてご覧ください。
 http://hamapro.blog.so-net.ne.jp/2008-11-27
 


以下、参考までに
■審査に当たっての私見
コンテスト作品について、僭越ながら、の私見です。
全体に応募作品のレベルが上がっていますので、出来事を単に記録しただけではコンテストは通用しなくなってきています。 

プライベートビデオ(ホームムービー)では特に、自分がそれにどう関わっているのか、ということが大切だと思います。その点がニュースなどの客観的な報道と大きく異なるところです。その上で、自分はどう感じたのか、感じてもらいたいのか、が描かれていることだと思います。 

また、意欲作ほど評価は厳しくなります。それはアマチュアビデオの殻を破ろうとする挑戦であるはずで、選者はそれを受けて立たなくてはならないからです。結果、例えその作品が外れても、その姿勢は十分に尊重されているのです。 

一方、アマチュアコンテストでは比較的初歩的と思える作品も評価されます。例え技術的に未熟でも、内容が破天荒でも、それはアマチュアにだけ許されるもので、そこに「表現」としての可能性や発展性が秘められていると感じられれば入選作の対象になると思われます。 

■ビデオづくりのアドバイス
●タイトルを見れば作品の質が分かる
 タイトルはテーマを凝縮したものです。漠然としたタイトルはテーマを絞り切れていない証拠。「秋の昭和記念公園」「ある日の神代植物公園」ではなく、例えば「イチョウ散るとき」とか「冬のきらめき」などの方が練られた内容であるはずです。この違いはお分かりですね。また、凝りすぎたタイトルも要注意。内容がタイトル負けしないように。 

●「構成」「撮影」「編集」は三位一体 
 この3つは相関関係にあります。つまり「編集を考えた撮影」「撮影を考えた構成」「構成を考えた編集」であることです。手始めに「編集を考えた撮影」を心がけるだけで、表現は豊かになるはず。ファーストシーンは/ラストシーンは何をどう撮りますか? その撮り方で画面はつながりますか?
 

●ビデオは楽しい。その楽しさが伝わるもの
 
必ずしも高度な作品が望まれている訳ではありません。ビデオは本来楽しいものであるはず。ビデオとはこんなに楽しいもの、それを伝えるような映像を見せていだきたいと思います。 

●「アマチュアビデオ」という既成概念を払拭したい
 
ジャンルとしての区分はあっても、「アマチュアビデオだから、これでいい」という考えは外してほしいのです(これがマンネリを招く元)。むしろ「え、そんなの有り?」というようなもの。それがいわゆる「アマチュアビデオならでは」というものではないでしょうか。

 

なんてったってハイビジョン! [「映像」なかま]

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なんてったってハイビジョン!

「TAMAビデオクラブ」ハイビジョン・ワールド


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●ハイビジョン作品参考試写「エルミタージュ」

●ハイビジョン作品はハイビジョンで観たい
 東京・府中市に拠点を置き、毎月第2、第4土曜日に作品を持ち寄って例会を行っている「TAMAビデオクラブ」の2月2回目の例会が、27日、当「昭和館」のハイビジョン・シアターで開かれました。

 定員10名と考えているシアターなのですが、参加者15名の大盛況(2階の床が抜けなくて幸い)。今回は作者自身が、ハイビジョンで制作した自作を大画面で見る機会なのです。

 特別仕立ての列車で向かった鎌倉撮影旅行。変わろうとしている歌舞伎座から築地界隈探訪。雪降りしきる札幌「雪まつり」の情緒。母子で触れたチェコスロヴァキア/プラハの印象。雪深い里で営まれる越後塩沢上布のドキュメンタリーなど、見事な画面構成で、大画面にふさわしい力作が揃いました。
 毎月2回も例会がありながら、いつも粒ぞろいのハイレベルな作品がたくさん寄せられるのは驚きです。

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 発表会の後はみんな揃って昼食とお茶。会員の話題はそんな時でも作品についての感想や編集上のポイントを話し合うなど、ビデオ以外のことはまったく話題に昇りません。これも驚きです。

 午後はハイビジョン放送録画による「ロサンゼルス」「エルミタージュ」の参考上映と、3D映画の話題作「アバター」のメーキングビデオで最新の映画づくりを勉強して散会しました。

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●この時間が大事。いくつになっても楽しい、お昼ご飯とお茶の時間。
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●自治体にはハイビジョン・プロジェクターの早期配置を

 趣味のビデオの制作環境は、メーカー側の戦略的な商品開発によって、これまでのDV(デジタルビデオ)からHDV(ハイデフィ二ションビジョン=ハイビジョン)へと急速に転換しつつあります。

 ハイビジョンでなくてはビデオが作れないわけではもちろんありません。けれども、同じ労力で圧倒的に高い画質を得られること。これからの映像は確実にハイビジョンが主力になること。それはすでにホームビデオカメラのすべてがハイビジョンになったことからもうなづけます。

 しかし、そこに問題があります。概略、ハイビジョンはDVの4.5倍ほどの高画質。それはそのままパソコンの処理能力に関わるため、もはや32ビットのパソコンでは対応できず、ソフトメーカーではハイビジョン編集への対応は64ビット機に限定する傾向も現れています。
 そんな動きの中で、ハイビジョン編集用に特化させたハイスペックのパソコンを自分で組み立てて使う人たちまで現れるようになりました。
 
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 その一方で、ハイビジョン上映の問題が急浮上しています。主に公共施設を活動の舞台としている一般のビデオクラブ、ビデオサークルにとって目下の問題は、施設側のプロジェクターがハイビジョンに対応していないということです。そのため、折角作ったハイビジョン作品をそのままの高画質で鑑賞できないというジレンマが常に付きまとっています。 

 施設側は予算の問題もあり、なかなか困難と思われますが、来年7月のアナログ放送終了をきっかけに、ぜひともハイビジョン・プロジェクターの配備をお願いしたいものです。

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