似て非なる「スーパー8」と「シングル8」 [小型映画ミニミニ博物館]
小型映画ミニミニ博物館-11
似て非なる「スーパー8」と「シングル8」
同じ8ミリフィルムなのに、大ちがい。
●春の兆し
こんにちは。ようこそ。「昭和館」館長兼「小型映画ミニミニ博物館」キュレーター(学芸員)のsigです。最近、ハイビジョンビデオカメラが出揃って、選びやすくなりましたね。価格もずいぶんこなれてきました。でも、色々あって目移りしそう…。そういう方はぜひこの話を聞いてください。
●「ダブル8」から新規格へ。その共通点は?
前回はレギュラーエイト、またの名を「ダブル8」と呼ばれた旧タイプと、1965(S40)年春に新しく生まれた「スーパー8、シングル8」のフィルムの違いについてお話しました。
今回は新しく生まれたもの同士、「スーパー」と「シングル」のちがいについてお話しようと思います。え、同じ8ミリでどこが違うかって? そこなんですよ。海外ではコダックが「スーパー8」を、日本では富士フイルムが「シングル8」のリーダーシップをとって1965(S40)年にスタートラインに立った両者ですが、フィルムのベーシックな規格こそ共通なのですが、システムが全く異なっていたのです。
●「スーパー8」と「シングル8」、どうちがう?
では、どこがどうちがったのか。写真を見れば一目瞭然。
左はコダックの「スーパー8」。右は富士の「シングル8」。両方ともマガジン方式なのですが、形も大きさもちがいます。一目見ただけで互換性がないことがお分かりでしょう。細かく言うとコダックのフィルムベースは従来からのアセテート。富士はマガジンを小型にするためにポリエステルにして、ベースも薄くしてあります。
共通しているところ……それは、8ミリというフィルムの幅、パーフォレーション(フィルム送り穴)の位置・間隔・大きさ、画面1コマの大きさ、撮影速度は1秒18コマ、フィルム1本の長さは50フィート(15m)というところ。……つまり、同じ映写機で上映できるという最小限の約束事は守られました。とはいえ、あとは全く異なっていたのです。それは両社の開発ポリシーそのものが違っていたからでした。
●コダックと富士の差別化戦略とは
まずコダックの考え方です。映画のフィルムはそもそも19世紀の終わり、1889年(M22)にコダックが発明したものです。歴史があります。誇りがあります。「青はより青く、赤はより赤く」ひときわ鮮やかなカラー発色。コダックはすでに、コマーシャルフォト業界においても国際的に定評を得ていました。実際、広告業界ではコダックを使わないカメラマンはプロじゃない、と見られるほどほとんどのカメラマンがコダックを使っていました。
そんな中で、8ミリ映画もカラーの時代を迎えていました。「アマチュアもこれからはカラーの時代。コダックは自信を持ってカラーで勝負するぞ!」。その1点に絞ればカメラに難しい機構は不要。誰でも手軽にホームムービーの楽しさが味わえることを徹底的に訴えて底辺拡大を図ろう…。それが米国流の割り切り方だったと思います。
●スーパー8方式カメラ「キヤノン514XL」のマガジンルーム
上部の単三乾電池2本でフィルム駆動、ズーム、露出計を作動させる
それに対して富士フイルム側はどうか。これは推測ですが、今でこそ富士フィルムの映画フィルムはコダックと対等に海外でもたくさん使われていますが、当時の富士カラーの発色は私のような素人目にも、コダックのエクタクロームなどと比べたらかなり見劣りがしました。
コダックの眼が覚めるような鮮やかな色調に比べて、富士は青みどりがかった発色で、見るからに陰鬱。これを「コダックは油絵調、富士は水彩画調」なんてひいき目に言う人もありました。実際、ドイツのアグファカラーはくすんだ茶系で「泰西名画の色調」と言われていました。ソ連製に至っては色むらが歴然としていました。
富士はおそらくカラーの品質以外でコダックと勝負せざるを得なかったと思います。そして目指した方向。それは初心者取り込みの戦略商品として「マガジン、ポン!」のラインを充実させながら、一方でコダックの「スーパー8」にできない「シングル8」ならではの機構の開発を急いだのではないかと思います。
●「撮って見るだけ」と「映像で表現する」のちがい
富士フィルムのそうした考えを如実に物語っているのが「シングル8」のマガジンです。上にフィルムの供給軸、下に巻取軸の一方通行。ですからマガジンの幅は10ミリほどです。この機構ならいったん撮影したフィルムを巻き戻すことができるんです。
ということは、映画のテクニックとしてポピュラーなオーヴァーラップ(前のカットが消えながら次のカットが現れる)、ダブルエクスポージュア(多重露光)が可能になるのです。そうしたテクニックが使えるとなればトリック撮影もできるし、より映画らしい表現も可能になります。そうすれば将来的にマニアックなユーザーも取り込めるし、「スーパー8」との大きな差別化につながるにちがいない。Simple is Best.といったところでしょうか。また富士フイルムでは優秀なレンズの開発が進んでいました。これもコダックとの開発競争に有利に働く要因になりました。
●シングル8のマガジン 左/モノクローム 右/カラー
一方、「スーパー8」のマガジンの軸は真ん中にひとつ。これは実は片側に未露光のフィルムが巻かれていて、撮影後はもう片側に巻き取られていくという2段重ねの仕組みなのです。だからマガジンの厚みが20ミリほどになっています。一見Simpleそうに見えますが、この機構ではフィルムは巻き戻せません。ここが実は「シングル8」と「スーパー8」の(初期における)決定的な違いなのです。
●左/「スーパー8」のマガジンの軸は1個 巻き戻し不可
右/「シングル8」は上下に2個 巻き戻し可能
コダックの「スーパー8」はどちらかというと「きれいに撮れたものをそのまま見て楽しむ」ことを重視しました。その方が客層が圧倒的に広いのです。ところが富士の「シングル8」は、あえて「映像で表現する楽しみ」を求めるクリエイティブな少数派にも重きを置きました。そこが、映像表現を目指そうとするマニアックな人たちから、大きな支持を得たのです。
●「自分は何をしたいのか」でカメラを選ぶ
前回、「スーパー8、シングル8」が登場したときに、私はそれを冷ややかに見つめたまま古い「ダブル8」のカメラを回し続けていたことをお話しました。8ミリ映画の規格が変わったことは歴然とした事実です。いずれはどちらかを選ばなければなりません。コダクロームの鮮やかさには惹かれました。けれども最終的に選択したのは富士フイルムの「シングル8」でした。私の場合は色彩の美しさを捨てて、いろいろな表現ができる方式として「シングル8」を選び、その旗手である富士フイルムのカメラを選んだのです。
現在話題になっているハイビジョン・ビデオカメラにも同じことが言えます。「きれいに撮れたものをそのまま見て楽しむ」のであれば、どのカメラでも十分な性能を備えています。ところが「映像で表現する楽しみ」を充足させるとなると、それなりの機構を備えたカメラが必要となります。また大抵「編集」という作業が関わってきますから、パソコンと編集ソフトの兼ね合いからもカメラを選択する必要が出てきます。もしビデオに興味がおありなら、自分がどちらなのかを考えれば、おのずと選択する機種が見えてくると思います。
※オーヴァーラップ(ディゾルヴ)は、8ミリ映画の場合、カメラ側に「フィルム巻き戻し機構」と絞りの「絞り切り機構」を備えていることが条件です。ビデオでは編集ソフトを使って簡単に行えます。
●スーパー8サイレントカメラ「キヤノン514XL」
■スーパー8(サイレント)機の一例
名 称 キヤノン514XL
メーカー キヤノン
発売年度 1975年10月
形 式 スーパー8マガジン使用(フィルム長50ft)撮影時間3分
レンズ CANON ZOOM LENS C 8 1:1.4 9~45mm(5倍)
マクロ撮影可
露出計 EE方式
駆動方式 電動式 単三電池2本使用
コマ速度 9コマ 18コマ 1コマ
音 声 サイレント
フィルム感度 ASA25 50 100 200 オートセット
重 量 電池とも650g
●「キヤノン514XL」
左上/電動5倍ズームレンズとマクロボタン 右上/ズームレバー
左下/フィルムゲージ 50ft表示
右下/1コマ撮影ダイヤルとセルフタイマー
似て非なる「スーパー8」と「シングル8」
同じ8ミリフィルムなのに、大ちがい。
●春の兆し
こんにちは。ようこそ。「昭和館」館長兼「小型映画ミニミニ博物館」キュレーター(学芸員)のsigです。最近、ハイビジョンビデオカメラが出揃って、選びやすくなりましたね。価格もずいぶんこなれてきました。でも、色々あって目移りしそう…。そういう方はぜひこの話を聞いてください。
●「ダブル8」から新規格へ。その共通点は?
前回はレギュラーエイト、またの名を「ダブル8」と呼ばれた旧タイプと、1965(S40)年春に新しく生まれた「スーパー8、シングル8」のフィルムの違いについてお話しました。
今回は新しく生まれたもの同士、「スーパー」と「シングル」のちがいについてお話しようと思います。え、同じ8ミリでどこが違うかって? そこなんですよ。海外ではコダックが「スーパー8」を、日本では富士フイルムが「シングル8」のリーダーシップをとって1965(S40)年にスタートラインに立った両者ですが、フィルムのベーシックな規格こそ共通なのですが、システムが全く異なっていたのです。
●「スーパー8」と「シングル8」、どうちがう?
では、どこがどうちがったのか。写真を見れば一目瞭然。
左はコダックの「スーパー8」。右は富士の「シングル8」。両方ともマガジン方式なのですが、形も大きさもちがいます。一目見ただけで互換性がないことがお分かりでしょう。細かく言うとコダックのフィルムベースは従来からのアセテート。富士はマガジンを小型にするためにポリエステルにして、ベースも薄くしてあります。
共通しているところ……それは、8ミリというフィルムの幅、パーフォレーション(フィルム送り穴)の位置・間隔・大きさ、画面1コマの大きさ、撮影速度は1秒18コマ、フィルム1本の長さは50フィート(15m)というところ。……つまり、同じ映写機で上映できるという最小限の約束事は守られました。とはいえ、あとは全く異なっていたのです。それは両社の開発ポリシーそのものが違っていたからでした。
●コダックと富士の差別化戦略とは
まずコダックの考え方です。映画のフィルムはそもそも19世紀の終わり、1889年(M22)にコダックが発明したものです。歴史があります。誇りがあります。「青はより青く、赤はより赤く」ひときわ鮮やかなカラー発色。コダックはすでに、コマーシャルフォト業界においても国際的に定評を得ていました。実際、広告業界ではコダックを使わないカメラマンはプロじゃない、と見られるほどほとんどのカメラマンがコダックを使っていました。
そんな中で、8ミリ映画もカラーの時代を迎えていました。「アマチュアもこれからはカラーの時代。コダックは自信を持ってカラーで勝負するぞ!」。その1点に絞ればカメラに難しい機構は不要。誰でも手軽にホームムービーの楽しさが味わえることを徹底的に訴えて底辺拡大を図ろう…。それが米国流の割り切り方だったと思います。
●スーパー8方式カメラ「キヤノン514XL」のマガジンルーム
上部の単三乾電池2本でフィルム駆動、ズーム、露出計を作動させる
それに対して富士フイルム側はどうか。これは推測ですが、今でこそ富士フィルムの映画フィルムはコダックと対等に海外でもたくさん使われていますが、当時の富士カラーの発色は私のような素人目にも、コダックのエクタクロームなどと比べたらかなり見劣りがしました。
コダックの眼が覚めるような鮮やかな色調に比べて、富士は青みどりがかった発色で、見るからに陰鬱。これを「コダックは油絵調、富士は水彩画調」なんてひいき目に言う人もありました。実際、ドイツのアグファカラーはくすんだ茶系で「泰西名画の色調」と言われていました。ソ連製に至っては色むらが歴然としていました。
富士はおそらくカラーの品質以外でコダックと勝負せざるを得なかったと思います。そして目指した方向。それは初心者取り込みの戦略商品として「マガジン、ポン!」のラインを充実させながら、一方でコダックの「スーパー8」にできない「シングル8」ならではの機構の開発を急いだのではないかと思います。
●「撮って見るだけ」と「映像で表現する」のちがい
富士フィルムのそうした考えを如実に物語っているのが「シングル8」のマガジンです。上にフィルムの供給軸、下に巻取軸の一方通行。ですからマガジンの幅は10ミリほどです。この機構ならいったん撮影したフィルムを巻き戻すことができるんです。
ということは、映画のテクニックとしてポピュラーなオーヴァーラップ(前のカットが消えながら次のカットが現れる)、ダブルエクスポージュア(多重露光)が可能になるのです。そうしたテクニックが使えるとなればトリック撮影もできるし、より映画らしい表現も可能になります。そうすれば将来的にマニアックなユーザーも取り込めるし、「スーパー8」との大きな差別化につながるにちがいない。Simple is Best.といったところでしょうか。また富士フイルムでは優秀なレンズの開発が進んでいました。これもコダックとの開発競争に有利に働く要因になりました。
●シングル8のマガジン 左/モノクローム 右/カラー
一方、「スーパー8」のマガジンの軸は真ん中にひとつ。これは実は片側に未露光のフィルムが巻かれていて、撮影後はもう片側に巻き取られていくという2段重ねの仕組みなのです。だからマガジンの厚みが20ミリほどになっています。一見Simpleそうに見えますが、この機構ではフィルムは巻き戻せません。ここが実は「シングル8」と「スーパー8」の(初期における)決定的な違いなのです。
●左/「スーパー8」のマガジンの軸は1個 巻き戻し不可
右/「シングル8」は上下に2個 巻き戻し可能
コダックの「スーパー8」はどちらかというと「きれいに撮れたものをそのまま見て楽しむ」ことを重視しました。その方が客層が圧倒的に広いのです。ところが富士の「シングル8」は、あえて「映像で表現する楽しみ」を求めるクリエイティブな少数派にも重きを置きました。そこが、映像表現を目指そうとするマニアックな人たちから、大きな支持を得たのです。
●「自分は何をしたいのか」でカメラを選ぶ
前回、「スーパー8、シングル8」が登場したときに、私はそれを冷ややかに見つめたまま古い「ダブル8」のカメラを回し続けていたことをお話しました。8ミリ映画の規格が変わったことは歴然とした事実です。いずれはどちらかを選ばなければなりません。コダクロームの鮮やかさには惹かれました。けれども最終的に選択したのは富士フイルムの「シングル8」でした。私の場合は色彩の美しさを捨てて、いろいろな表現ができる方式として「シングル8」を選び、その旗手である富士フイルムのカメラを選んだのです。
現在話題になっているハイビジョン・ビデオカメラにも同じことが言えます。「きれいに撮れたものをそのまま見て楽しむ」のであれば、どのカメラでも十分な性能を備えています。ところが「映像で表現する楽しみ」を充足させるとなると、それなりの機構を備えたカメラが必要となります。また大抵「編集」という作業が関わってきますから、パソコンと編集ソフトの兼ね合いからもカメラを選択する必要が出てきます。もしビデオに興味がおありなら、自分がどちらなのかを考えれば、おのずと選択する機種が見えてくると思います。
※オーヴァーラップ(ディゾルヴ)は、8ミリ映画の場合、カメラ側に「フィルム巻き戻し機構」と絞りの「絞り切り機構」を備えていることが条件です。ビデオでは編集ソフトを使って簡単に行えます。
●スーパー8サイレントカメラ「キヤノン514XL」
■スーパー8(サイレント)機の一例
名 称 キヤノン514XL
メーカー キヤノン
発売年度 1975年10月
形 式 スーパー8マガジン使用(フィルム長50ft)撮影時間3分
レンズ CANON ZOOM LENS C 8 1:1.4 9~45mm(5倍)
マクロ撮影可
露出計 EE方式
駆動方式 電動式 単三電池2本使用
コマ速度 9コマ 18コマ 1コマ
音 声 サイレント
フィルム感度 ASA25 50 100 200 オートセット
重 量 電池とも650g
●「キヤノン514XL」
左上/電動5倍ズームレンズとマクロボタン 右上/ズームレバー
左下/フィルムゲージ 50ft表示
右下/1コマ撮影ダイヤルとセルフタイマー
似てるけど、そんな違いがあるんですね!!
面白いです。
by とも (2009-03-05 00:30)
うーん 奥が深いんですね.....
開発の方向性の決断、両社ともたいへんな覚悟だったのでしょうね。
今見てもカッコイイ外観です! 開発者の自信が表れているようです!
by みかっち (2009-03-05 00:46)
ともさん、こんばんは。
スチルカメラのこういった話はあまり詳しくないのですが、ムービー命でしたから、8ミリ映画については業界の色々な動向が気になっていました。
とにかくユーザーにとっては、メーカーがどれだけ考えてくれているかがとても大事な問題ですよね。
by sig (2009-03-05 00:59)
みかっちさん、はや~い!
企業の開発競争はドラマチックですよね。この「スーパー」と「シングル」の競合はいい例だと思います。でも、こんな堅い話、カメラをおやりだから分かっていただけるんだと思います。
このカテゴリーはメカの話で硬いのですが、他のカテゴリーは やわらかく を心がけております。(笑)
by sig (2009-03-05 01:08)
水仙がたくさん咲いててかわいいですね♪
足りない技術を何で補うのか、また何を重視するのか。
開発者さんは本当に大変ですねヾ(;´▽`A``
ビデオ欲しいので、電気屋さんに行くと必ずコーナーに
行くのですが、単純に撮って見るだけで画質もそんなに
こだわらなければ、すぐにでも買えるような金額で売って
ますよね。でも買うならやはり画質はいいものが欲しい
と思ってて、やはり編集機能もこだわりたいものだから
何だかんだで最新のコーナーを最初に見て、最後にまた
戻ってくると言うパターンです。
手が出なくて、いつもうらめしく見て帰るだけになってしま
ってます(ノ∇≦*)
by あい (2009-03-05 02:56)
あいさん、こんにちは。
スイセンはお隣に咲いてるものです。くふっ。
難しい記事を読んでくださってありがとう。今のビデオカメラはどのカメラも撮ってすぐテレビにつなげば見られますね。
編集のレベルも色々あって、カットを入れ替える程度ならカメラでもできます。でも、多分あいさんは、タイトル付けたり、スーパー入れたり、音楽ももちろん、ナレーションも入れたりしたくなっちゃうんじゃないかな。
そのレベルの編集はパソコンソフトを使うことになります。一般的にはパソコンに搭載されているムービーメーカーとかですね。本格的にやるならいくらでも上があります。
いずれにしてもカメラはハイビジョンがお勧め。自分としてはメモリー、SDカードに記録するのが好きです。
by sig (2009-03-05 07:31)
スーパー8の巻き取り軸のみの一方通行
昔はカーステレオのスタンダード、8トラを思い出します。
やはり、アメリカの標準カセット方式って、この方法なんですかね?
そう言えば、フィリップスが主導権を執ったCカセットも2軸方法
ヨーロッパとアメリカの文化的相違があるんですね(^^)
やはり日本は、以前から欧州志向ってことですね。
by kontenten (2009-03-05 08:59)
kontentenさん、こんにちは。
昔、カーステレオのテープ、ありましたありました。そうでしたね。
日本は欧州嗜好なのかもしれませんね。
上の記事には長くなるので書きませんでしたが、「シングル8」と「スーパー8」では、マガジンを装填する側が反対なんです。上のスーパー8カメラはレンズを右に向けてフィルムを装填しますが、シングル8はレンズを左に向けて装填します。おかしいですね。
by sig (2009-03-05 15:59)
sigさん こんばんは
それぞれのメーカーの作り方 売り方が面白いですね
今のビデオにしても使う方の目的を持たないとダメですね
とても参考になりました ありがとうございます
by いぬ (2009-03-05 20:08)
こういう開発途中の競争には、相当の先見性が必要になります。
ビデオのベータとVHSでは後者が勝者となってしまいましたが、ビデオを殆ど必要としない私ではありましたが、ベータの方が特に狭い日本には向いていると考えていました。私は、機械に関しては、基本的には、何でも小さい方が優れているだろうと私は思っています。
by アヨアン・イゴカー (2009-03-06 00:29)
takemoviesさん、さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:09)
amiさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:10)
漢さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:10)
xml_xslさん、さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:11)
shinさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:11)
gyaroさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:12)
プリンさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:12)
いぬさん、こんにちは。
この事例は、まだ外国企業との競合が少なかった時代における、アメリカ的考え方と日本的考え方の違いだったと思うのです。国際社会が成熟した現代ではまさに昔話。でもまあ、本質的なところでは日本スピリットは残してもらいたいと思いますけど。
コメントありがとうございました。
by sig (2009-03-06 10:18)
八犬伝さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:18)
アヨアン・イゴカーさん、こんにちは。
極論ですが商品の市場における競合力は、ひとつは大衆性か専門性かではないかと思います。ターゲットを一般大衆(メジャー)とするか、マニアックな少数派(マイナー)とするかのベクトルのさじ加減だと思います。
もうひとつは自社の販売ルートです。大衆性を売りにする企業は広く、専門性を売りにする企業は必然的にそれより狭くなりがちです
ソニーβと松下VHSの競合では、業界の目では技術的にはβの評価が高かったと思いますが、販売網の規模においてVHSに負けてしまいました。
ソニーはどちらかというとマニアックな少数派を対象に商品開発をしていましたから、販売ルートも狭かった。方や松下は一般大衆を相手に全国的な販売網を確立していました。やはりそのあたりかなあ、と思います。
こういった経験をもとにして、最近はソニーも大衆向け製品開発に精を出すようになったのではないかと思います。
ちなみにβとVHSでは私はβを選んだ負け組です。
また、技術立国を売りに軽薄短小の優秀な製品開発を進めてきた日本の方針は間違っていないと思います。最近低迷気味のその方針を、今後は加速させなければいけませんね。
by sig (2009-03-06 10:58)
ヨタ8さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 10:58)
色々と参考になりました、私の、ハイビジョンはテープと
HDD方式を持っています。画質はテープ録画方式が問題なく
綺麗ですよね。私はお弟子の舞踊の稽古用に使いますので
編集はあまり必要がないのです。再生はブルーレイを使ってます。
by 吉之輔 (2009-03-06 13:32)
吉之輔さん、こんにちは。
お仕事柄、ビデオは早くからお使いになっていたことと思います。
今はステージの様子を最新のハイビジョンで撮影していただけて、ブルーレイディスクで見せてもらえるお弟子さんはしあわせです。
お弟子さんのお宅にみんなブルーレイディスクが備わっていればいいんですけれどね。
by sig (2009-03-06 13:57)
やまがたんさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 16:41)
sigさんこんばんは!
参考になりました。
((ヾ(。・ω・)ノ☆゚+.ァリガトゥございます。
DVDに入れた方が良いですよ(o^-')b
by チョコシナモン (2009-03-06 18:38)
月夜さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 21:21)
leoさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 21:21)
チョコシナモンさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 21:23)
ChinchikoPapaさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-06 21:23)
確かに私の学生の頃は、コダックの方がよかったですね。
モノクロはトライx、カラーはコダクロームを使ってました。
by yann (2009-03-06 22:22)
yannさん、こんばんは。
トライXは独特の諧調が得られるので人気がありましたね。
カラースライドもやりましたが、コダクローム、エクタクロームの鮮やかさは格別でしたね。
コメントありがとうございました。
by sig (2009-03-07 00:15)
うにさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-07 00:16)
猫屋福助㈱さん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-07 09:23)
花火師さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-07 18:56)
随分違ってたんですね。
一見技術点VS芸術点 という感じですが、表現によって色彩だけでは表せない芸術性を演出できればそのほうがすごいのかな??
by BlackTiger (2009-03-07 20:34)
いやあ、機械の事はわかりません。
水仙、心なごみます。
by OMOOMO (2009-03-07 20:41)
rebeccaさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-07 21:28)
BlackTigerさん、こんばんは。
「技術(ハード)」と「芸術(表現・ソフト)」とは基本的には一体をなすものだと思います。すばらしい絵画はそれなりに高級な画材で描かれているのではないでしょうか。もちろんそうとは言い切れないものがあるとしても、この当時のフジカラーの発色は表現以前のものでした。とに角青カブリがひどく、その色調を上手に表現に使ったとしても、その範囲は狭かったと思います。今はご承知の通りすばらしい発色ですよ。
by sig (2009-03-07 21:40)
OMOOMOさん、こんばんは。
難しい話が続いて、ごめんなさい。
せめて、お隣りのきれいなスイセンでご勘弁を(笑)。
by sig (2009-03-07 21:42)
furukabaさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-07 23:11)
kazzさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-08 11:19)
ごんちゃんさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-08 14:09)
ムービーの楽しみは写真とはまた違って、とても楽しいものですね。
この頃の技術革新も目まぐるしかったものと・・・
by 路渡カッパ (2009-03-08 21:29)
路渡カッパさん、こんばんは。
そうですね。「ムービー」の母は「写真」ですから、親戚以上に近いのですよね。
この頃はこの頃なりに各社とも技術革新にしのぎを削っていました。それは結構なのですが、ユーザーが追いつけない不幸は昔も今も変わりません。(笑)
by sig (2009-03-08 23:30)
Ja-Kou66さん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-09 00:14)
kemmさん、こんばんは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-16 00:17)
whitesoxさん、こんにちは。ご来館ありがとうございます。
by sig (2009-03-27 12:39)