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私には効かなかった扇千景さんのメッセージ [小型映画ミニミニ博物館]

P1030925b-3.jpg   小型映画ミニミニ博物館-10
私には効かなかった扇千景さんのメッセージ
1965年。8ミリ映画に新規格登場!
「フジカ シングル-8」

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●おひな祭りは、ハイビジョンビデオの格好の被写体

  は~い、しばらくでした。sig館長の登場ですよ。
良し悪しはともかく、現在テレビは2011年7月24日の地デジ(地上デジタルテレビ放送)移行に向けて着々と歩みを進めておりますね。ハイビジョン(HD)方式による高画質時代とか。それと足並みを揃えて、家庭用ビデオカメラもハイビジョン時代を迎えて、もう数年経ちました。これまでのテープに記録するものから、カードやディスクなど全く別方式のメディアに変わってきていますね。すでにハイビジョンビデオカメラで撮ったものを、そのままハイビジョンテレビにつないで高画質を楽しんでいるという方も多いと思います。

 ところが、ハイビジョンになる前からDVテープでビデオを撮っていた人たち…、特に、編集して作品づくりを目指している人たちにとっては大問題です。まずこういった新しいメディアは、テープとは記録方式も異なるため、互換性がありません。だから従来の編集ソフトでは編集できません。またハイビジョンでは扱う情報量が飛躍的に大きくなりますから、パソコンの処理能力にも強力なパワーが要求されます。つまり、ソフト、ハードともにリニューアルしなければ、とてもハイビジョンの高画質を生かしたハッキリクッキリのビデオ作品を作り出して楽しむことはできないのです。

 技術革新はありがたいのですが、こうした不都合は新方式が生まれるたびにユーザーが経験しなければならない実に困った問題です。ほら、昔もありましたね、ビデオにおけるベータ方式とVHS方式の競合。最近ではハイビジョンDVDの規格がようやくBD(ブルーレイディスク)方式1本に落ち着いて胸をなで下ろしたところですが…。このような大きな転換期が実は8ミリ映画にもあったのです。

●「マガジン、ポン! 私にも写せます」
IMGP6214.JPG●扇千景さんのCM

 1965年(S40)5月。日本のお茶の間に流れた「私にも写せます」のモノクロCM。これが日本の8ミリ映画の流れを変えました。これまでになかった新規格のフィルムを使う「フジカシングル-8」の登場です。CMの主は当時宝塚出身の女優さんで、現在は大臣、長官、参議院議長を歴任され政界で大活躍の扇千景さん。スポンサーは「富士写真フイルム」(現在は「富士フイルム」)です。

 彼女が手にするのは片手に納まりそうなプラスチック製小型カメラ。いかにも軽そうです。横のふたを開けてフィルムマガジンをポンと落とし込む。バッテリー駆動ですからふたを閉めてシャッターを押せば、即撮影開始です。私の「ダブル8」はダイキャスト製で重さは2キロ。生フィルムの装填技術は慣れない人には無理。動力はスプリングの巻き上げ式。なんという違いでしょうか。
この簡単・軽便をアピールするCMが、それまで8ミリ映画を難しいものだと敬遠していた人たちを一気に引き付けて、8ミリブームをもたらしたのでした。

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●「マガジン・ポンッ」のカメラ内部(左)と、露出しているフィルム部分(右)

●両雄並び立たず
 この1965年というのは実に微妙な時期でして、その前年が東京オリンピックだったんですね。写真メーカーであれば、ものが動画を記録するツールであるだけに、当然世界のスポーツの祭典に新製品の発売を合わせたかったはず。それがなぜずれてしまったのか。

 実は「富士写真フイルム」では、「ダブル8」の操作性の悪さで頭打ちになっている8ミリの市場を何とかしようと、1964年の東京オリンピックに向けて、1959年から新方式の8ミリ規格の開発に取り組んでいたのだそうです。ところがライバルの米国「コダック社」も同じことを考えていたんですね。富士もコダックも世界に冠たるフィルムメーカーですから、「ダブル8」が限界なら、思い切ってフィルムの規格を変えよう、ということができたわけなんですね。両者とも一番のネックはフィルム装填だと知っていましたから、それを簡単にするためにマガジン方式を考えました。これは期せずして同じだったのですが、その他の開発ポリシーは違っていました。


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●「フジカシングル8 AX100」 1.1の明るいレンズ゜は暗さに強かった。

 
富士側では、これが大変日本的なところなんですが、それまでの「ダブル8」のユーザーを考慮して、新規格でも互換性のあるシステムを、と考えて開発を進めていました。ところがライバルのコダックはアメリカの合理性が現れているところだと思うのですが、「8ミリ映画画質向上」の好機ととらえて根底から考え直すことにして開発を進めていたのでした。そしてそこには同じ8ミリ幅のフィルムでありながら、富士の1コマに比べて面積比で50%も大きい画面の拡大が図られていたのでした。

 
結果論ですが、写真の歴史は画質向上の歴史です。いかに優れたシステムも画質のすばらしさには叶いません。開発の途中でこの事実を知った富士側では、それまでも世界の8ミリ市場を寡占してきたコダックの新方式…これが「スーパー8」と呼ばれるものなのですが…それを認めざるを得ませんでした。

 社内では大変な混乱の中で急遽フィルム規格をコダック仕様に切替え、コダックの「スーパー8」とほぼ時を同じくして「シングル8」の名で発売にこぎつけたのでした。すでに動いていた生産ラインを止め、自社開発の製品を廃棄するまでしての、まさに涙を呑んでの決断だったということです。

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●クローズアップレンズを付けたAX100
  接写用の他、テレビ画面を撮影することが考えられていた。
 今日のビデオ録画の役割を、8ミリ映画が担っていたのだった。

●私の「ダブル8」歴は14年間で終焉
 
さて、「スーパー8」「シングル8」の出現で、1932(S7)年に発祥した「ダブル8」は終焉に向かうことになります。こうした動きの中で私はどうしていたかと言いますと、かなり冷ややかな目で「スーパー8」「シングル8」を見つめていました。

 なぜなら、最初の頃に発売されたカメラはあくまでも入門者を対象としたもので、ただ撮るだけ。私がやりたいトリック撮影などの高度なテクニックが一切できなかったのです。新しいフィルム規格の登場をきっかけにして新たな8ミリ映画ファンを増やそうという戦略ですから、それは当然のことなのですが、それまでにすでに7年の8ミリ映画歴をもつ身として、「今更そんなおもちゃのようなカメラを使えるか」というプライドもありました。

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●私が14年間愛用したダブル8カメラ「ヤシカ8Us」
 いろいろなテクニックが可能だった。

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●ダブル8の高級機はここまで進化していた。長尺マガジンを搭載した「エルモ」。

 ということで、私はそうした高度なメカニズムを備えたカメラが登場するまで、つまり「スーパー8」「シングル8」の市場が熟すまでは、それまで通りずっと「ダブル8」の「ヤシカ8Us」を愛用していたのでした。私の「ダブル8」歴は1958(S33)年8月から1972(S47)年10月までの14年間となります。
 「スーパー8」「シングル8」の特徴対比については、次回の「
小型映画ミニミニ博物館」でお話することにしましょう。

■諸元
名  称   フジカシングル8 AX100
メーカー   富士写真フイルム

発売年度        1965以降 ?  
形  式   シングル8マガジン使用(フィルム長15m
レンズ    FUJINON  1:1.1  f13mm 固定焦点 57
駆動方式   電動式 単三電池2本使用でフィルム10本撮影可能
コマ速度   18コマ/秒のみ
シャッタースピード 128
フィルム感度 ASA25 50 100 200 オートセット
重  量   315g

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●この方式から8ミリカメラは電動式となる。 (それまではゼンマイ巻上げ式)

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kontenten

以前、1950年生まれの師匠から聞いた事がありますが・・・
市川崑監督作品『東京オリンピック』で使われたフィルム
コダックだったそうです(w)
監督さんとしては、すべて国産を目指したのですが、フジフィルム自体が
そんな映画一本くらいの長さでは生産出来ないと断ったらしいです。
 「マガジン、ポン! 私にも写せます」ってCM、私も覚えております。
でも、扇千景さんだったとは・・・^^;Aアセアセ
扇千景さん・・・
我が社ではカナの本当のお祖母ちゃんと呼ばれています(^^)
by kontenten (2009-03-02 08:55) 

sig

xml_xslさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-02 10:45) 

sig

kontentenさん、こんにちは。
この当時の日本映画のほとんどはまだモノクロでしたから、カラーフィルムは開発過程にあったのではないでしょうか。映画フィルムとして国産カラーフィルム(「富士」と「さくら」しかありませんが)が使われるのはずっと後のことだったと思います。私は1964年に初めて8ミリで富士のカラーフィルムを使ってみましたが、鮮やかなコダックとは比べ物にならないくすんだ発色でした。
扇千景さんはカナちゃんのお祖母ちゃんなんですかぁ。ふわー、信じられないくらい世の中狭いですね。
by sig (2009-03-02 11:07) 

sig

takemoviesさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-02 11:07) 

路渡カッパ

私のビデオ歴は1980年頃かな、ソニーのベータからです。
当時40万ほどした世界最小最軽量というモノでしたが・・・
今なら4万円ほどのコンパクトなカメラでもそこそこの動画が撮れますね。
技術の進歩は凄いですが、その間、何台のカメラを買ったことか・・・
ろくに使いもしないのに(^_^ゞ
「わたしにも写せます」のCMはよく覚えてます。中学生の頃だったのかって、昔のことを思い出させてもらいました。
by 路渡カッパ (2009-03-02 12:15) 

sig

漢さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-02 13:49) 

チョコシナモン

sigさんこんにちは!
段々と言うか、あっという間にコンパクトビデオカメラに
なってしまいました(o^-')b
最初に買ったビデオカメラはVHSが入る物でした。
次に買ったS-VHS-Cも使っていません!
何だかもったいない感じです。
1枚目の写真可愛いです(o^-')b

by チョコシナモン (2009-03-02 13:55) 

sig

路渡カッパさん、こんにちは。
ベータで始めたビデオというのは、ビデオ遊びのパイオニアですね(笑)。
今もセミプロ級の持つハイビジョンビデオカメラは40万前後ですから、価格的には変わっていませんね。でもその内容はすごい進化ですよね。もちろん10万円以下でも十分きれいに撮れますね。
ロードスターでいろいろなところを巡っておられるでしょうが、ビデオの記録は今も続けているのですか。それともスチルだけですか。
by sig (2009-03-02 13:56) 

sig

チョコシナモンさん、こんにちは。
VHSからビデオを始められたというのは、ビデオ遊びのパイオニアですね(笑)。カメラとレコーダーが別々で、最初はモノクロだけ。カラーになってもクリアな画像は得られませんでしたね。
S-VHS-Cは高画質ですから、カメラが動くうちに、それでお撮りになった映像は、パソコンソフトを使ってデータ化するか、DVDに焼くなどされるといいですね。この規格はビクターだけのもので汎用性がなく、あまり普及しないうちにHi8の時代に移ってしまいましたね。
by sig (2009-03-02 14:23) 

いぬ

sigさん こんにちは
扇千景さん とても綺麗な方だったのですね
昔の女優さんは綺麗だ

最近 動画がとても魅力的に思えます
景色 風景撮るのも動画が良いなぁと
止まった画も良さもあるのですが
僕の写真は 芸術なんて求めてなく記録
記録なら動画の方が 流れる雲 風向きも分かるし
ただ撮るのが難しそうです 撮り続けてしまうか
ここぞって時に撮るのか
お嫁さんにビデオ欲しいなんて言ったら カメラ交換して
まだ半年もしてないじゃないと言われてしまいました
by いぬ (2009-03-02 16:55) 

sig

いぬさん、こんにちは。
スチル写真(静止画)もビデオムービー(動画)も、どちらも楽しいし、記録という意味でも意味がありますね。一方は瞬間を切り取り、一方は時間を記録します。ということは、それぞれの役割が違うんですよね。両方とも意味があるんです。だから両方やりたいというのは決して欲張りじゃないんですよ。いぬさんが写真で追っている鳥とか、動きのあるものを撮ることが多ければ、それを動画で撮ってまとめると、全体にお話が生まれて楽しいビデオ作品ができると思います。
写真とビデオは、撮り方は基本的に同じです。ただ写真は撮影即完成ですが、ビデオは撮影したものをまとめる作業(編集)があります。けれどもほとんどの方はそれをやらずに、撮影即完成としてモニター上で鑑賞しているのですが、実はビデオの本当の面白さは、このまとめるというクリエイティブ作業にあるんです。いぬさんはビデオにも向いてると思いますが・・・。
奥様には目的が違うのだから、と説得されて、ぜひビデオも・・・。
by sig (2009-03-02 17:49) 

sig

うにさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-02 17:50) 

とも

ハイビジョンになるのは、良いコトばかりではないんですねー。。。
by とも (2009-03-02 18:18) 

Qoo

地デジになるとテレビ何台買い換え?
勿論PCは今のままでは動画は扱えない
この先いくら用意すれば世間に追いつくの?
困ったな~ (^_^;)
by Qoo (2009-03-02 20:33) 

sig

ともさん、こんばんは。
テレビのハイビジョン化(地デジ)は国策ですから、それを広めることで産業界を活性化する目的があるわけだと思います。
ただ、そうした新しいことが始まる過渡期には、ユーザーにいろいろな負担がかかるということですね。落ち着いてしまえば「高画質・高音質」の方がいいにきまっている訳で、TDL、SEAの番組はぜひハイビジョンで楽しみたいものです。
by sig (2009-03-02 21:34) 

sig

amiさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-02 21:34) 

sig

Qooiさん、こんばんは。
地デジ対応のアダプタを付ければ、これまでのテレビでも受信OKだと思います。ただし、画質はそのテレビの画面以上に良くなりませんが。
ハイビジョンの画質・音質を楽しむには、ハイビジョンテレビが必要ということですね。
QooさんのPCはハイビジョンを見られませんか。
じゃ~、この際、思い切って・・・
by sig (2009-03-02 21:42) 

sig

八犬伝さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-02 22:38) 

あい

おひな祭りのお写真素敵ですねー♪
地デジ対応のテレビに変えたらあまりの映像の美しさに
びっくりしました。今までアナログでも不満なく見ていたのに、
今はもう考えられませんねぇ・・・。
ハードが新しくなれば、ソフトも。ソフトが新しくなればハードも。
それぞれに対応していくのって、お金もかかるし大変ですね。
ただ、常に新しいものがいいって訳じゃなく、使い勝手や応用が
自分の欲求するものと合致していなければ必要性もないので
私の場合は、新しいもの欲しい病と理性の戦いが頻繁に繰り
広げられる事によくなります(●´艸`)
by あい (2009-03-02 23:48) 

sig

ChinchikoPapaさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-02 23:56) 

sig

あいさん、こんばんは。
この「吊るし雛」は、新宿京王プラザホテルのロビー正面に飾ってあったのを、ちゃっかりスナップさせて頂きました。あはは。

地デジでハイビジョン画質の画面を体験したら、もう戻れませんね。
で、いつも感心するのは、あいさんは自分の考えをしっかり持っている人だということ。自分にとって本当に必要かどうかを選べる人だということ。とてもえらいと思う。

by sig (2009-03-03 00:05) 

sig

アヨアン・イゴカーさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 00:06) 

猫屋福助(株)

いつの時代もあることですが、佐々木の場合はCDからMD、そしてネット配信へと音楽関連の軌跡をたどりましたね・・・。
互換性はユーザにとって重大です。
ちなみにウィンドウズの傲慢さに辟易としている今日この頃(今更か)。
そして、デジイチを購入しようとしているものとしてはカメラのマウントも同じ種類の話ですか・・。
オリンパスかペンタックス、迷いどころです・・・。
by 猫屋福助(株) (2009-03-03 07:13) 

sig

猫屋福助㈱さん、こんにちは。いつも大笑いさせていただいております。

私の場合はその前に、6ミリオープンリールテープ~カセットテープ~からですよ(笑)。
ウィンドウズはまだXPですが、SP3とIE7の調子が悪くて毎日困っています。外したり組み込み直したりしているから、どんどん悪くなってきました(苦笑)。
カメラはデジカメで間に合わせていますからデジイチのことは知らないのですが、オリンとペンではマウントが違うのですか。
by sig (2009-03-03 09:55) 

sig

甘党大王さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 11:50) 

sig

leoさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 15:47) 

sig

プリンさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 15:49) 

Ja-Kou66

館長!「エルモ」って
デザインがかわいらしいですね(重そうだけど…)。
一番上の画像の「つるし雛(ですよね?)」、見事ですね!
by Ja-Kou66 (2009-03-03 16:54) 

sig

Ja-Kou66さん、こんばんは。
エルもは日本における小型映画の草分け的企業なんです。
戦前から16ミリ映画に関わっていたので、8ミリもカメラ、映写機共に優秀でした。このカメラなどはセミプロ級で長時間撮影できるので、TVニュースの現場で使われたりもしたと思います。カメラ上部のフィルムマガジンが、いかにも撮影機という感じで、欲しかったものです。
by sig (2009-03-03 19:18) 

sig

キュー太郎さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 19:48) 

kemm

技術革新の功罪はたしかにありますか
これも自然界の摂理の様に
優勝劣敗で進化を遂げて来ているのですね。
それにしても、この博物館も館長も凄いものですね・・。
何時も感心させられています。

by kemm (2009-03-03 21:30) 

sig

kemmさん、こんばんは。
ほんとに、弱肉強食の掟のようなものを感じますよね。
こんな話は氷山の一角で、今日もどこかの企業が頭を悩ましているのではないでしょうか。
できるだけメカだけに偏らないように書くつもりではおりますが、どうしても堅い話になってしまいます。
こんなマニアックな博物館でも、kemmさんのように評価していただくとうれしいです。ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 22:21) 

sig

yannさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 23:02) 

sig

shinさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-03 23:03) 

みかっち

進化がすごいですね!
それにしても.....扇さん、可愛い....(笑)
こういうタイプのビデオは、うちの父の手に出来るものでもなかったし、
記憶にあるのはテープレコーダーくらいですが、
私は、家庭用ビデオデッキが、ベータからVHSに切り替わるまさにそのとき、
某電気メーカーで製造にかかわっておりましたので、
新機種の研修で東京の工場まで行った記憶があります。
あの頃より今は、何倍ものスピードで今が昔になっていってますね!
心の老化だけはストップしてたいもんですっ☆
by みかっち (2009-03-03 23:59) 

sig

こんばんは、みかっちさん。
「こういうタイプのビデオは、」じゃなくて「8ミリ映画」ね。(うっかりでしょ)
ここに書いた「シングル8」(フィルムにアナログ記録)のあと、ビデオ(テープにアナログ記録)の時代になります。(みかっちさんの時代です)
そのテープも途中から「8ミリビデオ」(アナログ記録)に変わります。
そしてその次が、テープに撮るのですが記録はデジタル方式の「DV」になって、最近はテープ以外のメモリカードやHDD、ブルーレイディスクなどに記録するようになりました。
ややこし・・・ああ、しんど!(いつから大阪人?)W
いつもコメントありがとう。ご多忙なのに。
みかっちさんは「廊下ストップ」。走らずに上手にすり抜けて元気でやってくと思いますよ。


by sig (2009-03-04 02:53) 

furukaba

メディアの世界もどこまで進化し続けるのか 只々静観する昨今です。


by furukaba (2009-03-04 11:06) 

sig

やまがたんさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-04 13:26) 

sig

furukabaさん、こんにちは。
まったくその通りですね。
その代わり「買いそびれてしまった」ということがなくなったようです。
ちょっと待てば新しいものが買えますからね。
by sig (2009-03-04 13:30) 

sig

mitsuさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-04 13:56) 

puripuri

CM、憶えています。あっ ! と驚くコマーシャルでしたね。
ダブル8は、長い事使われていたのですね。
企業も新しい物を作り出さなくてはならない苦労がありますが、買うほうも大変ですよ。 
S59年にビデオカメラを買ったのですが、今では押入れの中で眠っています。
当時はカメラ担いでビデオデッキを肩に下げて、撮影も大変でした(私はしません)
by puripuri (2009-03-04 17:42) 

Nyandam

こんばんは。
当初カメラは簡単には扱えない難しいものだったのですね。
父が昔持っていたものも大層重くて操作が難しそうでした。
今でもそうですが、新しく出た簡単に使えるものは品質が悪かったりして技術のある者には物足りないものですね。
だんだん受け入れていくうちに品質も上がって行くんですけど・・
by Nyandam (2009-03-04 21:35) 

OMOOMO

機械のことはとんとわかりません。
扇千景もかわいい時があったのですね。
今の姿からは想像できませんが。。。
吊るし雛かわいいです。
by OMOOMO (2009-03-04 23:38) 

corrado

8mmフィルムの進化も激しかったようですね。
最近ではフルHDを録画するためには
恐ろしく大容量のハードディスクが必要です。
記録用のメディアにはブルーレイに決まりました。
ただし、あまりも普及しないブルーレイ。
フルHDはPCで編集するには大き過ぎるデーターです。
これからもメディアの迷走が続きそうですね。
by corrado (2009-03-05 00:14) 

sig

puripuriさん、こんばんは。
ビデオにしても本当にどんどん新しい機種が出ますから、追いつきませんね。
puripuriさんちのビデオテープの劣化は大丈夫ですか。カビが出ないうちにパソコンを使ってデジタルのデータにしておくことをお勧めしますが、そのテープを再生するためにビデオカメラ(あるいはデッキ)が動く必要がありますからね。お手入れは大丈夫でしょうか。
by sig (2009-03-05 00:22) 

sig

Nyandamさん、こんばんは。
カメラは昔は高価なものでしたから、誰でも使えるものではなかったのです。それでも使いたいという人が買うのですから、ちゃちなものではなかったですね。
おっしゃるとおり、今は誰でも使えるように作りますから、そういった機種はそれなりのものですね。腕が上がるに連れていいものに買い換えていくか、あるいは、打ち込む気があれば最初から高級機を買うか、どっちかでしょうね。
by sig (2009-03-05 00:28) 

sig

OMOOMOさん、こんばんは。
難しそうなことにお付き合いいただき、ありがとうございます。
このカテゴリーだけはメカの説明が多いので面白くないと思います。
他のカテゴリーは柔らかい記事ですので、これからもどうぞよろしく。
by sig (2009-03-05 00:31) 

sig

corradoさん、こんばんは。
corradoさんもビデオをおやりですか。詳しいですね。
フルHDのビデオ編集は、かなり高性能パソコンの価格がこなれてきて、ようやくこれから、といったところでしょうか。でも、編集ソフトを含めると30万以上。HDDの容量を増やせばまた2~3万ですね。私は自作ビデオの編集と衛星放送のHD録画も含めてHDD容量は内臓、外付けをあわせて2TBにしてあります。

by sig (2009-03-05 00:42) 

sig

ヨタ8さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:08) 

sig

月夜さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 21:13) 

kazz

私は音楽業界に身を置いているんですが、音源一つにしても
オープンリール、8トラ、アナログレコード、カセットテープ、CD、MD、DAT、ADAT、MP3、ダウンロードと(順序がおかしい?)めまぐるしいですね。
CDも売れなくなって、もっぱらiTunesなどのダウンロードが有力。
再生側も規格がどんどん変わってそのたび買い足すのも大変。
映像側もそうですから、ついていけません(^^;

ちなみにうちのTVは未だにアナログのブラウン管、VHSで録画。
DVDは録画できずプレイヤーです(^^;
by kazz (2009-03-08 02:50) 

sig

kazzさん、こんにちは。
音楽関係・・・すてきですね。音響と映像は相関関係にありますから、技術革新は並行して進んできましたね。
映像もフィルムからテープへ、今はメモリ(SD、カード)、HDD、ディスク(DVD、ブルーレイ)です。で、音声はオープンリールに始まり、CD、MD、MP3などでやってきています。著作権の問題がありますからiTunesなどのダウンロードは行いません。著作権フリーの特殊な(編集ソフトを使わないと聞けない)CDを米国から購入して使用しています。
サウンドの専門家のTVや録画がアナログというのは面白いですね。映像の場合はそうは行かないのが経済的に厳しいですね。
by sig (2009-03-08 11:18) 

sig

whitesoxさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-27 13:55) 

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