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東京オリンピックは日本のターニングポイント② [あんなこと、こんなこと]

P1030925b-3.jpg あんなこと、こんなこと―31
東京オリンピックは日本のターニングポイント②

   1964
年、東京オリンピックという国際的大事業の成功で自信をつけた日本は、はっきりと国際化に向けて舵を取り、高度経済成長の上り坂を歩き始めました。社会の仕組みが変わり、ものの考え方や価値観も変化し、それまで普遍と思われていた常識、規範、倫理といった基準さえ大きく揺らぎ始めました。そのベースに、豊かになった暮らしがありました。
 
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●東京オリンピックの華やかさの裏で、消費生活のかたちが急展開していました。
 写真下左/右に見えるのは東京タワー 下の写真2枚は最近まで残っていた虎ノ門3丁目の情景

欲しいなら今すぐどうぞ。お代はあとで結構!

 分かりやすい「駅のそば」で一躍名を上げた「丸井」が売り物にしたのはクレジットでした。このクレジットという商法は1960年に始めて生まれたもので、「Play Now. Pay Late. (楽しみは今すぐに。支払いはあと) 」というフレーズで若者にアピールしていました。
 
欲しいものをその場で手にしてお代は後払い。分割もOK、というその売り方には、当然、支払いを完了するまでの金利と手数料が余計にかかります。そういったことをうっかり忘れて次々と給料以上の欲しいものをクレジットで手に入れ、あげくの果てに支払いがパンクしてしまったという例が頻発し、社会問題にまでなりました。

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●「コンピュータ社会」到来前夜。最新式の計算機(左)と50万円の電卓(右)

 
欲しいものがあればまず貯金して、それが買えるまで待つという考え方で育った昭和16(1941)年生まれ(私)には、クレジット販売は最初はまやかしに聞こえたくらいでした。貯金をして買うということは、お金が貯まるまでそれが本当に必要かどうかをじっくり考える検討期間になります。その結果買わずに済ませたこともありました。こんな購買意識ですから今でも衝動買いは身につかず、買う時はいまだに現金一括払い。クレジットカードの利用経験はほとんどないのです。

コニカFM 他.JPG
IMGP6238.JPG^ペトリV3フレックス.JPGIMGP6245.JPGIMGP6207-2.JPG
●全盛の一眼レフカメラとポータブルラジオ(AM/FMの2バンド)
 そして1965年には、あの「フジカ・シングル8」が初登場。

 しかしそうした少数派には関係なく、以後、現金を持つ必要のない、いわゆるカードを使ったシステムが急速に広がっていくことになります。
(ちなみに銀行系では1967年に三菱銀行がダイヤモンド・クレジットを開始。デパート系では1978年に小田急がファミリーカードを開始。以後、銀行、デパート系のクレジットへの参入が相次ぎました) 

レジスター.JPG
●金銭登録機(レジスター)。デパートの特売場では1日1台で1000件以上打ち込むことも。バチン、バチンととに角硬い。写真のレジ係の右腕は腱鞘炎かも?

●銀行振り込みになった給料の味気なさ
 この、消費意識を変え、銀行が新しい利益機会として参入したカード時代の到来が、給料の支払方法まで変えてしまいました。
 昔は「給料日」というものがあり、「給料」と書かれた封筒に入った1ヶ月分の賃金に相当する現金を、人事課とか総務課といった部署で手渡され、うやうやしく受け取ったものでした。
 4月は昇給。夏と暮にはボーナスがあり、封筒の厚みを手で感じるのが楽しみでした。家に帰ったご主人は奥さんに「はい、今月の給料」「今年のボーナスは思ったより良かったよ」などといいながら手渡します。奥さんは「はい、ご苦労様でした」とねぎらいの気持ちで受け取ります。それはある意味で家庭における大事な儀式でした。それがいつの頃からか、味気ない銀行振り込みに切り替わったのです。

 
東芝府中工場の暮のボーナースを狙ったあの「三億円事件」が発生したのは1968(S43)年で、それは支給前の現金を狙ったのですから、その頃はまだ給料は現金で渡されていたことになります。
 
一方、1969(S44)年の厚生省「国民生活実態調査」によると、「一世帯あたりの年間所得が前年比12.5%の伸びを見せ、年収100万円を突破した」とあるところから見て、「機は熟せり」と読んだ銀行のかなり強引なリーダーシップにより、給料銀行振込みは早い企業で1969年から。翌1970年にはかなりの企業が導入に踏み切ったのではなかったかと思います。

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●「天引きしないと貯めにくい」そうです。サテンでお茶もままならず。

 この給料銀行振込みによって、それまで給料日には(ひときわ)敬意を持って迎えられたサラリーマンの権威は消滅しました。銀行に振り込まれた給料はすべて奥さんが掌握することになり、「主人」とは名ばかり。毎月の小遣いも奥さんに支給してもらうという大逆転が、その後の家庭の形を180度変えてしまったことはご存知の通りです。 
 
この現象は、1970年代に急進する女性の高学歴化と共に「男女同権」の実質的基盤になりました。また、1970(S45)年に台頭した「ウーマンリヴ(女性解放運動)」と無縁ではありません。

 
このような形で給料銀行振込みは「父権の喪失」につながりました。家庭は社会の基礎を成す最小単位です。それまで「大黒柱」として家庭をしっかりとまとめてきた父親の立場が弱まれば、子育てや子供の教育上支障をきたすことがあるでしょう。それは父親と母親の意見が異なる場合です。男女同権がほぼ確立されたと見られる現在では、教育の問題も両親の話し合いでなされるのでしょうが、それでもなお、「子供は父親の背中を見て育つ」という意味を良く理解している父親の存在は、家庭の大きな支えであるはずです。そして仲の良い父母の姿。こうした家庭環境のもとで成長する子供たちは幸せだと思うのです。 

●カード時代到来に乗り遅れた昭和16年生まれ
 話は戻りますが、カード嫌いの性癖は最近のプリペイドカードや電子マネーにも当てはまります。私はクオカードとか、何とかカードは一切使いません。(全く自慢になりませんが、使い方が分かりません)Edyカードに至ってはパソコンの起動用にセットしてあるだけです。

 プリペイドの方式は、遡ればハガキや切手。その後はテレフォンカード、図書券等々。今ではあらゆる分野で利用されるようになりましたが、先にお金を徴収して、そのお金を事業の運営資金として使う。金利を払う必要もない。丸々タダで回転資金を調達できる。これほど虫のいい話は無いでしょう。いいところに目をつけたとは思いますが、その手には乗りたくありません。


 また、最近急増したのはカードによるキャッシングです。始めたのは今では一見銀行かと思うほどにイメチェンしたサラ金(サラリーマン金融=高利貸)だったと思います。それがこともあろうに最近では、大手都市銀行が元サラ金会社に擦り寄って、いっしょにサラリーマン向けローンを扱うようになりました。都市銀行のプライドはどこへ行ったのかとさえ思えてしまいます。とにかくそうしたものにはひどく懐疑的な私ですから、買い物はますます現金でしかできなくなりました。

 
 
ついでに恥を晒すと、ケータイは充電器に掛けたまま机の脇に置いてあり、出かけるときにはついそのまま忘れてしまいます。インターネットにしても、ネットショッピングはともかく、別料金が発生するものにはまったく関わりたくありません。これが昭和16年生まれ。こうして昔の人間は時代に取り残されていくのでしょうね。

 
これを読んで、世代の違う人たちはどのようなジェネレーション・ギャップを感じるでしょうか。(「あんたが一人でいきまいてたって誰も困らない。時流に乗れずに困るのはあんただよ」という声が聞こえたような…それが時代というものなんでしょうね)
 最近「東京オリンピックよ、再び」という声が聞かれます。
 1964年の東京オリンピックが時代を変える原動力として機能し、良くも悪くも新しい価値観を生み出し、一つの世代を時代遅れにさせるほどのインパクトを持って展開されたように、それと同等以上の効果を生み出せるプランがあるなら、沈滞した社会の起死回生策として進める価値があるかも知れません。その場合、まず当時の老朽化したインフラや施設をすべて作り直すことも一つのポイントではないでしょうか。
 
ところで、あなたにとって1964年はどんな年でしたか?

●写真の広告はすべて「毎日グラフ オリンピック東京1964」に掲載のものです。

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とも

当時クレジットでそんな問題があったんですね!!
僕はディズニークレジットを使っています。ちゃんと計算しながら買い物をするので、平気ですよ。でも支払いがカードばかりになりました。ポイントが貯まると、ディズニーならではの特典が多数あるのでww
by とも (2009-02-02 00:50) 

kemm

sigさんの昭和史は素晴らしいです・・色んなことを思い出させてくれます。
色んな資料の整備・・心の中も・・に感心しています。
コニカのデミング賞・・覚えています。
私は・・アイレス…キャノン・・・ペンタックス・・・などを使っていましたが・・。
by kemm (2009-02-02 09:04) 

sig

ともさん、コメントありがとう。
このブログの私家版昭和史の部分をいちばん読んでもらいたいのは、ともさんの世代かも。その意味で、とてもうれしいです。
クレジットの最初は、収入と支出のバランスが取れない人たちが無計画に利用して問題になりました。今のともさん世代では考えられないほどキャッシュレスに対して幼稚だったということです。
新しい方式や制度が日常的なこととして定着するまでには数十年かかります。こうした過程を経て、ともさん世代のようにキャッシュレスを身につけた世代が育ったということです。若い人たちはほんとにポイントを上手に利用していますものね。


by sig (2009-02-02 10:39) 

カメキチ

おはようございます
クレジット、私にとってこれはありがたいものの一つでした。次々と発売される新型カメラ、お金が貯まるのを待ってはいられません。分割払いで新型カメラを買い、古いカメラを売ると言うことで、常に新型カメラを使うことが出来ましたが、何だか自転車操業みたいな感じでした。
給与の振込みは経験しませんでした。給与振込みは確かに父権失墜の原因かもしれませんね。
by カメキチ (2009-02-02 10:49) 

ami

sigさんの堅実な人生が想像できますね。
私は逆で、自由奔放で物欲を抑えきれず、
クレジット商法で好きなものを買ってしまった人生でした。
目の前の老後に少々貯金無しを、反省してますが、
時すでに遅しでしたが・・・・
ストレスにならなかった分幸せでした\(^o^)/
by ami (2009-02-02 10:56) 

sig

kemmさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
かなり偏った私家版昭和史ですが、犯罪、教育、家庭などに何か社会的な問題が起こると、その根源はどこに? などとすぐに考えてしまう性分なのです。

前回と今回で写真を引用させていただいた当時の毎日グラフの広告には、なぜかニコン、キャノン、アサペン、ミノルタの広告がありません。でも、ここに掲載したコニカ、マミヤ、ペトリ(上から見た写真)などを見ると、とても懐かしく感じました。また、日立、松下、東芝などの広告も掲載されていません。
ちなみにソニーは1968年にトリニトロンカラーTVを発売しましたが、カメラはまだ作っていませんでした。

by sig (2009-02-02 10:59) 

チョコシナモン

ご無沙汰しています。
カードは便利で銀行は利用しています。
けれどお買い物は絶対と言っていいほど
現金で、、、お金がないのにお買い物なんてと
言う考えは今だ変わりません!
でもPC、携帯は無くては困ってしまいます|*゜∀`*)ノ「・・・笑」

by チョコシナモン (2009-02-02 11:09) 

ChinchikoPapa

1964年というと、小学生時代のわたしは親父の「悲鳴」を思い出します。下町の多くの掘割りが埋め立てられ、かろうじて残った河川の上には高速道路がかぶさって災害時には「危険地帯」となり、地上げの横行と公園や緑地などの社会資本を食いつぶして行なわれた一大土建工事により、街のコミュニティが次々と崩壊していくサマを見て、幼い子どものわたしでもわかるような「悲鳴」をあげていたんだと思います。関東大震災の教訓から造られた安全帯や避難場所が壊されたのも、東京オリンピックの前後でした。1964年は、小林信彦がよく言う“町殺し”のまっただ中ですね。
近ごろ、震災などの非常時の際、道路はまったく機能しないだろうから、街を走る掘割りや河川を、東京湾に到着した救援物資の運搬ルートにしようと、あちこちに災害用桟橋やはしけが設けられているのを見かけますけれど、親父が生きていたらきっと「いまさら、なにをやってやがる。もう遅いや」と、皮肉っぽくつぶやいていたかもしれません。
by ChinchikoPapa (2009-02-02 11:27) 

sig

カメキチさん、こんにちは。
お仕事上、個人で高額なカメラを何台も調達しなければならないというカメキチサンの場合は、格好のシステムだったのですね。「自転車操業」には笑ってしまいました。
フリーの方は月給ではないので、初めから小切手か銀行振り込みでしたでしょうね。
by sig (2009-02-02 14:16) 

sig

amiさん、こんにちは。
確かに、欲しい物を買わずに我慢するのは身体に良くないかもしれませんね。amiさんはクレジットを上手に活用されたと思います。
それはあくまでもそれだけの収入があることが前提であって、amiさんはその条件を満たしていたからこそできたことだったと思いますよ。私の場合は堅実ではなく、本当にお金が無かったのです。(今はもっとそうですが)
by sig (2009-02-02 14:24) 

sig

チョコシナモンさん、こんにちは。
カードで引き出せる銀行のキャッシュコーナーは便利ですね。でも、あれにしたって私に言わせれば手数料を取るなんてとんでもない。もともと窓口業務を銀行の都合で省力化したんじゃないか、と言いたいですね。
お金が無いのにクレジットでは買いたくない・・・同じです。でも、クレジットを利用する人は「今お金が無いからクレジットにする」んですよね。まさに見解の相違ですね。
私もPCは一生の伴侶で、欠かせません。でもケータイは、ほんとに苦手なんですよね。仕事を離れてから手にしたからでしょうね。仕事をしていたらケータイができないことは他人に迷惑を掛けることになってしまいますね。こうして社会機構は変わっていくのですね。


by sig (2009-02-02 14:32) 

sig

ChinchikoPapaさん、こんにちは。
東京オリンピックのために、当時都心部は大改造されましたから、高速道路などインフラの建設によって真っ先に犠牲になったものが地域コミュニティだったと思います。建設は一方で必ず破壊を伴いますが、それが必ずしもハードな部分だけでないというところが心すべきことでしょうね。
非常時の河川利用といっても、ほとんどはあの時に埋め立てて道路にしてしまったから、せいぜい隅田川や外堀、運河の範囲内で、内陸部へは無理なのではないでしょうか。
by sig (2009-02-02 14:54) 

sig

プリンさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-02 16:36) 

sig

shinさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-02 16:36) 

sig

yannさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-02 17:08) 

yann

1964年は
 ひょっこりひょうたん島を見て、きゃはきゃは笑ってた時期です。
 団地に入居した時期かな?
 まだ園児でした^^
 
by yann (2009-02-02 17:08) 

ねこじゃらん

1964年・・・私はまだ生まれておりません。(笑)
カードは、割引が利くもの(地下鉄のカード:大阪ではpitapa)と、
必要最低限のもの=生活用品を、ポイントがたまるカードで買っています。
集めたポイントで、カリカリを買うんです〜。(笑)
ケチですねえ、ケチなのは年代のせいではなく、性格でしょう。(笑)
↓大橋歩さんの記事も読ませて頂きました。
私の父は昭和9年生まれ、「背広」が給料何ヶ月分か、
という時代だったそうです。
昔は貧乏人も努力すれば・・・という風潮・希望があった気がして、
やっぱり羨ましい気がします。
奇遇ですが、さっき、私の母のワンピースの事を記事に書いたんですよ。
拙い記事ですが、またお時間がありましたら覗いてやって下さい。
by ねこじゃらん (2009-02-02 17:23) 

いぬ

sigさん こんばんは
今は車に乗ればETC電車に乗ればSUICAなど
現金を使わなくなったのが多いですね
幾らかかったのかも覚えられなくなりました
自分の買い物は現金でしています
今は車無いのですが車も現金で買うようにしていました
その方が必要か不必要か考えられる
大体は勿体無いから止めようとなるのです
買っても大切にするような気にもなります
1964年 前回も書きましたが両親が結婚した年です
by いぬ (2009-02-02 17:29) 

sig

ねこじゃらんさん、こんばんは。
上手にカードをご利用のようですね。ポイントでカリカリを買う。名案です。リリちゃんとライアンちゃん、それで健やかなんですね。

がんばれば報われるということは、やる気が出る源ですから、それが必ずしもそうでなくなった現在は、やはり問題だと思います。

お母様のワンピース、見せて頂きました。私なんか、十年以上も前に母が、もうできないからと仕立ててくれた丹前、未だにもったいなくて手を通していません。一度着さえすれば続けて着られるのでしょうが、普段は洋服で済むし、やはりしまったままでしょうね。
by sig (2009-02-02 19:26) 

sig

いぬさん、こんばんは。
いぬさん世代はカード社会にすんなり入れた世代だと思います。
カードだといくら使ったか分からない・・・私がいちばんいやなところはそこなんですよね。
いぬさんのように、現金で買うものとカードで買うものを意識的に上手に取り分けてやるのが正解ではないでしょうか。
by sig (2009-02-02 19:33) 

sig

Takemoviesさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-02 19:33) 

OMOOMO

50万円の電卓には、目がテンです。
カードは金銭感覚をマヒさせますね。ついつい乗せられています。
sigさんと歳変わらないのに、毒されています。猛省。
確かに給料振込みは父権をなくしました。夫にこずかいあげてる
感覚でしたもの。ごめんなさい。今になって感謝。
by OMOOMO (2009-02-02 23:13) 

sazan

中国も昨年オリンピックでしたね。。
そのころの日本に似てるんでしょうか?
中国も安定期に入るのかなあ。。
by sazan (2009-02-02 23:56) 

花火師

1964年・・・生まれる前の年(⌒▽⌒)アハハ!
by 花火師 (2009-02-03 00:19) 

sig

mitsuさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-03 00:22) 

sig

八犬伝さん、こんぱんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-03 00:22) 

アヨアン・イゴカー

東京オリンピックには関係ありませんが、私は携帯電話を持っていません。死ぬまで持たないと宣言しています。妻は持ってくれと、言っていますが。
そして、クレジットカードは一切使いません。会社の都合で、作らされてもっていますが、私も現金主義です。欲しいものを衝動的に買う、などと言う発想は全くありません。欲しいものは、遠巻きにして眺め、おずおぞ近付いて眺め、だんだん近付いて触ってみたり、手にとってみたりして、家に帰ります。そんなことを何度かやっていて、自分が本当に欲しいものなのか、必要なのか熟考して、買います。買わないときもあります。
そういえば、東京オリンピックのために首都高速道路が整備され、日本橋が高速道路の下になってしまったようですが、これは御江戸日本橋を愛する人間としては、悲しいことです。
by アヨアン・イゴカー (2009-02-03 00:26) 

sig

OMOOMOさん、こんばんは。
日本初、早川電気(現・シャープ)の電卓は、当時のお金で50万円。信じられませんね。それまでは金銭登録機がレジに配置されていた訳です。
カードもOMOOMOさんのように承知でお使いなら決して毒されているとは思いません。でも、給料振込みは男性には致命的でしたね。働く女性にはそれ程影響は無かったのではないでしょうか。専業主婦にとっては大変革だったと思います。
by sig (2009-02-03 00:32) 

sig

sazanさん、こんばんは。
中国もオリンピックを開催することにより自信をつけたでしょうし、インフラ整備も進んだと思います。それが及ぼす経済的、心理的変化はおそらく日本の場合と同じように大きいと思います。また中国の場合はやはりオリンピックが経済成長を加速させると思われますから、安定期の前の成長期に入るのではないかと思います。これから伸びる国だと思います。国のライフサイクルを、勃興期-成長期-隆盛期-安定期-衰退期と考えると、日本の現状はどう見ても衰退期に入ったとしか思えません。「安定成長」などという言葉は欺瞞です。
by sig (2009-02-03 00:43) 

sig

花火師さん、1965年、お誕生おめでとう!
お子さんたちにとって大変な時代がやってきます。
私たちは間もなく降壇します。
おあとがよろしいようで・・・(冗談じゃなくて)
by sig (2009-02-03 00:46) 

sig

アヨアン・イゴカーさん、こんばんは。
よ~く理解できます、そのお気持ち。
品物の値打ちとお金の価値をかね合せてよ~く考えれば、衝動買いなどできるはずはなく、カードなど全く不要なものです。
それがなくても済んできたのに、便利と言う言葉に踊らされて、結局は企業を利することになる。これは安易にお金を使わせる謀略ですよね。
いやだいやだ。
by sig (2009-02-03 00:58) 

walz

クレジットカードは便利なのでどうしても使ってしまいます
使った分はいつもノートに付けて預金残高とにらめっこしてますが(^_^;

しかし、ここ数年で支払い方法が増えました
キャッシュカードを使ったデビット払いなんてのもありますね
色々増えすぎるとちょっと怖い気もします
by walz (2009-02-03 01:28) 

あい

1964年は産まれてないですねヾ(;´▽`A``
ポイントを集めることで何かしらの還元があるものは
現金を持っていても、カードで支払うようにしてますー。
何にも利益がなければ、私もカードは持たないかなぁ。
携帯は充電完了してるようであれば、充電器から外して
置いたほうがいいですよー!
充電池の寿命がどんどん短くなっちゃうみたいです。

by あい (2009-02-03 01:59) 

sig

walzさん、こんにちは。
とても上手にカードを利用されているようですね。
いつもチェックを怠らないことが、こうしたサービス利用の基本だと思います。私は保険とか年金とか大事なことすらなかなか理解できないくらいなので、クレジットの利用はもとより、キャッシングに至っては絶対にやる気はありません。つまり、分からないことには手を出せないということなんですよ。情けないんですけれどね。
by sig (2009-02-03 10:11) 

sig

あいさん、こんにちは。
もちろん生まれてませんね。
そういう若い人たちには、こんな時代を経て今の日本がある、ということを知って欲しいのです。

ポイントというのはカードを使わせる手であって、ポイントを与える以上に敵はカードの金利で稼げるようになっているはずですよ。

今、充電器からケータイを急いで外しました。ありがとう。(笑)
by sig (2009-02-03 10:18) 

sig

やまがたんさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-03 10:19) 

Qoo

給料の銀行振り込みは最後まで反発してましたが
それも限界、今や銀行振り込みで味気ないですね
せめてボーナスくらいは現金で欲しいな~

カードは今や常識というか、キャッシュレスの時代ですね
金銭感覚が麻痺します
便利ではありますけど、良い事ではないような気がします
考え方が古いのかな(^^ゞ
by Qoo (2009-02-03 12:04) 

sig

Qooさん、こんにちは。
せめてボーナスは現金で…いいアイディアですね。やる気が出ますね。
いまこそやる気を起こさせるやり方が求められているのですよね。

キャッシュレスは仕組まれたものという認識があれば、上手に利用できると思いますが、私も基本的にその仕組みが好きではありません。この意固地さは、もう生き方の問題ですね。(笑)
by sig (2009-02-03 12:18) 

NsHome

初めまして。
初任給から銀行振り込みだった私には、現金支給を一度体験したかったですね。当時のお医者さんは、給料日にお札が立ったと聞いたことがあります。^^
by NsHome (2009-02-04 12:39) 

sig

NsHomeさん、こんにちは。
初めから給料振込みだったという世代の人たちは、給料日の会社と家庭の様子など、考えたこともなかったでしょうね。当時はまだ働く女性より専業主婦が多く、給料日には男性は相応の感謝を受けたものでした。男女平等の今の世ではもうありえない光景ですよね。
現金での支給ですから札束の厚さは、1ヶ月がんばった成果だという実感がありました。札束が立ったというお医者さんの好調振りは、私も耳にしたことがありますよ(笑)。コメントとnice、ありがとうございました。
by sig (2009-02-04 15:26) 

sig

whitesoxさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-05 20:16) 

うに

パチン、パチン、と打つレジ、懐かしいデス!
実家は自営業(電気屋)だったので、こういうレジがありましたヨ。
ときどきお手伝いをして、レジ打ちをやらせて貰いました。(手伝いというより、やりたかったダケ…笑)
サラリーマンとは違って、いつも真近で働く父を見ていましたから、
尊敬していました。。
父が汗だくで働いてくれるから、ワタシはご飯食べられるし、学校にも行けるんだなぁと。(^-^)

クレジットカード、ワタシはいつも使ってしまいます。でも必ず、1回払いです。
ポイントを貯めれば、ギフト券が貰えるので…。(^^;)
でも、沢山のカードを持つのは嫌いなのです。
by うに (2009-02-07 18:07) 

sig

うにさん、こんばんは。
おうちにあのレジがあったのですね。あれは泥ちゃんに持ち逃げされないように、わざわざすごく重くしてあるのです。それをデパートのレイアウト変更で移動する時は重かったなあ。
働くお父さんのそばで育ったというのは、それだけですばらしい教育でしたね。
クレジットカードを使っての1回払いは、うちもやったことあるかな。
他に、1年後に10%余計に買い物ができる券がもらえる、デパートの会員になっているようです。
by sig (2009-02-07 19:55) 

Ja-Kou66

世の中のシステム化もめまぐるしいですね。
レジのPOSシステム化、キャッシュレス化・・・
そのうち自分も付いて行けなくなる時代がくるのだろうか…(^ ^;
そのうち、"ヒトレス"化しちゃったりして( ̄ー ̄;
by Ja-Kou66 (2009-02-11 00:17) 

sig

Ja-Kou66さん、こんにちは。
ほんとに、サービスする側に人の顔が見えなくなって機械任せですものね。
それがサービスって、よく言えますよね。
肝心なところを省略しちゃってどうするの? それが省力化? って言いたいです。
Ja-Kou66さんのおっしゃるように、みんな機械化して
「・・・そして誰も居なくなった」
そんなドラマがありましたね。あはっ
by sig (2009-02-11 10:54) 

sig

漢さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-16 12:28) 

sig

ヨタ8さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-02-16 18:53) 

pace

アメリカで現金ではレンタカーも借りられない
海外に行くことが多くなりカードを作りました
日本では使ったことがない(笑)
無尽とか買い物積み立てなんかもありましたね

亀倉雄策のあのオリンピックポスターが心に焼きついたのが
今の私のスタートかもしれませんね
小学生ながらあのポスターの前で立ちすくみましたから
「表現」に出会ったのが1964年ですね
by pace (2009-12-06 23:38) 

sig

paceさん、こんにちは。
各国の陸上選手がスタートラインに重なって描かれているポスターですよね。すばらしいですね。
このころから海外へ。すごいですね。
「表現」というと、やはり広告業界でしょうか。
by sig (2009-12-07 13:59) 

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